桜から街が見渡せます。
名古屋旅の途中ですが桜を挟みましょう。
大阪への旅の途中。
京都の桜が見たくなった。
今まで多くの桜の名所を観てきた。
京都では。
円山公園の枝垂れ桜。
天龍寺の枝垂れ桜。
哲学の道の川を流れる花びら。
南禅寺の桜。
などなど。
今回は谷崎潤一郎の「細雪」の花見をと、
平安神宮を調べてみた。
だが未だ5分咲きにもならないと。
だとしたら。
混むのは避けたい。
ふと。
地蔵禅院が目にとまる。
円山公園の枝垂れ桜と姉妹だと。
京都駅から奈良線に乗り換えて玉水駅まで。
駅から徒歩25分。
混まないと判断した。
わりと電車は混んでいたが、
玉水駅で降りる乗客は数名だった。
歩こう❗️
小野小町塚❓
歩き始めてすぐ正面に桜並木♪
美しいなあ〜
楽しいなあ〜
「井出の玉川」
有名なんだろか?
ちょいと堤に上がってみた。
桃源郷です。
そこそこ人もいるし。
看板がある。
左大臣橘諸兄⁉️
大伴家持と仲が良かった歌人であり政治家。
彼の本拠地は井出だったか。
そういえば。
いよいよかと思ったが勘違い。
通り抜ける。
だいぶ山奥に入った心地がする。
緩やかな登り道。
少し息が荒い。
案内に従って左へ。
奥に桜の気配が🌸
この辺りで徒歩20分くらい。
お寺と神社が並んでるのはよくあること。
鳥居をくぐる。
左手に桜。
でもこれではあるまい。
登ろうと思ったら。
左手に看板があった。
仏門に入る。
(坊主になるわけではない)
おおっ⁉️
美しい桜?
…ではないな。
とりあえず詣でて。
橘諸兄が菩薩になったのかな?
(テキトーに書いてるから真に受けないように)
おおっとう❗️
趣があるぞ?
やはりこの桜のようだ。
樹齢300年かあ。
円山公園の桜に比べて華やかさが少ない。
元気がなくなってしまったかな?
いや。
気を取り直そう。
十分に綺麗でもある。
歩いてきた街も見渡せる。
こちらからも。
もう一度。
柵があって入れない。
看板を拡大して読む。
1727年に植樹された。
“円山公園の初代のシダレザクラは当院の先代の親桜から株分けしたもので”
とある。
つまりやはり姉妹ってことか。
そしてここからの景観を誇ってますね。
確かに混んではいないが訪れる人が絶えない。
他の桜たちを見てこよう。
桜の森の満開の下。
陶然となります。
悠然と歩む。
登りの傾斜を観て。
一枝にも美しさがある。
美しさに添える言葉なんてないか。
散り際も綺麗だろうな。
さて。
神社の方に行こう。
桜色に添える黄色。
写真を撮ってる女性がひとり。
波打ち際に立っていた。
それを拾って役立てようと
僕は思ったわけではないが…
いかん!
つい中原中也になっていた。
まあただのんびりしたいね。
神社で喝采を叫ぶことから、
ジンジャエールが生まれました。
(ウソです)
玉津岡大神?
やはり橘諸兄の名がある。
竹林も見事に。
♪
えんやこら今夜も舟を出す〜
ふう😮💨
でも見事だ。
この馬の由来は知らない。
徴用されたんだ。
(だったらなんで残ってる?)
まあ細かいことは言うまい。
なかなかに美しい。
つまり道真公やら六体を祀るらしい。
江戸時代の建築。
ここで神楽を舞うのか。
ところでここは蛙にちなんでいて。
手水舎が蛙さん🐸
こちらは蛙かと思ったら亀🐢ですね。
こちらはコウモリでしょうか。
他の見学の方がこちらが蛙なんだとおっしゃる。
そうかなあ?
こっちは亀の反対だからツルで。
あらためて蛙さんと。
では小野小町のお墓へ。
良き景色なり。
またも他の枝垂れ桜を名残惜しく。
上から観る桜。
本命の桜を下から。
しばらくして。
これかな?
「終焉の地は全国各地に散在します」
正直に書いてますね。
井出の根拠として。
冷泉家記の記述からだと。
小野小町が穏やかな気持ちで玉川堤を散策する姿を想像してます。
それもまた良いかな。
いちおう「小野小町乃墓」と掘ってます。
若いおふたりが見にきて。
女の子が、
「ええ!小野小町のお墓⁉️
ここだけなの?」と彼に聞く。
彼が答えに窮してたので、ボクが
「いや、あちこちにある」と口を挟む。
「あちこちにあるのかあ」と楽しげ。
(余計なでしゃばりをしましたが本当たあちこちにあるのだ)
色も香も
なつかしきかな
蛙鳴く
井出のわたりの
山吹の花
当時は山吹の花が咲き誇っていたと。
まあこの地の解釈です。
拡大してと。
その玉川の堤を歩くと蛙にまた出会うのでした。
長くなったから今日はここまで😅