断つことは簡単だと思っていた

 

何かを始め 続けることの方が 余程大変だと

 

 

確かにそれもその通りではあるのだが

 

身につけてしまったものを断つのは

 

やはり 簡単ではなかった

 

 

痛感したのは タバコをやめるとき

 

いつでもやめられると思っていたのに

 

ふと 試しにやめようと思ったら

 

6時間で限界だった

 

 

本格的にやめることを決意するまでに それから1年近くかかった

 

意を決して 頭の中で タバコに対してピリオドを打つと決めた

 

終わらせる

 

 

その後は しばらく吸いたい自分と戦うことになるわけだが

 

そこからは 自分との戦いの時代に入ったのであり

 

自分でピリオドを打つと決めた瞬間に

 

自分の喫煙時代は終わったのだ

 

 

自分の中で 終わらせる

 

ピリオドを打つ

 

そこで まず終わるのだ 終わらせるのだ

 

 

本当は・・・とか 実際には・・・とか 実質的には・・・

 

とか そんなことはどうでもいい

 

それは過去を振り返ったときに出てくる言葉だ

 

自分の中でピリオドを打てば そのときには

 

とにかく 終わるのだ

 

 

終わらせることで 何かが変わる 確実に

 

頭の中の 黒いピリオドが 何かを変える

 

 

私は自分でピリオドを打つとき

 

ひとつ 手を叩く

 

パン

 

「はい 終わり」

 

 

 

簡単じゃないものほど

 

簡単に考えてみる 

 

 

悪き習慣 人間関係 利害関係 

 

断つべきだと思うなら 

 

まず 頭の中にひとつ ピリオドを打つ