コミュニケーションの話で、

よく「言葉のキャッチボール」という

言葉が使われます。

 

でも、それって具体的にどういうことなのでしょうか。

 

 

 

例えば

 

「この靴どう?今日のパンツに似合ってるでしょ?」

「また靴買ったんだー。好きだねー」

 

といった会話。

 

 

靴の話で返しているし、
キャッチボールできているように思えますが、
 
聞きたいのは
似合っているかどうか、です。
ファッションに対する意見が欲しいのです。
 
「おお、綺麗な色だね。似合ってるじゃん。」
といった感じに、この場合はもう
ぶっちゃけ褒めてもらいたいわけですね。
 
そんな気分の時に
「また買ったの?(散財してるなー)」
といった批判など、全く聞きたくないわけです。
 
これは
投げられた球を受け取ったようで実は、はたき落して
あまつさえ、変化球を投げ返したようなものです。
 
 
本当に些細なことで、
そんな細かいこと気にしてたら、やってられない
と思う人も多いでしょう。
 
ですが、一事が万事。
 
こういった「軽いけど的確なキャッチボール」が
普通にこなせないと、
知らないうちにうっかり相手の機嫌を
悪くしていくことに繋がりかねません。
 

まず、言われたことの返事をする。

素直に受け止める。

これが言葉のキャッチボールの大前提です。
 
これを忘れて、自分の言いたいことを
何よりも優先してしまうと、
ろくなことになりません。
 
 
普段何気なく、
上記の例のような会話をしちゃっている人は
ちょっと気をつけてみましょう。