天気の好転で2日間に渡って楽しめた道東。
霧多布岬では偶然にもラッコまで見る事が出来ました。
そしていよいよ迎えてしまった最終日。
この日の目的地は過去に何回もトライしながら
悪天候で諦めざるを得なかった襟裳岬です。
出発時は青空も顔を見せてくれました。
予報では雨の心配は無さそうで風も穏やか。
この日諦めたら行く日が無い、と言う好条件です。
帯広から暫くは高速を使ったりで快適でしたが
ここからが難所。
波も殆ど無い穏やかな海ですが海岸に散乱している
大きな石(岩?)がこの海の素性を表している様な・・・
最初に開通した旧道は殆どが廃道となり、
真新しく整備された快適路が続きます。
試しに旧道(と言ってもかなり整備された区間?)
に入ってみると
話は逸れますが正面から見た時のライト、ウィンカー、
ホーンのバランスがとっても秀逸!
自分にとって特にお気に入りのデザインなんです。
元に戻すと此処は通る車も全く無いウミネコの世界でした。
走ってきた道を見ると洞門が圧倒的に多く、
その洞門も今は新たに開通したトンネルに
変わった部分が多いです。
やはり洞門では強風に弱いのでしょうかね。
そのトンネルですが長くて寒い!
これが何本か続きます。
因みに手元の気温計では最低で10℃前後まで下がりました。
新旧トンネルを比べてみると
今の様な重機も無い時代に丘を崩し、岩を削り、で
この短いトンネル1つだけでも難工事だったことが
偲ばれます。
途中に遭った展望台には開通までの経緯や難工事の
歴史が刻まれていました。
振り返って見ると本当に断崖の先に海が続くんですね。
此処に道を通す決断をした人達を尊敬せずには
いられません。
目的地の襟裳岬はもう目と鼻の先。
予報通り風も穏やかで雨のほうも直ぐに
降る雰囲気では有りません。
・・・と、たまたま停まったところから海を見ようとすると
多分今回3匹目?の鹿です。
海と崖の世界だったのでちょっと油断していましたが
此処は北海道。
最後まで鹿の飛び出しには注意が必要と気持ちを
引き締めて最後の目的地に向かいました。
尚、撮影機材ですが本ツーリングを通して
iphone、RX100M2、ドラレコの3機となります。
ご訪問いただきありがとうございました。
つづく