まずはこれを観よう。



時計は10時20分を指してますね。

2.4.5番目のチケットを購入。



「あのこと」が一作め。

ちょっと重そうだったので回避した。



これからの作品が並んでます。

(予告編を後で観ると“これ絶対つまんねーだろう”と思う作品も多し)


まずは腹ごしらえ。



いつもの昼どころ髙﨑さんにカニも入荷。

(頼まない。高いから)

(お隣のおふたり様は香箱カニを“美味しい”と言っている。聞こえないフリ)



ノドグロ定食にしてみる。



うん。まずまず。

良いレベルだと思う。



カニクリームコロッケも良いのだ。



もずくor金時草。

金時草にしてみた。

(金時草は中国渡来。熊本で長く栽培されてきた。

江戸時代から金沢で栽培されるようになった)


風味が宜しい。


純粋に味のレベルで言うと「朝採れアジフライ」の方がレベルが高いと思う。安いし。

(この店ではのお話)


さてと。

「映画はアリスから始まった」



ナレーターがジョディ・フォスター。

(羊たち🐏の沈黙」は見事でした)


歴史から黙殺された女性は多い。

アリス・ギイもそのひとり。

1895年リュミエール兄弟が初めてパリで映画を上映した際に22歳のアリスがいた。

1896年アリスは世界初の物語映画「キャベツ畑の妖精」を生み出す。

以来「キリストの誕生」など千本以上を監督、製作、演出した。

クローズアップ。

特殊効果。

カラー。

音の同期など映画製作技法を次々と生み出す。


映画はインタビューを交えながらアリスの足跡を正確に捉えようと世界各地を巡る。

(マーティン・スコセッシも少し出てた)


なぜかアリスの名前は映画史や会社史からも消されている。

だから映画はアリスの復権の旅になる。


もちろん当初からアリスが挑戦しようにも壁は高かった。

それを打ち破ってきたのだが因習は絡みつく。


字幕の多い映画となる。

展開が早いので追いきれない所がある。

意義のある映画だがエンタメ性は欠ける。


しかしリュミエール兄弟が初めてからでも映画の歴史はほんの100年余り。

まだ短い期間の表現なんだとあらためて驚く。


少し珈琲タイム。


次は「MADGOD」

「スターウォーズ」や「ジュラシック・パーク」でアカデミー特殊効果賞を取った監督。


スピルバーグも監督を誉めていたので衝動的に鑑賞。

(後で気づいた。監督を誉めていて映画を褒めたわけではない)



ストップモーションアニメに惹かれてしまう。

「JUNK HEAD」の衝撃を覚えている。

「KUBO二本の弦の秘密」も楽しかった。

「ナイトメア・ビフォアクリスマス」ももちろん素晴らしかった。


そんな映画を期待した。


始まりに古めかしい字幕が現れる。

旧約聖書のレヴィ記。26章。

創造神との契約を破った人々への罰。


【都市は荒廃し、

  親子が互いを貪り食う地獄となる】と。

嫌な予感がする。


監督は自分の夢や深層心理に分け入ったと。

それは危険な行為だ。(入院した)


ダーク。

おぞましい悪夢。

ほとんど声はない。

まるで地獄のように筋が読めない。

しかし観続けなければならない拷問❗️



見なけりゃよかった。

パンフレットで「JUNK HEAD」の堀監督との対談が載っている。

それだけが収穫かな。


ふう〜

次は韓国映画。

サスペンスはお手のものだろう。

「EXIT」は毒ガスから逃げる為屋上へ逃げてゆく映画で楽しめたし。

気持ちも晴れるかも。



「奈落のマイホーム」


ユーモアやドラマ、パニックの要素を兼ねる。

「半地下の家族」同様、格差が描かれる。

ソウルに新居を構える社員(長年お金を貯めて)

「賃貸だから告白もできない!」と嘆く社員。

それ以前に契約社員の若い女性。


お祝いのパーティー。

不吉な予兆はあった。

ビー玉が転がる新居。

ヒビが入る入り口のガラス。

(ラップで覆う。玄関ロックの意味がない)


突如地響きと共にマンションごと地下に500m落ちてゆく。

残されたソリの合わないマンションの住民たち。

スマホの電波も届かない。

救助隊が降下しようとするが地盤が安定しない。

二次災害を恐れて断念せざるを得ない。


地上は遥か上の小さな穴。

癖のある住民たちは結束して立ち向かう。

(ズッコケながら)

だがどうやって❓



面白かった❗️

後味も良いし。

気分は晴れた。

ツッコミどころは沢山ある気がするが気にしない事にしよう。

韓国では地震の多い日本ほど地盤調査はされてないらしい。

何度も地盤沈下の問題は出ているそうな。

日本も博多で15mの道路陥没があった。

ソウルはさらに都市開発で問題があるんだって。




晴れ晴れと駅に向かおう。