彩りも考えられてます。
竹橋から麻布十番まで移動。
中華料理店は幾つか電話してみた。
ひとりだと入れない店も多い。
でも富麗華さんは🆗
星が2つのこともある名店なのに。
何よりも電話の対応が心地よい印象を受けた。
そんな店は大外れはしないものです。
ランチをどれにするか女性店員さんが一緒に考えてくれる。
選んだのは写真の上ではなく。
こちら。
お店が自信を持って提供するコースとして、
北京ダックコースを勧めてくれる。
(2人からなのに)
フカヒレスープコースはボリュームがあるそうな。
最初は控えようと思ったビールをやはり飲みたくなってしまった。
コースメニュー。
北京ダックって自分で包む自信がないなあと少し慄く。
(お値段は他店と比べて良心的です♪)
前菜盛り合わせ。
丁寧な説明を受けたけど少しも覚えられない。
ただ複雑で精妙な仕事をしているのは食べればわかる。
何より美味しい♪
香港式点心。
食感も香りも味も異なる3種。
至福である。
玄関は狭かったが中は広く装飾に豪奢と洗練を感じる。ただ派手ではない。
これが並外れて素晴らしかった❗️
すり流し冬瓜と彩り野菜のスープ。
優しく包み込む様な味わい。
方向性は違うけど、
ずば抜けた中華の銀座のFurutaを思い出した。
(お値段は思い出したくない)
いつまでも一定の火力で温め続ける仕組みが不思議になって覗き込んでると、蝋燭の仕組みですと教えてくれた。
3時間以上だと陶器が危ういらしい。
ふむふむ。
ともかく中国茶も飲み続けたくなるナチュラルで優しいお味。
だが幸福は永遠には続かない。
名物北京ダック。
自分で包まなくてもいいらしい。だが❗️
お店には北京の料理人。
上海の料理人。
香港の料理人。
それぞれがいるそう。
その方たちが競い合っている。
その技を惜しげもなく駆使しているのはわかる。
しかしそれを旨いと思うかどうかは別だ。
いや。少し違うか。
美味しくはあるが好みではない。
味が濃く感じる。
(まるで料理人が変わったかの様だ)
最初の丁寧な接客嬢が「どうでしたか?」
と笑顔で聞きにくる。名物なだけに。
正直な感想を言うと、とても落胆したよう。
(悪いことをした)
えびの炒め
四川山椒と唐辛子の特製醤油
ひと口目は美味しく感じるが濃いので疲れる。
空芯菜の腐乳炒め
時折りは美味しいのだ。
鶏肉と枝豆 みょうが大葉の香る
ふっくら炒飯
炒飯の火の加減は見事だ。
でも手を加え過ぎないほうが紛れもなく美味しく感じるだろう。
う〜む💦なぜだ❓
本当に料理人が変わったのだろうか。
そう思うほどの変化。
或いは、
ボクは町中華を味の基準にしてるのか?
と、ふと自分を省みる。
写真だと分かりにくいけど、
デザート プーアール茶のプリン。
それに様々な技術が凝らされてる。
これは復活❗️
とても素晴らしい😀
そこいらのケーキより遥かに。
これも見事です。
月餅にチョコを絡めて。
新鮮な驚き。
この店の力量は理解した。
焼き餃子があると教えてくれた。
アラカルトでラーメンもあると言う。
「ラーメン🍜だけいただきに来てもいいですか?」と聞くと、
「どうぞ。ぜひ!」
そう笑顔で仰ってくれた。
中国ラーメンは日本のラーメンと異なるが、
その実力は知っている。
京都シネマに寄ると、B1の本格中華店で海鮮ラーメンをいただく。
【中華帝国の逆襲】‼️
って驚いてしまう。
(映画の半券で5%引きだし)
今度は必ず⭐️の富麗華で焼き餃子とラーメンをいただこう❗️
(嫌われるかな?)
素敵なお店なのにお値段は高くない。
何より接客が親身になってくれて素晴らしい!
丁寧に見送られて外に出る。
冷房から灼熱の野外へ。
「熱ッ❗️」
と声が出てしまった。
そうして。
歩いて近くの美術館へ。