「刑務所の鉄格子の隙間から 二人の男が外を眺めた。

 一人は泥を見つめ、一人は星を眺めた。」

 

 

泥を見つめ続けるのか。

星を眺めるのか。

 

ものごとをどう捉えて見るのかで、運命は変わる。

 

時として人は、弱点や逆境を逆手にとって生かすことで

大きな成功を収めたりする。

 

そんなサクセスストーリーは枚挙に暇がないが

それらに共通するのは

嘆き苦しんだ苛酷な状況から、脱しようと決めたことだ。

 

ある瞬間に目覚め、行動し始めるのだ。

 

 

その大きな原動力となったであろう マインドセット。

どうやってそれは生まれ 維持されていたのか。

 

そこには まずベースに、

バーニングデザイア(強烈な願望)がある。

 

そして、ある小さな気づきから

 

「私には何もない」という考えを

「しかしこれがある」に変え、

 

行動を起こし、少し上手くいく。

 

上手くいくと脳内でドーパミンが分泌されだし、

モチベーションが上がり出す。

 

「何がなんでも」という気持ちは、逆境にあればあるほど増大する。

 

心の底に、燻りながらも消えないでいた、上昇志向の魂。 

それを奮い立たせる、衝撃的な増幅装置。

 

これらが混じり合うことで、

強烈なマインドセットが出来上がる。

 

 

熱い願望=バーニングデザイアを持つことができれば、

半ば自動的に、強力なマインドセットを持つことになるのだ。