この巨大な顔が様々に表情を変える。



福岡市博物館からまず博多座を見に行く。



千尋役は今回は5人が交替する。



橋本環奈さんかな?



どなたでしょう❓



博多座では千穐楽。

ロンドンに行くらしい。


開演は15時かと思ったら17時だった。

時間を潰さねば。



まだお昼を食べてない。

地下鉄駅そばの鮨屋がまだ営業していた。



よくわからない時は特選をば。



こちらを頼む方もいました。



喉が渇いていたのかジンジャーエールが凄くおいしい。



「できるだけ地元の肴を」

そう頼んでいた。

説明を受けたが覚えきれない。


この価格帯のお寿司としては上々だと思えた。

繁華な場所にある店にしては良心的だ。


地元の方らしき方たちは、思い思いに注文している。



珍しいネタのトビウオを追加。


食感が面白いな。



ご馳走様でした。

まだまだ時間がある。


博多座そばのコーヒー店に入る。



ボクにしては珍しくアイスコーヒー。

だがおいしくない上に長居もできなさそうな店でした。

こんな時はと。



高級ホテルへ。

ちょっと(かなり)高いが長く居られるしサービスは良いし。



ケーキセットにした。



珈琲は美味しい。



ケーキは飛び抜けて美味しい❗️



ホテルオークラさん。



お代わりができるのも良いね。



博多座に舞い戻り。



上白石萌音さんの主演で。



ポスターが並ぶ。



終演20時10分❗️

想定より10分長い。


だが予約してある電車は考えないことにしよう。



座席にはミルキーが置いてあった。

2階席だけど2列目だから良しとしよう。



物販に皆さん並ばれます。




でもプログラム以外はいらない。

(萌音さんのクリアファイル完売)



館内撮影は厳しく禁じられている。

なんか知らないが歌舞伎のミニ人形が並んでいる。



フォトスポットなんだそうです。


さて舞台が始まる。



釜爺はさらに手が伸びます。



春日さまも印象的に現れる。



でも湯婆婆の巨大化が凄い❗️



ハクも見事に空を飛ぶ。


大道具小道具。

パペットの見事さに驚かされる。


ほとんどが人の力によるもの。

カエルやススワタリを操るひとは見えても見ない。

ってことは文楽からの学びだろうか。



観ている時は操作は見ない。

基本的に中央円形の舞台が回転することで場面が変わる。

少し役者が移動を誤ると大ケガするかもしれない。

裏方と役者たちが呼吸を合わせている。

小道具や大道具。

照明と音楽、音響。

そんなスタッフたちとキャストが全力を尽くす総合芸術としての舞台だ。


お話は映画の通り。

父親の暴走から始まり、葉っぱの積もったクルマに乗って帰る。


巨大な悪である敵を倒すという物語ではない。

千尋の成長の物語なのだから。


舞台演出として見事だと思われた。

役者一人ひとりに拍手があり、上白石萌音さんが挨拶を述べる。

(少女の役はやはり萌音さんが似合う)


キャストが勢揃いして後ろに拍手を送る。

照明が変わると舞台2階の背後に楽団が演奏していた❗️

音楽はすべて生演奏だったのか⁉️


そうしてカーテンコールの頃には客席全員が立っていた。


ここでお隣りのお姉様方に挨拶して。

(少し話していた。ロンドンにも行くそうな)

すみませんと言いながら客席を横切って出る。


(靴を踏んでしまったお兄さんごめんなさい)


「ありがとうございました」という博多座スタッフの声を背にして誰もいないエスカレーターを降りる。

地下鉄に飛び乗る。

博多駅で佐世保行き電車に乗り込む。


セーフ❗️

自由席はギュウギュウだった。

指定席を取っておいて良かった。


一時間を過ぎると客席はまばらになった。

終点の佐世保駅に電車は到着する。

もう夜は深い。




佐世保駅ですなあ。



今夜は駅近の寝るだけのホテルに泊まろう。

楽しかった舞台を思い浮かべながら。