江戸です。

新横浜ラーメン博物館ではありません。



まずはランチ。

人気のラーメン屋さんに並ぶ。


「こちら最後の方ですか?」

そう聞いた時に、

「はい。そうです」

なんて笑顔で答えてくれると嬉しくなる。



味玉ラーメン🍜にするかな。

(だいぶ待つのでした)



どこかで見た気がする。




50分ほどして店内の待ち席に。


待客用の本の需要にマッチしてるかな?

「大ピンチ図鑑」

それはピンチの時にどう対処するかを教えてくれる本である。

(そんな想像をするひと時)


友だちに裏切られたときとか、

お金に困ったときとか、

能登復興の遅さに頭に来たときとかに答えてくれる。

(と良いなあ)



ラーメンの紹介が書かれています。


席に着いて。



目の前の置物。

ちょっとこの店の方向性がわからない。


旦那さんや女将さんのハキハキした声が聞こえる。



並んでからラーメンが置かれるまで1時間。

よく待ちました。


ひと口。

麺やスープに丁寧な工夫がされているのはわかる。

だけど何と申しましょうか。


ボクの世界ではないや。

味覚の世界にも個人差があるのですね。


旦那と女将さんの声に送られて店を出る。

混雑してるのにしっかりした接客には頭が下がります。


深川江戸資料館まで歩いても近い。



桜が満開の時は華やかだろうなあ。



ひょっとしてあの大きな建物か?


花屋さんの前で慄く。



でもやはりここでした。



深川にゆかりの方々。


渋沢栄一

曲亭馬琴も書かれてます。



天保年間の街並みを想定復元しています。

(その本当の意味は入らないとわからない)



伊能忠敬も近くに生まれたけれど特に記念碑とかはないと学芸員さんは言う。寂しや。



「大吉原展」にも書かれていた山東京伝。

寛政の取り締まりで手鎖50日の刑を受ける。


(手を縛られるので食事やトイレも自分ではできない。勝手に外したら罪は重くなる厳しい刑です)



佐久間象山もこちらでしたか。

京都の疏水のそばに暗殺された碑があります。



鶴屋南北。

「東海道四谷怪談」が有名。

地下鉄南北線の名前の由来になってます。


(ウソです)


そこから入って驚いた⁉️



街並みがある❗️


右側に小さく人が見えますか?



実寸大だ❗️


時代劇のロケができるかも。



お江戸の街並みを歩きます。



ネギなど野菜も並んでます。

(食べられません)

上がって主人になる事も可能。



川に舟が付けてあります。



夕方かな?



川縁に二八蕎麦。



天麩羅屋さんも。

江戸のファストフードですねえ。

(イベント時にはひとがいるそうな)


食べさせてくれないかな。



天水桶がありましたね。

火の見櫓が大きい。




写真にはないけど稲荷寿司もありました。


武士も町人も独り身が多かったからファストフードは需要があったことでしょう。

(今だとコンビニで買ってチン)



船宿の升田屋と相模屋。

小舟を持って船頭を雇い、人や荷物を運ぶ商売。

座敷で酒や食事の提供もあります。


店の中にも入れます。



ちゃんと名前や年齢。

家族構成まで考えられてます。


天保の改革で倹約令が出され、困ってるそう。

(升田屋さんは酒の肴が評判とのこと)




写真は撮り損ねたけど長屋があり、

女将さんがいました。生きている女将さん。


海外の観光客に話しかけられて英語で会話してました。

(江戸の女将さんは英語は話せなかったと思うぞ)




先ほどの八百屋さん。

「八百新」の才蔵さんは野菜を担いで行商してるのか不在でした。

奥方はうめさん。

10才になる息子もいます。



長屋には大切な井戸もありました。

ゴミ捨て場も。

確か江戸はリサイクルが為されていた筈。


厠は上半分が空いているのは防犯の為。

農家が買いにきて肥料にします。

その農家からお礼のお金は大家さんに。



火の見櫓は登れそうだったけど自重しました。

この後天候が悪くなり雷が轟きます。

雨音が激しくなり照明も変化します。

(面白いなあ)


後で解説動画を見ると、

江戸時代のクギも再現。

建物の構造や組み立ての細部まで江戸の考証に合わせて建てられたそうな。

経年劣化も施してあります。


たいへん満足して出る。

江戸東京博物館がリニューアルしたら見たいものです。



ビールをどこで呑んだか記憶がないぞ?



かがやきに乗って帰りましょう。