還暦記念企画の第一弾である北海道ツーリング
自分では一話完結のつもりだった前回ですが
読み返してみると何となく中途半端・・・・
そこで随分と間が開いてしまいましたが書き足りない
と思われる部分後編として続けさせていただきます。
#前回の記事は前編としてタイトルのみ変更しました。
この時のツーリングは本当に天気に恵まれず
雨はそれほどでも無かったものの曇りの連続で
兎に角寒い!
おまけに最後の山場であり楽しみにしていた
三国峠経由の富良野ルートはかなりの雨量になりそうで
ルート変更で総てキャンセル。
兎に角最短距離で富良野の宿に向かう事にしました。
実は此処でルートで意見が分かれ気まずい雰囲気に・・・
その時の経験がその後の「ロングツーリングはソロで」
の大きなきっかけとなります。
最短&最速ルートで豪雨の中を富良野に向かうのですが
高速では休憩も思うように取れず寒さと視界の悪さで
最悪のコンディション。
当然写真も有りません。
本当はダウシュベツ橋梁や大雪山の景色を楽しみに
していたのに・・・号泣
しかも雨に対してかありったけの防水装備をしたのですが
まるで役に立たずグローブもブーツもビッショビショ。
友人は服までビショビショで唇が紫色になっています。
後で考えたらインカムが壊れなかったのが不思議でもあり
不幸中の幸いでした。
長時間の水でふやけた手
当然グローブも絞ると大量の水が・・・
ブーツと併せて新聞紙で乾かします。
それでも高校時代の同級生で札幌在住の友人が
駆けつけてくれました。
その友人の車で富良野観光に出発。
最も印象に残ったのがこちらの拓真館
富良野の自然を活かした作品にはただただ唸るだけです。
天候等を理由に言い訳ばかりの自分は何だったのか。
物凄く考えさせられました。
その後は久しぶりの友人との再会に話が弾み
深夜までの宴会。
天気には恵まれなかったけどとても楽しい1日でした。
そして迎えた最終日
幸いにも天気は回復傾向です。
しかしフェリーの時間を考えるとそれほどの時間が
有るわけでも無いのでピンポイントで走り回ります。
一見ラベンダーの様ですが違ってた・・・
そして最後はお約束のこちら
こちらも晴天だったならば・・・
この後は苫小牧まで一走り。
途中で夕張に寄りたかったのですが道を間違えて
無念の断念。
おかげで大分早くフェリーふ頭に付いてしまいます。
そこで休憩を兼ねて最後の夕食をファミレスで取る事に。
そして乗船。
最後の宴はやはりこれでしょう。
翌朝は定刻に仙台に到着。
ちょっと方向の違う友人とは仙台港でお別れです。
実は友人とはこれが最後のツーリングになるとは
この時は思ってもみなかった・・・涙
自分は給油をしてから帰るルートを検討。
この年は既に梅雨明けをしていて結構厳しい
暑さが予想されていました。
そこで少しでも涼しそうな海に近い?
常磐道経由で帰る事に。
梅雨明け10日の晴天から来る日射しは強烈です。
この時点で気温35度。
昼食もそこそこに先を急ぐのですが常磐道は
対面通行なのでペースを上げられない!
しかも原発に近付くにつれ路肩の放射線量計は
徐々に数値を上げて行きます。
最後は窓の開放禁止区間になりちょっとドキドキ。
出来るだけ息を止めて走ってみたのですが。苦笑
しかしいわきからは片側2車線になりペースアップ。
そして最後の圏央道になるのですが横風が凄い!
自分はタンデムシートの荷物が災いしてフラフラ蛇行運転。
特に橋の上では緊張しまくりです。
大きなトラックが近くに居ればその風下を走ったりで
何とかしのぎつつ無事帰宅。
トータルで3000Km強を無事故、無違反、無故障で
良く走りました。
と、色々有りましたが今となっては総て良い思い出。
その後も何回か北海道を走りましたが、やはり
このツーリングが一番記憶に残っています。
年々体力が落ちて行く今日この頃ですが
出来ればまた走りに行きたいナンバー1の場所。
それが間違いなく北海道ですね。
撮影機材: SONY・WX350、iphone
ご訪問いただきありがとうございました。