以前に来たことがあって隈なく観たのだけど、
薬師寺東塔だけは改修中で観られなかったのだ。
竈で堪能してからJR奈良駅へ。
そこからのバス停がわからなかったので案内所のお姉さんに聞く。
行程を告げると1日パスがお得だと。
(おかげで楽に回れた。
旅先では地元の方に聞くのが吉)
薬師寺前で下車。
見事な木造建築。
こういう佇まいでしたか。
「凍れる音楽」とフェノロサが言ったとか。
安定感はありますね。
こちらは西塔。
新しいので色彩があります。
♪
見上げてごらん
夜の星を
よくも千年の時を耐えたな。
千三百年と書いてあります。
「日本建築の至宝」とまで。
高さ34m以上。
西塔も撮っておこう。
西塔は1528年に兵火によって焼失。
よく東塔が残ったものだ。
金堂を観ておくか。
最後に東塔を振り返る。
薬師寺は初め藤原京で建てられたが、
平城京の現在地に移築。
(そんなことができるのか❓)
金堂の薬師如来像などは国宝。
写真は不可なので背後の説明を撮る。
「奈良がシルクロードの終点だった」と。
それは決して大袈裟な表現ではない。
薬師寺を出てバスを待つ。
(パスがあると楽ちん)
バスから降りて歩く。
流石は奈良❗️
PH(ペーハー)のスーパーがある。
リトマス試験紙などを販売する科学都市でしたか。
(ホントはなんだろう🤔)
おっ❗️
遣唐使船か❓
とても大きな広場だ。
平城宮跡。
だがこれを見ると朱雀門から奥が相当あるぞ⁉️
しかも平城京の中に薬師寺や法隆寺がある。
京都の中に神社仏閣が数多いように、
平城京の中に多くの寺があった訳か。
なるほど。
近年にできた朱雀門。
南大門ほどではないが大きい。
ここで観光案内をされているお兄さんがいた。
資料館や大極殿まで行ってほしいと仰る。
だがここから観ても相当に遠いぞ。
(近くに秀吉の弟、秀長の郡山城があったとも。
そこまでは行けないけど明治維新で破却されたと悔しそうに。今度大河になりますね)
朱雀門は平城宮の正門。
羅城門は平城京の玄関。
映画の「羅生門」は当て字だと力説された。
本当は羅城門(らじょうもん)だと。
映画は大好きだけど、
ここから4Km離れてるそうでとても行けない。
歩き始めてスマホの電池が10%を切った。
バッテリーをカバンから探すも見つからない❗️
泊まったホテルに電話すると忘れてあると言う。
(着払いで送ってもらうように頼む)
焦る💦
どうやって帰ろう❓
奈良駅までのバス🚌もわからんぞ。
(あらためてスマホ依存の怖さを知る)
だがしかし切れるまで歩いてみよう。
遠いなあ〜
ようやく着いたのは大極門。
大極殿はずっと向こうだあ❗️
やけくそで歩く。
今でも工事がされてるんだね。
まだ電池残ってるかな?
第一次大極殿。横から見て。
かつて天皇が執務したはず。
写真を省略しながら入る。
ここにおわしましたんかいな。
天皇皇后が来たらしい。いつのだ?
あえてあまりうまい歌をつくらないのが作法。
(ホントか❓)
先ほどのは高御座(たかみくら)か。
大正天皇の玉座を参考にしたそう。
特にお宝はないけど警備員は複数配置されている。
(この辺り焦りまくってます)
振り返る。
オススメされた資料館へ。
奈良文化財研究所平城宮跡資料館。
発掘されたお宝が多数置いてある。
急いで観て回る。
けっこう歩いた場所の模型図。
やんごとなき方々のお食事。
やんごとなき方々の碁盤。
やんごとなき…(しつこい)
寝室はベッドみたいだ。
ここからが本当のお宝だろう。
漢詩を書いたものや税の取り立ての木簡などが並ぶ。
紙の生産は始まっていた筈だが長く木簡が使われる。
濡れても平気だし、削れば新たに書ける。
漆塗りはもう始まっている。
木簡には年号も書かれていたり、帳簿にもなっているので貴重なのだ。
これゆっくり眺めていたいけど電池がなあ!
幾つかは断念して案内所のお姉さんに奈良駅までの行き方を聞く。
そうだな。
スマホ以前は誰かに道を聞き続けていたのだ。
(それはそれで面白かった。
時には間違って教わりもしたけれど)
遣唐使船に子どもたちが乗っている。
ボクが乗る時間はないか。
そうして奈良駅に着いて京都駅まで。
駅のそばのヨドバシに寄って予備としてのシンプルなモバイルバッテリーを購入。
ふう😮💨
ヱビスバーで落ち着く。
ついでに気になってた辻利さんのソフトを。
どれにするか悩む😕
あずきの入ったのが素晴らしい。
ただソフトそのものは北海道に及ばない。
ソフトクリームも連携すれば良いのに。
そう思いながらサンダーバードに乗り込む。