ひと口白焼きを頂けるのは有り難し。
東京駅に新幹線が着いたら直ぐに向かった。
八重洲口は未だ桜の名残があった。
都会の中で見事な桜が観られるのは良き。
向かうのはDANCYUの東京駅特集に掲載されていたお店。
果たして信じてよいのか確かめよう。
地図アプリはここだと言う。
お稲荷さんが❓
うな丼がどこから❓
「於満稲荷神社縁起」とある。
徳川家康の側室だった方ですね。
(大河ドラマで出てたっけ?)
明暦の大火により江戸城もこの周辺も消失。
言い伝えでは復興の為この地に幕府の休憩所があり、於満の方が物資調達の為に日本橋界隈に立ち寄ったと書いてある。
日本橋の商業に多大な貢献をしてくれたと商人たちが建立したそうな。
そして小さいその神社の横が目的地だった。
「八重洲鰻はし本」
11時開店まで40分以上あるので先頭のようです。
(開店時間にはかなりの行列になったから人気店みたいですね)
鹿児島や岡山から産地直送だと。
お米は石川県のコシヒカリ。(⁉️)
こだわりがあるようです。
お昼の限定うな丼がリーズナブル。
これに肝焼きとひと口白焼きを頼もう。
右手の古い看板は創業者が残した基本理念だそう。
(あまり意味がわからん)
店が開きまして。
もちろん注文を受けてから焼くので少し待つ。
ちゃんとしたうなぎ屋さんは待たねばなりません。
肝焼きは本日ないのだそう。
代わって頼んだひれ焼き(尾びれ腹びれ、肝入り)と珍しいものが先に来た。
写真は黒いが味は確かでした。
初めての食の体験は楽しい。
今までの鰻屋さんでは白焼きは大きくて値段も高い。
だからひと口は嬉しい。
全くクセがない素直なお味。
そして数量限定のうな丼セット。
2200円なり。
ご飯は親しんだ味がする。
(当たり前だ)
うなぎの焼きも良い。フワトロ。
味の方向性は嵐山の廣川さんを思い出す。
淡麗であと味が深い。
とても美味しい。
この店は人気になるわけだと思えたのです。
ボクの後ろの2番手にいた男性は奥方が少し遅れて困ってたけど、しばらくして到着して喜んでいらっしゃった。
2人で楽しそうに食事されてるのは羨ましくもあるのです。
(並んでる時に少しお話ししていた。
だから喜んでる姿を見て安心)
静かに会計を済ませて。
そうして新宿タカシマヤへ向かうのでした。