太平燕を頂いて漱石旧居へ歩く🚶


内坪井の方が近い。

約13分ほど。



周囲と異なる趣きの家屋を見る。



庭かな?



ここで間違いないようです。



良き雰囲気の玄関。



夏目金之助の名前で。


入館は無料だった。



漱石門下の寺田寅彦は何度も通う。

この家に住まうことも願った。



漱石は松山から旧第五高等学校の教師として熊本に赴任する。

4年余り。

英国留学に赴くまで6軒の家に住む。


現在公開されているのは2軒のみ。



自由に見学させてもらえる。


「行人」の言葉が掲げられている。



洋室もあります。



作品に見る漱石と熊本。


「草枕」

「二百十日」

などでは熊本を舞台にしている。



内坪井の玄関を訪れた時の寺田寅彦の文。



「鶉籠」の初版本。


この作品は未だ読んでない。



庭が眺められる気持ちの良い部屋。

お日様は嬉しい。



五高ではもちろん英語を教えた。

ボート部の部長も引き受けた。

学生たちが大酒を飲んで大金を使い込んだ際は肩代わりしたと。

同僚たちとも親しみ耶馬溪にも行った。



五高生から見た漱石。



廊下の風情。



熊本地震でこの家ももちろん甚大な被害があった。

現在のは再建されたもの。

間取りの説明文です。




立派な掛け軸がある。

だが誰が書いたものやら。



草山に馬放ちけり秋の空


こちらは漱石の自筆かな?

(馬過ぎる気がする)

漱石は子規の大の友人で俳句に親しんだ。



貴重な千円札があった。

発行番号が凄いらしい。



あゝ寺田寅彦は小説のモデルになったのか。

長女が生まれ子規から雛人形が贈られた。


(鏡子夫人のへそくりはコソ泥に盗まれる)



漱石は熊本で加賀宝生流の謡を練習する。

便所でも練習した。


(本人は自信があったが周囲はそう思わなかったと)



「物置でいいから住ませてくれ」

寺田寅彦が言った物置。



実際に見てみたら寺田寅彦は諦めたと書いてあるが、覗いてみると住めそうな気がした。



和める庭です。



この井戸が大切。



長女が産まれた際の産湯として使用した。



熊本水遺産になってます。



やすやすと

海鼠の如き子を生めり


(奥方は怒るのではないか?)



ただわからないのは。



こっちなのかな?

わからないのでした。



名残惜しいが時間がない。


17分歩いて。



着きました。



小泉八雲熊本旧居。


移築保存された。



こちらも良い家ですね。



展示が中心。



彼が書いた本📕



ハーンは相当に歩いてます。



居間。

庭が見えます。



ハーンは神話や古典も親しんだ。

小泉八雲の名前はここから取ったと言われる。



「ふくろうの灯籠」

有名らしい。

よくわからないけど。



これみたいですね。

(謎は解けない)



書斎の説明。


言い忘れたけど海外観光客も見にきてます。

漱石宅では見なかったからハーンは海外で未だ読まれてるのかも。



ラフカディオ・ハーン。



熊本の五高英語教師として明治24年から27年まで勤めた。

漱石は29年だから交流はなかったのかな。


レリーフは39歳の写真を基にした複製。



写真かなあ?



奥方と子どもと。



八雲の熊本の生活。



ハーンの後に漱石が英語教師になる。


解説は解釈のひとつ。

2人とも熊本で初めての子ができた。



東京大国大学でも2人は教えた。

八雲は一切の本も持たずに授業をする。

漱石は厳しいようだが、「オセロ」読破をさせていたようだ。五高で。



2人の写真。

日本の怪談をきちんと文学にしてくれました。



庭にはハーンの像がある。


もうひとつの漱石の旧居へ。

28日で開館は終わる。年末だし。

急いで路面電車に乗り込んで。



ジョーンズ邸前に降り立つ。



公園を抜けるのだがGoogleがまたも騙す。



周りをウロウロしてようやく💦



3番目の家大江旧居。



夏目漱石の漢詩。



よく読めない。



「草枕」は大江宅を舞台にしている。


管理人さんが片付け始めるのを急いで。



誰の字かなあ。



漱石最後の漢詩が記されていた。



漱石先生実物大。



漱石は小説を初めて載せたのはホトトギスである。

その現存雑誌。



鏡子夫人かな。

美人さんです。



「草枕」の世界。



漱石の旅と小説。


面白いテーマです。



中心の部屋。

巨木が見えます。



ここに来た経緯が書かれてます。



お引っ越しについて。



「則天去私」

漱石の到達点だとよく言われる。



その境地に至ったかどうかはわからないけど。

鎌倉の禅寺で学んだ後での悶々とした日々。



漱石の祝辞だそう。

(書き写すと大変なので読んでみてね)



有名な写真があった。



丸窓もあります。



裏手に回りまして。


よし!

間に合ったぞ!


路面電車に乗ろうと歩く。



ジョーンズ邸。



招き入れてくれた。

閉館近くなのに。



特徴①



特徴②



オシャレです。



なんだろう🤔


説明してくれた。

熊本地震で家具が大きく破産。

その家具の名残りだと。

「大変だったんですねえ」と応えて。


この時は震災に気持ちを寄せながらも他人事だった。



まあ立派な洋家です。



日石記念館でもあった。



2階に上がる。



洋学校の最期。



ジョーンズ氏の紹介。



外観も見事です。


熊本市街に戻り。



普通の民家にあったネコ像。

面白かったので撮ってみる。



予約してある菅乃屋さんへ。

お腹が空いたあ。



頼むのはいつも同じ。



生ビールと。

(クラフトビア)



馬刺し各種。



待望のレバ刺し❗️



一文字ぐるぐる🌀



辛子蓮根。


旨し❗️



パクパク。

5分もかからず完食。



名残惜しくレバ刺しをもう一度。


値上がりしたなあ〜

3皿めは諦めた。



星野グループの不思議なホテルに向かう。


あ〜疲れた🥱




【おまけ】



相変わらずキレてます。