オープニングのアニメも魅惑的。
楽しみに観てます。
特に今日の放送は面白かった。
たぶん俳優たちが動いて、
その後アニメ化したのでしょう。
主演の伊藤沙莉さんの声は聞き覚えがあった。
後で「映像研には手を出すな!」の浅草みどりの声だと気づいた。
楽しいアニメでした。
(濱口監督の「寝ても覚めても」にも出てたらしいけど記憶がない)
戦前の法曹界は女性に閉ざされていた。
初めて拓かれた法曹への道に励む女性たちを描く。
だが当然それは様々な困難が立ち塞がる。
留学生で学んだ女性も実在したらしい。
法的に弱い立場だった女性たちを描く事で、
現在の諸々の困難や差別をも意識させる。
男装の麗人がいたかどうかはわからない。
だが身売りさせられた女性たちが多数居たのは事実だ。
今日の放送は実際にあった1934年の「帝人事件」をモデルにしている。
今日の放送では判決で、
「水中に月影を掬い上げようとするが如し」
そう証拠の薄弱さを例えて検察の横暴を諌めるが、帝人事件の判決でもこの言葉が使われたようだ。
だが恐ろしいのは。
検察の後ろにいる権力だ。
魑魅魍魎が蠢いていたのだろう。
(裁判の頃に2・26事件は起きている)
検察の忖度は現在の問題だしね。
裁判が終わって桂場(松山ケンイチ)と語る寅子。
「私は法律は守るための盾や毛布の様なものだと考えていて。
私の仲間は闘う武器だと考えていて。
でも違うなって。
法律は道具のように使うものじゃなくて。
法律自体が守るもの、というか。
例えるならば綺麗な水が湧き出ている場所というか。
私たちは綺麗な水に変な色を混ぜられたり、
汚されたりしないように守らなきゃいけない。
綺麗な水を正しい場所に導かなきゃいけない」
この言葉を憲法記念日に語らせるか⁉️
まあ今憲法を変えたがる奴らは法律も守ってない。
私たちが憲法が守られているか。
正しくその精神が行われているか。
それを見定めなければならない。
それが守られていない政治だとしたら。
投票して意志を示さなければならない。
そんなドラマだと思うのでした。
今日は製作陣に拍手を送ろう❗️
【補足】
明治大学博物館で「虎に翼」の展示を開催中。
こんど東京辺りに行く際に寄れたらいいなあ。