ランチの際のテーブルの花を愛でる。
奈良空海展からラ・テラスに向かう。
良い晴天で暑い💦
奈良公園を歩くのは気持ちが良いけどね。
わかりにくい看板を発見。
広場に出た。
どこから入るのかなあ?
そう思っていたらお店の女性に招かれた。
(知らないと辿れないから予約客の案内をされてたのでしょう)
風が少し吹いていたのでテラス席ではない。
だが店の構造自体が大樹を組み入れてできている。
だから頭上はガラスの様に透明で大樹の新緑に包まれている。
席の右手に大樹の幹がある。ガラスを隔てて。
店の方が桜だと言う。
桜の満開の時は店全体が桜色に染まって見事だそうな。
(来てみたかったな)
店の向こうには若草山がある。
席の頭上からも樹木の枝や沢山の葉の緑が目に鮮やかだ。
まるで本当にテラス席の様。
(だが夏は暑すぎないか❓)
絵画があるのも和めます。
花もね。
本日のランチで使う野菜を見せてくれた。
地元の野菜を使うとのこと。
左が新玉ねぎで右手が剣先イカ。
手前がフォアグラを使った品。
他の色々な素材は頭に残らない。
まずは少しだけ。
赤貝とスナップえんどうと胡瓜を使った品。
これも量は少なめ。
バターとパン。
バターが素晴らしかった。
今まで記憶にない味わい。
どこのバターかは聞きそびれたけれど。
雲丹と蛍烏賊と穂紫蘇。
ホタルイカが強くて雲丹は感じられない。
残念。
(蛍烏賊は流石に旬。お隣富山だそう)
モリーヌ茸。
ホワイトアスパラガスが清洌❗️
(泡の様な技法の説明は理解不可)
下にホロホロ鳥が隠れている。
(初めて頂いたが特別な味ではないかな)
このあとスズキも出たが撮り損ねた。
牛と子羊のどちらかと言われたら子羊でしょう。
牛の様なある種のしつこさがない。
肉の旨みだけが伝わる。葉玉葱がアクセント。
(奈良公園だから鹿肉はない)
和紅茶も面白そうだけど珈琲を選択。
これはウェイターさんが仕上げをする。
客席で、京都の薔薇の美しい花弁を瞬間冷却させてバラバラに砕く。
それがアイスの上部にかけられた姿。
巧みな演出ですね。
そして良いフレンチ店は必ずスイーツが絶品❗️
コース全体で突出して優れている。
こんなメニューでした。
この店だけのために作られた珈琲カップ。
大阪の逸品だそうだけど浅煎り。
スタバの方が馴染むかも?
カヌレと仰ってたかな。
ひと口で。
手土産のお菓子ももらえるのでした。
店の出口まで見送りがある。
城塞のようだけど良い店だと言って間違いはない。
木漏れ日の中を歩くのは気持ちが良いな。
藤原道長が幾度も詣った春日大社へ。
近いのだ。