三日前のニュース
また、テリアです・・
ピットブルテリア・ミックス
こういう事件がある度に、
犬種の問題が問われ
躾けの問題が問われる・・
 
結局、犬を見て
可愛い~~
癒される~~~
犬が狂暴なのは
躾けのせい!
あるいは、犬種のせい!
と、こればっかりですな。。
 

 

焼きもち説やら・・・

躾け云々ではないんですよ。

この犬だって、座れやマテ、

伏せなんてことも、

できてたはずです。

それを躾けというならば…(笑

 

小型犬飼って、

いや、大型犬であれ、

人間が犬に

癒し、癒され

犬じゃなく、人間が問題!!

って声を挙げる人は増えたものの、、

本質を知らない「間違った犬好き」が

多いと思います。

根底には「ワンちゃんは、そういうことしない!」

っていう??

なんとも、ディスニーな考え方

危険ですから、今すぐ改めて欲しい。

そういう理想論でしか

犬を見れない・・だから

こういう悲惨なことが起きるんですよ。

所詮、「自分の犬は違う」

って、他人事なのよね。

問題ない、むしろ、問題を

問題とみえてない人が

問題に気づいたときには

時すでに遅し・・

 

事故って、予測できない

だから、事故になるわけです。

こちらが注意していても

貰い事故だってありえます。

 

普段はとっても仲良く

過ごしていて

お互いにベストフレンドだったという

この赤ン坊(1歳)が

なぜ、犬に殺されたのか・・

つまり、

ベストフレンドという概念は

人が勝手にそう思い込んでいただけ

犬だってやられて嫌な事

この1歳の子に「されて嫌な事」

たくさんあったはず

それを我慢していた。

赤ちゃんに挑戦したり

反抗したりしない犬をみて

飼い主は、「この犬はとってもいい子」

「うちの子と親友なのね!」って

テレビの見過ぎとしか思えませんわ。。

理不尽な思いをしていた犬のことも

見抜けてなかったはず。

飼い主は子供のことは

そりゃ、言葉を話せない年齢であっても

しっかりと見ていて

「お腹が減ったのね」

「ここが痛いのね」

「機嫌がわるいのね」って

いろいろと感じて、理解してたはず

なのに、犬のそういうことが

読めてなかった、

理解してなかったってことでしょ?

なぜか?

犬の生態、犬への知識がなく

自分勝手な

理想的概念の押し付けでしか

犬を読むことができなかったからです。

 

躾け=芸事程度だったでしょうし

まさか、犬が、飼い犬が

子供を殺すなんて!!!って

想像すらしてなかったはず。

ってことは、まるっきり

犬を理想化していて

犬に対する危機管理がなってなかった。

私のクライアントさんは

ほぼ、犬が誰かをケガさせたり

犬同士で喧嘩したり、

自分が噛まれて大けがしたり

そういう経験があって

初めて「これじゃいかん」と

私に辿りつく人ばかりです。

どの犬も

座れやマテ、伏せなど

一通りのことはできるという犬たちです。

じゃあなぜ、事故を起こす?

 

可哀想な犬みて

テレビみて、ほんわかな気持ちになって

涙して、感動して・・

犬を憐れんだり、同情したり。。

それだけを見て

犬を知ってる気になってませんか?

犬を大事にできる人って

本当の犬の恐怖を知っている人だと

私は思います。

だからこそ、犬の命に

責任を感じるんだから・・・

事故を起こせば

多くの飼い主さんの意識は

ころっと変るでしょうね、

マズルをして散歩している人をみて

『犬が可愛そう、口輪なんか付けちゃって』

そう思う人は、本当の犬好きではありません。

犬を守るために、

加害者にしないために

付けておられるんです。

私は、そういう飼い主を見ると

ほんとに拍手、バンザイ!を

送りたくなります。

もちろん、マズルつけたからって

マグロの一本釣りのように

蛇行してハンドルされていない犬を見ると

こっちは恐怖でしかない・・

だから、ちゃんと歩いてください・・・

 

