隣接してカフェがあります。



中華そばうえまちから徒歩38分。


まあ知らない街を歩くのもいいか。


日が当たらない道を選んで歩む。




途中にこんな人混みもあり。


鶴橋らしき街並みを通り始めると。



歴史資料館に到着。


少しだけ寄付をした責任もあるから見ておきたかった。

今年2023年に開館された。



大きなモニュメントとして「共生の碑」



入り口は樹木が豊かだ。


まずは汗をかいた身体を落ち着けよう。


普段は夏でもホット珈琲だが、

今回は初めて水出し珈琲を。


つくられるのを見てる。

本当に水から抽出するんだね。

時間がかかるのがわかる。



入館者はお値段が少し割り引かれます。


ちゃんと珈琲の味わいが出てる。


さてと。




この辺りはかつて猪飼野という地名にあった。

その地名は、港であったことを示す「猪甘の津」に由来する。

百済などからの人々が渡来し、居を構えた。



展示はその歴史的な経緯を記すものも多い。

タッチパネルで様々な分野を学べる。


周辺の観光案内やキムチや焼肉などの情報もある。




「パッチギ」を思い出す。

この映画の舞台は京都だけど。

(この頃の沢尻エリカさんは可愛かった)


当時、楽園と喧伝された北朝鮮に渡ると言ってた男の子はどうなったかなあ?




この地に近くだと、

「スープとイデオロギー」があった。

チェジュ島の悲劇を初めて知った。


そしてチェジュ島から来た方々は多い。


日本とコリアは長く交流してきた。

かつては選挙権があったが、

戦後失われた。

税金などを納めているのに参政権がない。

公務員にもなれない。

ヘイトスピーチも受ける。


それはおかしくないだろうか。



でも展示はそんなことを訴えることはしない。

共生を求めているだけだ。


だいたいを見終えて。



異国のビールを。

日本のメーカーの味と少し違って楽しい。



カフェには2階もあります。



ん?

このイラストは?



おおっ‼️


よくわからん💦



綺麗な展示の背景には多くの汗と血が流れているだろう。



石碑の裏に金時鐘さんの詩が刻まれていた。


少し学んだ地を歩こう。



つるのはし跡。


日本書紀だと日本最古の橋があったそうな。



つるのはし公園が近いのかな。



立ち入れないので拡大しよう。

資料館には小野小町の歌碑があると書かれていた。



どうも違うなあ。




あっこっちの方が。


忍ぶれど 人はそれぞと 御津の浦に

渡りそめにし 猪甘津の橋


鶴が渡るように人もそれぞれの想いで橋を渡るのでしょう。


ってな歌かな。



近鉄とJRを間違えてしまった。


コリアタウンはけっこうな人混み。

繁盛するのは何より。


さてと。

帰ろうかな。