プレイボーイの在原業平。
帝の妃となった恋人を想っての歌とも。
マンガの方は一巻で頓挫。
京都にゆかりのお寺も桜が見事だそうな。
十輪寺。ちと遠いけれど業平寺とも。
紅葉が流れにまかせて踊るように水をくぐる様を描く。
落語の演目にもあります。「千早ぶる」
(不思議な歌の解釈が聞けます)
文楽では黒衣が見えても見えません。
手が見えても見えないのです。
そこんとこ宜しく。
これは歌の意味がわかりやすいね。
次の歌と歌合で対決しました。
歌合せは巨額な贅沢の催し。
恋の歌がもっとも重要だった。
ひっそりと想い始めたばかりなのに。
壬生忠見は敗れて悔しさのあまりなくなったという伝説がある。
(まあ伝説です)
絶えてしまうなら絶えてしまえ我が命よ。
強い歌ですねえ。
必ず授業で習う歌。
掛け言葉の典型として。
美女として名高い小野小町ゆかりの寺は京都にある。随心院。
文塚もあって千を超える恋文を収めた。
言霊を恐れたのかもね。
あと少しで百夜の通いが叶わず雪の中で求愛の方がなくなるというのは伝説です。
(都合が良すぎる)
(深草少将は居たのかなあ)
初瀬にある長谷寺での歌。
確かに花が香りそうな良い寺です。
(交通の便は悪い。けれど景色は素晴らしい！)
紀貫之は古今和歌集の序文で有名ですね。
桜の花が散るのを惜しむ。
作者は紀貫之のいとこ。
もう一度だけあなたに会いたい。
恋多き女性として有名。
(良いなあ〜)
慌ただしく帰ってしまった。
朝まで一緒に居ろよ❗️
って歌かと思ってたけど。
京の廬山寺がゆかりの寺。
(空いてます。だから春に桜をゆっくり庭先で見られます)
どうしてあなたを忘れることができるでしょうか。
お母さんが上の紫式部。
娘が出世して喜んだでしょう。
文才も引き継いだか。
来ないなら来ないと言えよ！
ずっと起きてたじゃない！
かたぶくまでの月を見しかなという調べは美しい。
まだふみも見ず
文を未だ読んでないと踏みとを掛ける。
長い長い夜を私はひとりで寝るのだろうか。
歌聖と言われた柿本人麻呂。
ボクはもっとも優れた歌人だと思う。
新海誠さんの「言の葉の庭」に新宿御苑の東屋で会う女性が謎の歌を言う。
雷神(なるかみ)の少し響(とよ)みて
さし曇り 雨も降らぬか君を留めむ
雷音が響いて雲が出て、雨も降り出してくれないだろうか。そうしたらあなたともう少し一緒に居られるのに、的な。
これも柿本人麻呂の歌。
これも教科書に載ってますね。
藤原京を築いた女帝。
中大兄皇子。
白村江の戦いで敗れてます。
お陰で防人たちが自腹で北九州まで行かねばならなくなった。
防人歌は残るけど悲惨な最期を迎えた方も多い。
女も有明の月も大嫌いだ。
私を追い返すなんて！
暁を見ることになっちまうなんて。
夜に通うからねえ。
振られると辛い。
霜の降りる朝の寒い空気感。
誰も未だ触れていない初霜の白菊の清さ。
格調が高いなあ！
百首全部あります。
お好きな歌に会いに行けますよ？
【会いに行けるアイドル】❓
あっと！
清少納言を撮り損ねた！
夜をこめて 鳥の空音は謀るとも
よに逢坂の関は許さじ
決してあなたが会いに来るのは許さない。
史記を踏まえるのが彼女らしい。
以前は清少納言は軽く見ていたが、
他の章を読むにつけなかなかの文筆だと感じるようになった。
紫式部も清少納言もそれぞれ良いと思います。
(ライバルでしたけれど)
大河ドラマ関連で言うと。
定家が育てた源実朝も。
世の中は常にはもがな渚漕ぐ
海人の小舟の綱手かなしも
ありふれた漁師の日常を愛おしく眺める。
定家が選歌した頃はもう儚くなっていたけど。
後鳥羽上皇。
定家に新古今和歌集の撰者の1人として命じる。
上皇の歌を指導したのも定家だが上皇は天才的だった。
神器を持たない天皇としてのコンプレックス。
様々な才を発揮する。
人もをし 人も恨めしあぢきなく
世を思ふ故にもの思ふ身は
ひとが愛おしくも恨めしくも思われる。
世の中をつまらないと思うわたしは…
だが彼は才があるだけにかえって世間が見えてない。独善に陥る。権力者の常だけど。
この歌は隠岐に流された後だろうか。
「鎌倉殿の13人」はどう終わるでしょう？
嵐山文華館。
トロッコ列車に乗る際に、
または舟下りの帰りにお立ち寄りあれ。
(おでんの持ち込みは不可)
【追記】
御厨さと美さんがなくなってしまった。
「裂けたパスポート」が大好きでした。
少し大人っぽくてオシャレで。
名セリフが多かったなあ。
(バディもので相棒の女の子が可愛くて)
(「レオン」のずっと前)
今でも覚えている言葉がある。
いつか使おうと思ってて未だに一度も使ってないけれど。
“わがマッターホルンはユングフラウを目指す”
センスの良い方でした。残念😕です。