今日は朝から高野山に登ってきました。国道370号線を東へ、車で1時間ぐらいです。
落ち葉が参道の脇にたまってましたが、まだまだ紅葉は見頃です。予想通り海外からの訪問者が目立ちました。四季色移ろいゆく楓と何百年も常緑の杉とのコントラスト、海外の人たちどう感じているのでしょうか。

境内の西にある西塔の創建は9世紀、江戸時代に再建されています。他に2つの塔がありますがいずれも昭和の再建なので、この塔が一番古い。周りの古木とよく調和しています。塔の向かいに神社があって丹生都比売大神が祭られています。丹生都比売神社の縁起によると丹生都比売大神が弘法大師に高野山の地を与えたとされています。聖徳太子以来の仏教と八百万の神の融合が聖地高野山にも受け継がれています。

帰りは奥さんが行きたいというので寄り道して粉河町にある古民家カフェへ。NHKの古民家訪問番組で紹介されたことがあるそうです。

国の登録文化財に指定されている古民家です。なんでも、綿織物で財を成した豪商の邸宅らしいです。

カフェに入るのは昔のお勝手口から。
ランチセットで、私は牛すじカレー、奥さんは季節物で柿と鶏肉のソボロ丼。建物内を見学できるそうなので、食事もそこそこに済ませ一人で建物内をうろうろしていたら、奥さんも後から追いかけてきた。




写真では載せきれないので、ネットにあった動画のリンクを貼りつけました。




午後2時過ぎに帰宅、さっそく買ってきた高野槇をバケツに生けました。母の月命日に墓参りに使います。母は色花はすぐに枯れるのを嫌って盆暮れの墓参りにはわざわざ奈良県野迫川村、立里荒神門前の土産物店から槇を取り寄せていました。私も母に習って今年の新盆は同じ店から取り寄せてみましたが宅配料金が高くて割に合わない、以来、近所の大型スーパーで買っています。ところが、これが腰が弱くてシャキッとしない。今回は紅葉も観てみたいということもあって久しぶりに高野山詣でとなりました。

柿がまだまだあるので1瓶追加で柿酢を仕込みました。

左は先に仕込んだもの。

種生姜の保存方法をネットで調べたら色々あるようですが、これが一番失敗がなさそうです。
入れ物として発泡スチロールの箱を用意します。ビニール袋に籾殻壎炭を敷いて生姜を置いてから、壎炭で見えなくなるように覆います。壎炭は保温、保湿と殺菌効果があります。
生姜の保存には90%程度の湿気が必要なため、濡れたキッチンペーパーを壎炭の上に置きます。後はビニール袋の口を閉じて発泡スチロールの蓋をします。保管は常温でよさそうなので土蔵の中に置いておきます。時々キッチンペーパーが乾いていないか様子を見る必要があります。種は来春使いますが、なんとか夏まで腐らないで欲しいです。キューリのキューちゃんに使います。