朝ドラのモデルになった明治大学で「虎に翼」展が開催中。
むかしと違って立派なビルになったもんだ。
明治大学博物館に入ります。
受付窓口に「入場料はいくらですか❓」
そう聞いたら無料だと笑顔で答えられた。
(国立大学の学費を上げろという慶應大学学長は見習うように)
まずは朝ドラの紹介から。
こうやって登場人物が紹介されていたが、
ドラマから、つまり弁護士を目指す世界から様々な事情で去らねばならなかった女性たちが哀しい。
(朝鮮から来た崔さんはどうなったんだろう?)
猪爪家のあり方に沿うように美術セットが計算されている。
女子部の階段のステンドグラスには翼が描かれていた。
(と初めて知った)
女性法曹養成機関のパイオニア。
明治大学法学部と女子部。
猪爪寅子の着用衣装。
明律大学と記された看板。
わざわざ作製したのだろうね。
こうして見ると確かに翼があります。
こちらにも明律大学女子部の詳しい説明があった。
明治大学からのちょっと自慢げなごあいさつ。
主人公のモデルになった三渕嘉子さんの紹介。
父親がこの時代としてはとても優れた考え方を持っていた事が幸いした。
母親は実際に「嫁の貰い手がなくなる」と猛反対したと終わりの方に書かれている。
明治大学のあゆみをついでに宣伝してます。
女性弁護士誕生まで長い議論があったのがわかる。
何事も新しくする事には抵抗がある。
実際の女子部校舎。
みどりに覆われてますね。
横田学長は開校式で、
「男尊女卑の旧習を打破し、女子の人格を尊重し、その法律上、社会上の地位を改善して之を向上せしむる」
と述べている。
開校式を伝える明治大学学報。
その女子部の要覧。
女子部入学のしおり。
丁寧ですね。
1932年。
女子部卒業生の中から15名の法学部入学者が誕生する。
昭和13年女子部卒業生の答辞があった。
周囲への感謝が多いな。
字も綺麗です。
上のは初めて司法試験に合格した3人と片山哲との会談写真。
1939年とあるから片山哲は民主的として人気だったのかな?
1938年に3人が女性として初めて司法試験に合格する。
戦争の足音が聞こえる時代だ。
学生証なども展示されている。
新聞にも女性の合格は載ったようです。
でもなんで田中さんだけなんだろ?
こんな衣装を着てたんてすね。
刺繍は大変そう。
スタンプラリーのお知らせ。
ゆかりの場所が公開されてるのかな?
3人の日本初の女性弁護士の名前を探してみよう!
官報かな?
(見つけられなかった)
三淵嘉子さんの紹介。
鳥取市でも紹介があったようです。
朝ドラに詳しくは渋谷でもやってます。
女性差別に立ち向かう寅子。
だが差別はあらゆる局面に現れる。
だから社会の差別全体を描かざるを得ない。
そんな世界を描き出すドラマになって欲しいなあ。
では特別展示室を出まして。
名高いギロチンを観にゆこう⁉️