藁束を細かく裁断する道具です。納屋の裏にほとんど放置状態でしたが、何故か廃品回収を免れた農具です。台は二股の枝を利用した手作りのようです。子供の頃に見たことがあるので使い方は知っていましたが、なんという道具か知りません。近所のNさんに尋ねたら、押し切りという道具だそうです。


けっこう赤サビがでています。何年か前までは藁束を切ることができましたが、昨日試しに使ったらぜんぜん切れませんでした。と言うことで、朝から押し切り復活に挑戦です。

グラインダーで刃の赤サビを落としてから、砥石で研ぎました。
研ぐのは草刈り鎌と同じ要領ですが、乾いた藁を切るだけなので鎌ほど綺麗に研ぐ必要はないですね。ピカピカにするには時間がかかるので黒錆は研がずに残しました。

他のところはグラインダーで赤サビを落として錆止めにシリコンスプレーしました。あと、可動部分には潤滑油を差しておきました 

束ねている部分の裁断はちょっと力が入りますが、あとはサクサク、なかなかいい按配に藁束が切れるようになりました。