犬を大事にするって

他の犬と遊べるようにさせることとか

どんな人にも懐く犬にすることだとか

ドッグカフェやドッグランに

連れて行くこととかって

勘違いしている人が多いですが、

そういうことではございません。

犬にも個性がございます。

 

はい、このニュース

犬が食事しているときに

起きてます。

犬を知らない人でも

わかるはずです。

所有権の主張・・・

ドミナント、

ドライブに入った状態ですね。

 

 

 

まさに、昨日のブログで

書いたことですよ。

動画貼ってますよね。

所有権、、、

誰のモノなのか・・・を

きちんと犬に理解させていないから

こういうことになるわけです。

床に落ちている

一粒のお米でも、ドッグフードでも

所有者がいない、誰のモノでもないと

奪い合うんです。

(もちろん食べる欲求の高い犬)

問題はドライブで起きてます。

昨日の記事にもメルマガの

お勧めを貼ってます

たとえば、この事件

うちのカポンとマナちゃんで考えてみます。

カポンがご飯食べてるときに

マナちゃんがカポンに近づいた

そんで、マナちゃんがカポンに殺された

そう言うことになります。

うちではそういうことは

起きません。

なぜでしょうか?

餌は私のものですし、

与えたとしても

私がそこにいる限り

私にエサを奪う権利があります、

私が餌を動かす権利があります。

落ちている食べ物があったとしても

それは、私が拾い上げて

私が誰にあげようと

私の自由なのです。

カポンの食い散らかしを

マナとマセで奪い合う事はありませんし、

私の指示なしで

勝手に他の犬が食べている状態に

近づくことは許されないのです。

そういう「秩序」が

うちにはあるからです。

ルールですね、

私がそう、教育しているからです。

私がそこに居なければ

事故は起きます。

(メルマガ、バックナンバー手羽先事件に詳細あり)

多頭飼いで、同じ空間で同じ時間に

餌を与えることができない人

(喧嘩したりするから)

は、マネージすればいいだけのこと。。

一匹一匹を

個室で食べさせればいいんです。

ただし、皆さん、、

餌の後の、犬に残っている

ドライブをお気づきでない方が多いんです。

餌の後、残り物を探しまくる犬たち・・

(これがNOです)

これは、落ちてる食いモノがないか?

って、それだけに集中しております。

欲求がそこに集中してしまいます。

こういうときに、2匹の鼻先がぶつかっただけで

喧嘩が勃発します。

心理をきちんと理解してください。

心理(ドライブ、ニュートラル、バック(サミッシブ)
 

ま、こういうのも、

私は経験がありますから、

皆さんに教えることができます。

 

正しい知識、

犬の生態を知らずして

犬をマスコット化しないで欲しいですね。

思い込みで理想化しないで欲しいですね。

結果的に

悲しむことになるのは

飼い主ですし、

被害者死亡の場合は

どうすることもできません。

コレクション(訂正)や

NOを教えることを否定する人は

まだまだ

危機感がない方だと私は思います。

チワワやトイプーなど

小型犬は人を殺すほどの

事件を起こすことはないでしょう。

でも、体が小さいというだけで、

身にまとっている着ぐるみが

違うというだけで、

威嚇や挑発、噛みつきなんか

やっていることは大型犬と変りません。

シェパードやピットブル、

大型犬だから問題が大きくなるだけの話。

ミニチュアダックスに

目ん玉噛まれた子供だっているんです。

(失明したけどね、その子)

私のクライアントさんです。

あなたが知らない犬の世界

教えるのは私です。

もっと、現実に目を背けず

犬を知って、その上で

大事にして欲しいと願うばかりです。

 

明日、アカデミーで

こういうお話も含め

口が酸っぱくなるくらい

犬のこと、お話します。

どなたでも

ご参加くださいませ!

犬が人を殺したというニュース

ほんと、あってはならない!!

 

じゃ