東京は雨だった。
見つけにくい店構えに苦労した。
ボクの後からおいでる方は皆さん傘を待ってた。
(ボクだけウインドブレイカー)
開店まで雨に濡られる正午前。
マエストロの晩餐会焼鳥編。
その中で味わいたいのが「おみ乃」さんだった。
土曜だけランチがあり予約が取れた。
(たぶん真ん中の小太りの方。
こぶ取りにいさん?で縁起が良いかも?
サブの方はさらに。力士かと思うほど。
お店からお迎えの酒。
こちらのお酒。
これは存じ上げない。
足りないので生ビールを。
サッポロ白穂乃果。
席は17席。
ほとんどおふたり様かグループ。
おひとりはボクと隣りの欧米系的な変な外国人だけだった。
大将は鳥しきで修行された。
近火で紀州備長炭を。
(おそらく指は火傷まみれなはず)
ほとんど煙が立たない。
伊達鶏を好む。
まずは砂肝。
ひと口で安心した。
間違いはない。
宮崎県のナス🍆。
那須与一が的を射る。
鮨屋さんのガリの役をこなす大根おろし。
なくなると直ぐに差し替えてくれた。
白玉。
白玉の歯にしみとほる秋の夜の…
今は春だし、その白玉ではない。
弾力感があります。
薄い青。
そう言われた。
下に伊達鶏が敷いてある。
目に鮮やかな緑かな。
手羽元。
ただ焼くだけでないのが明確になる。
隣りの外人が「?」だったので部位を英語と身振りで説明する。
感謝されたがめんどくさいや。
丸ハツ。
下処理がたいへんだと聞く。
こちらは店員さんが英語で説明してくれてた。
まるであらかじめ練習したように。
美味しいので冷酒を。
角打ち式。
お隣りが箱のお酒を飲まずにいたのでお酒だと告げると驚いていた。
仕方がないなあ。
アスパラガスの本質の旨みを残しつつ焼鳥にしている腕の確かさ。
レバー。
もも肉。
お隣りがこちらを見るので、自分の太ももをタップして説明とす。
春菜のあれこれ。
どういう技かはわからないけど味が付いている。
じゃがバター。
「北海道?」
「そうです!」
オーポテイトウ!
(五月蝿い)
手羽先が来ました。いよいよ。
覚悟して箸を置き、手掴みでいただく。
一品料理も卓越している。
お焚き上げレバーと仰ってたかな?
中に筍が潜んでいる。
そうだね。
焼鳥も季節を取り入れるべきだ。
そぼろだったかな?
漬物も厳選されているのが確かにやかる。
伊達鶏で出汁をとった椀もの。
追加注文して。
ご飯がすすむ。
ご飯にかけるものを選べる。
ボクは焼鳥のタレを頼んだ。
3杯のお代わり。
桜アイス。
これもまた趣向が凝らされている。
お隣りに「良い旅を!」と告げる。
日本全国食い道楽中の彼は大袈裟に手を振ってくれる。
会計はとてもリーズナブル❗️
また来れるなあ。
(予約が取れたら)
見送ってくれました。