「よく運動しているのに

 風邪をひきやすいんだよなぁ」

 

といった悩みを持っている人は

運動しすぎてグルタミンが

足りていないのかもしれません。

 

ストレスにはグルタミン

 

グルタミンは、

ストレスに対応する遊離アミノ酸です。

(たんぱく質と結合せず、単体で体内に存在しているアミノ酸)

体内で作り出せる非必須アミノ酸に分類されています。

 

 

グルタミンは、筋肉や血液中に

大量にストックされていて、

筋肉に蓄えられているアミノ酸の

40%を占めています。

 

 

運動をした時、

風邪を引いた時、

ケガをした時など、

 

体にストレスがかかった時に

グルタミンは大量に消費されます。

 

そして体にストックしていた分が

足りなくなると、グルタミンは

筋肉を分解して取り出されます。

 

これが激しいトレーニング時や、

体調が悪くて寝たきりの状態の時に

筋肉が失われる理由のひとつです。

 

アスリートは風邪をひきやすい?

また、よくアスリートは

免疫力が低下しがちだと

言われますが、その原因にも、

 

激しい運動により、

充分なグルタミン供給が追いつかず、

血中のグルタミンが少なくなることが

あげられます。

 

運動後には消費されたグルタミンを

しっかり補給すべきなのです。

 

グルタミンは腸に効く

さらに、グルタミンは、

腸管(小腸や大腸といった消化管のこと)の

最も重要なエネルギー源である

こともわかっています。

 

腸管には、

絨毛(じゅうもう)という突起があり、

 

食事から摂った栄養素は

ここから吸収され、

肝臓を通して

全身へと送り込まれます。

 

同時に細菌やウイルスの侵入を防ぐ

重要な働きもあります。

 


絨毛は普段、

じゅうたんのような状態ですが、

 

十分なグルタミンが供給されなくなると、

絨毛が弱り薄くなってしまい

 

細菌やウイルスに侵入されたり、

潰瘍ができやすくなったりしてしまいます。


グルタミンにはこの絨毛を修復する

作用があるのです!

 

 

常に腸を健康な状態にしておくためにも

グルタミンのサポートは必要不可欠なのです。

 

質のよいトレーニングの維持や、

日頃の体調管理に、グルタミンは

とても重要な役割を担っているのです。

 

グルタミンの摂取法

グルタミンは肉、魚、卵、大豆など

に含まれていますが、

生で食べるのが効率が良いとされています。

 

生食となるとハードルが上がってしまいますね。

そんな時は

サプリメントを利用するのが効果的でしょう。

一般的には1回あたり、5g程度が目安らしいです。

 

ただし、

サプリメントは便利ですが、

グルタミンもプロテインなどと同じで

肝臓や腎臓への負担もあります。

くれぐれも摂りすぎ注意!です。

 

 

 

 

暑かった8月もあっという間に

過ぎていってしまいましたね。

(今年はまだスイカを食べていない気がする・・・)

 

では、また。

明日を人生で最高の1日にしていきましょう。

Peace.