なんという読みにくい名前を付けたものか⁉️
このお菓子処の前に東大寺の正門の南大門を。
二月堂から歩くと巨大な門が見える。
あゝこの大きさは南大門だ。
屋根裏に達する円柱は18本あり、
21mにも及ぶという。
それだけの材木が現在はないのではないか。
そして門の高さは基壇上25m以上❗️
圧倒されます。
まあ巨大な阿吽像。
筋骨隆々たる体躯。
平家によって寺院が密集していた奈良は焼き払われてしまう。
(そのつもりはなかった説もある)
その後、源氏の承認により重源の懸命な勧進が進められる。
(これ物語に出ます)
苦難の末の再建時には後白河上皇や源頼朝が列席し式典が開かれたという。
多くの仏像が必要になった時、天才が現れる。
運慶と快慶。
この阿吽像は2人によるものと聞く。
(弟子たちと2ヶ月少しで完成)
運慶はリアリズムでダイナミック。
人間を描くのを好んだ。
快慶は象徴的で繊細。
仏を描こうとした。
(乱暴な書き方ですが)
その後の2人の歩んだ道のりは興味深い。
数年前に別々に開催された運慶展と快慶展。
もう一度やってくれないかなあ。
そんな事を考えながら眺める。
各地の阿吽像を観てきたけどここほど惹かれるものはないのだ。
名残惜しく歩みを進める。
道の途中で。
ブルーノート⁉️
奈良にあったか❗️
(いや。そんなはずはない)
違うんじゃないかなあ。
たぶんね。
(名乗って大丈夫なんだろうか)
そうして着きました!
まもなく閉店時間。(閉店50分前)
なぜだかグルメランキングで上位にある。
そんな和菓子店に寄ってみたかった。
魅力的な和菓子が並ぶ。
イートインは2階。
カキ氷が人気だと教えてもらったが、やはり和菓子でしょう。
出来上がるのに時間がかかると言われたが望むところ。
急勾配の階段を上がる。
お城の階段のように危険💦
(手すりあり)
こうして読むと特別なカキ氷みたいだけど。
(純粋氷ってなんだろう?)
まず普通に置かれたお茶が既においしい。
なんだかほっとしてしまう。
2階と言うか天井裏というか。
20分ほど待って来ました。
焼きなんとか。
天井裏で和菓子をいただく至福の時間。
注文時に「当店の自信の品です」と言われた。
葛焼き。「みよしの」と名付けて。
“奈良吉野の極上の本葛と丹波小豆のこし餡で作った樫舎主人一押しの葛菓子”と説明で書いてある。
普通に美味しいだろうと思ったら違った。
素朴ながら唸るように美味しい❗️
出来上がりの和菓子の奥深さに恐れ入る。
和菓子の宇宙も広大だなあ。
(ホテルでいただこうと別のを2個購入。
そこで食べると普通だった。
出来たては魔法が🧙かかるのかも)
猿沢池を眺めて。
ここに月がかかると南都八景のひとつ。
正面にスタバができてました。
ホテルのテラスから猿沢池を。
どこからが鐘の音が響く。
翌朝そのスタバから眺める。
今日の計画を練るのでした。