能登半島地震のことはまた折々に書かせてもらいます。


昨年末の旅の続きを。


写真は東京ステーションホテル2階からの眺め。

駅舎ですねえ。


と、当たり前の感慨を持つ。



大手町駅で降りて少し歩く。

イチョウが未だ綺麗に黄葉している頃。

(もうとうに散ってるだろう)



しばらくして見えてきました。



頭上のドームはホテルから間近で見えるらしい。


一度は泊まりたい東京ステーションホテル。

東京駅開業からしばらくして。

1915年に営業を開始する。


ただ…

お値段がなかなか。

だからせめてホテル内の店に寄ろうと考えた。

(帰りの新幹線にすぐだし)



東京駅前に掲示されている。


屋根や尖塔部分は銅板葺きであると。

あと細かいこともいろいろ。



重要文化財である丸の内駅舎。

その元の姿の再現に力を尽くしたと。



かなりキラキラしてますが入ります。


入ってすぐ❗️



もの凄く豪華なロビーラウンジでくつろぐ方々を見る。

少なくともスターバックスにいる方々より上流階級の皆さんの服装。

(たまにフツーの方たちも居ました)


ここでしばらく過ごそうかと思ったけど長い行列。

そして珈琲が二千円以上する。


まあ上の喫茶も覗いてみよう。



間違えて地下に行ったり来たり。

2階に出ると回廊がある。


東京駅の歴史の掲示もあった。



辰野金吾氏により完成。

その頃は青森の丸太木で地下に杭を打ったと聞く。

その数、一万本以上だった。

関東大震災にも耐えた。



でも爆弾を落とされてはどうしようもない。

多くを消失してしまう。

基礎部分は盤石。



戦後、簡易的に復元。



2012年に耐震補強など最新の技術も導入して辰野金吾氏が設計した姿に近づけた。



回廊からの眺めは楽しい♪


このホテルにはヒルトップホテルと同じく文豪たちが宿泊している。


松本清張は客室からプラットホームを見ながら「点と線」を創作。


川端康成は1ヶ月宿泊し(お金待ちだ)

「女であること」を執筆。

映画化され原節子が主演し人気となった。


内田百閒は鉄道オタクなので定宿にしていた。


江戸川乱歩は「怪人二十面相」で、

このホテル客室を舞台にしている。




上の喫茶は「とらや」さんでした。

ここも待つ人が多いが記名式だし座る席が多い。


のんびり読書にいそしむ。


ずいぶん経って呼ばれた。



あんみつが良いな。



お汁粉も捨てがたい。



季節オリジナルの羊羹もありますか!



生菓子まで。



重厚な窓が見える。



元の煉瓦を生かしてるのかな?



ウェイトレスさんのオススメ。

生菓子と珈琲。



瑞光の龍。

来年の干支にちなんだ生菓子。

(この時は来年ね)


来年が良い年でありますように。

そう願ったのだったが……



ところどころ修復してあるように見えます。


すぐ頂いてしまったので。

(お味は金沢の老舗と似てる気がする)



羊羹も。

「夜の梅」と季節の羊羹。

色のグラデーションが見事だ。


特別に美味しい羊羹だと錯覚を覚える。

(場所のせいかも)



やはり歴史を感じてしまう。


お隣りはお土産販売をしていた。

やはり覗く。



先ほどの季節の羊羹があった。


朝焼けに赤く染まった空を飛ぶ龍。

と見立てているそう。

赤と緑の対比が美しい。


日持ちする簡単な羊羹セットをお土産にして。



さて地下の本命の焼き鳥へ。

如何なるものであろうか♪




そのゆびが火であることに気づかずに

世界をひとつ失くしましたね


笹井宏之



現在の能登半島は雪が降ってます❄️

家が雪の重みで潰れなければいいが。