独立国家としての「吉里吉里国」


だったかな?


毎年、様々な方を招いている。



今年の招いた方々は魅力的だった。


ずいぶん前に懸命に予約合戦に戦いとった!




TBSの看板キャスター金平さん。

歯に衣着せぬ報道姿勢は時に政権側から疎んぜられる。

(それが本来のジャーナリストだ)





吉岡さんは時折りテレビで拝見している。




小森さん。

司会役なのに遅れて来て、全く打ち合わせなしに3人の鼎談が行われる。


九条の会事務局長だったんですね。




説明の要らない小泉今日子さん。


「株式会社明後日」では政治的姿勢を明確にしている。

その憲法精神を守る姿勢は一貫している。



鼎談は面白かった。


「井上ひさしとジャーナリズム」

そんなタイトルで話が進む。


基本、笑いが多い。

だが井上ひさしさんの批判精神は強く支持している。



吉岡忍さんはノンフィクション作家の印象が強い。

金平さんとは時に意見が異なるが根本は共通している。



小森さん。

ごめんなさい。

全く存じ上げませんでした。


序盤は司会を放棄していたように見えたが、

後半は井上ひさしさんを巡って2人の会話を進める見事な気合いを見せた。


それぞれの個人的な井上ひさしさんが語られる。

それもまた井上ひさしさんの現れのひとつだったんでしょう。


前半の鼎談は素晴らしく展開していく。

そして井上ひさしさんを語ると当然政権批判になる。

時々鋭い言葉が現れた。


「他で言わないでくださいね」 

そんな観客への呼びかけもありました。


ただのヨタ話ではない。

人間としての在り方を問う、心に響くお話しでした。


後半は小泉今日子さんおひとり。



小泉今日子さんは井上さんと直接お話ししたことはなかったそう。

戯曲の出演依頼があった時はまだ女優を始めてまもなくの頃。

他の方々に相談すると。

「とにかく筆が遅い」と言われた。


のちに樋口一葉を演じた時は井上ひさしさんはいなかった。

エピソードは語ってましたね。


読売新聞の書評をしてらして。

井上さんの本を取り上げて褒めたそう。


その文を井上ひさしさんが読んで喜んでたと人づてに聞いたそう。



井上さんの本の朗読を始める。

メガネをかけて。

もう50も過ぎてるそうな。

(昨年の富山のライブは可愛かった)





「十二人の手紙」

から「赤い手」を読み始める。


役場に届ける出生届。

出火届。

反省文。


何度も何度も繰り返される克明な住所。


だがそこからひとりの女性の喜びと辛さと悲しさ、希望が立ち昇る。

見事だし不思議だ。



最後だけ育ててくれた修道院長への手紙。

淡々とした文章から哀しさが募る。


懸命に生きようとした彼女はなぜ哀しみを背負うことになるのか!


小泉今日子さんは良い短編を選びましたね。



電車もあまりない地に700席以上。

席は1時間ほどで予約完売したと語られていた。


充実した時間を過ごすことができて嬉しい。



開演前に流れていた肉声。



玄関前に広場と桜と。

山形新幹線に間に合わせるには電車がない。

タクシーを予約してあった。


女性運転手さんのお話も楽しかった。

(熱く語る五木ひろしさんには興味がなかったけど)



こんな駅は初めて見ました。




良い匂いがする。

玉こんにゃくをいただく。

美味しい😋


 

名物はないかなあ。




驚くことがふたつ。


駅舎に温泉がある♨️


さらに在来線に新幹線が入って来た。

狭軌と広軌で合わないのではないのか?



謎のまま新幹線は大宮駅を目指す?