僅か1カ月間しか走れない期間限定の貴重な富良野上川線。

 

 

楽しんだ後は稚内に向けて一気に走り抜けます。

 

とは言えこの時点で既に12:30を超えてしまい

 

距離も300Km弱あります。

 

あまり余裕も無いので寄道無しで直行する・・・つもりでした。

 

当然旭川前後は高速を使い名寄の先、音威子府までは

 

国道と無料高速で距離を稼ぎます。

 

途中の名寄近辺はかつて真冬に仕事で駐留していた経験が

 

有りますが随分変わってしまった・・・

 

良くお世話になった店が閉店したり跡形も無くなっているのを

 

見ると胸が痛みます。

 

あのダイアモンドダストを再度見る事が残された人生の

 

目標の1つでも有るのですが・・・ー30度の世界はもう無理かも?

 

 

と、感傷に浸る間もなく現実は厳しく既に3時を過ぎました。

 

しかし今回どうしても走りたかったのが日本海側の

 

オロロンライン。

 

此処は過去3回走ったのですが毎回厚い雲に覆われ

 

利尻富士も霞みがちな残念な結果に終わっていました。

 

そこで晴天に恵まれた今回こそは、との思いで

 

週間予報で一番天気が良いこの日を選んで訪問しました。

 

 

そのオロロンラインへのルートですが音威子府の先で

 

国道を離れ道道を経由するのが最短コースとなります。

 

この道が森の中の一本道で対向車も殆ど無し。

 

 

陽も傾いて来たので早々に走り抜けます。

 

因みに対向車は10キロに1台くらいのペースでした。

 

いよいよオロロンラインに出るとまず現れるのは

 

有名なオトンルイ風力発電所。

 

 

これを初めて見た時は本当にビックリしたっけ。

 

本来は既に解体されていたはずの風車達はコロナの影響で

 

延命されていました。

 

 

 

 

3キロ以上に渡って20本以上の風車が並ぶさまは

 

相変わらず壮観の一言です。

 

でもこの姿もいよいよ見納めかなぁ・・・ちょっと残念。

 

側に立つと発電機の唸る音が鳴り響いていました。

 

更に進むといよいよお目当ての利尻富士が見えて来ます。

 

 

 

晴天に恵まれたお陰で今までに無い島影です。

 

大分陽も傾いて来たので先を急ぎます。

 

 

 

本来は海岸に咲くハマナスの向こうに見える利尻富士が

 

理想だったのですが今回はススキが前景になってくれました。

 

走るにつれて陽は傾き位置もどんどん変わります。

 

此処ではダイアモンド利尻富士を撮ろうかとマジで考えました。

 

 

しかしまだ距離がちょっと有ったので断念。

 

でも今になって考えると待てば良かった・・・

 

稚内直前の展望所から見た日没直前の利尻島と礼文島です。

 

 

微かに見えているのが礼文島

 

 

利尻島は肉眼ではもう少し暗く見えてました。

 

 

こちらでももう少し待って日本海への日没を撮れば良かった。

 

この時は利尻富士しか思考になく日没の写真まで

 

頭が回りませんでした。

 

次が有るかどうか、そしてこんな好天に恵まれるかを

 

考えれば本当に勿体なかったとしか言えません。

 

まぁ、また行くんだ!と強い意志を持ち続けられれば

 

機会はきっと来るでしょう。

 

 

ところで今回の旅ですが後半は道東を予定していました。

 

しかしこの日の予報ではかなり荒れた天気となりそう・・・

 

取り敢えず翌日は好天が期待できるのですが。

 

そこで天気が良さそうな道南方面に逃げる事も考え

 

宿を仮押さえしましました。

 

果たしてこの先どうなる事やら。苦笑

 

 

この日のルート

 

 

この日の走行距離: 約393Km

 

 

尚撮影機材ですが本ツーリングを通して

 

iphone、RX100M2、ドラレコの3機となります。

 

ご訪問いただきありがとうございました。

 

つづく