まだ3/2の佐賀バルーナーズvs名古屋ドルフィンズについて書けていない中、vs長崎ヴェルカを生観戦してきたので、こちらを先に書く。


今節もガルシア不在。前節3/2では岸田も頑張っていたが、それ以上に3/1のガルシアが良かったので、ガードの武器が欠けた中での不安なスタート。


すると馬場のハードなディフェンスに角田、また替わった岸田などがターンオーバー。ガードだけのボール運びに不安が残るため、センター陣もボール運びに加わる形が多くなった。センター陣は平面でプレッシャーを受けにくいので安定するが、ただでさえ出突っ張り気味のセンター陣の負担が更に増える形となった。


そしてやはり中を人をかけて守るためフリーのスリーポイントを多投&成功され、1Q前半で15点ほどのビハインド。早々にタイムアウトを取ったが中々打開できない。このままズルズル離されて大敗一直線かと思ったが、アレクが連続スリーポイント&ディフェンスでハッスル。

1Qで35点もとられ、20点差以上の点差がついてもおかしくなかったが35-25と10点差で踏ん張れた。


2Q以降、いつもくらいのクォーターあたり20失点くらいで進めることができたが、会場では何の変化が起きてそうなったか観察できなかった。あえてこれかなと挙げれば、以下の3つが考えられる。

①2Q以降は中でやられ出したので中のカバーをある程度捨ててでもスリーポイントはチェックするようなディフェンスをしていたのかも知れない。

(=ゾーンorゾーンのようなマンツーでゴールを守るのから、ゴールは薄くなるがシュートを守るマンツーに変えた)

②狩野が出ているとき、キックアウトされたときにすぐにチェックに行けるようなポジショニングを先読みしてやっているかように見えた。狩野個人で考えたのかチーム全体でやっていたのかは不明だが、それが聞いたのかも知れない。

③ミスマッチで中にボールが入った後にビッグマンがスイッチ、元々付いていたガードがコートを横断してローテーションするお馴染みのスタイルを何回か見かけた。(そう言えば最近あまり見てなかったな)

あえてミスマッチを作ってローテーションの形に誘い込んでいたのかも知れない。

(最近負けが続いているが、ディフェンスでローテーションの形がでないオフェンスをするように相手チームに分析され誘導されていたのか?)


オフェンスはざっくり2つの気付き。

①スリーポイントが、長崎15本/42本成功(35.7%)に対し、10本/28本(35.7%)とやはり試投数が少ない。しかしアレク6本、りょっぴ3本と成功できた。金丸、狩野は徹底マークで中々打たせてももらえないが、この4人の誰かが打てれば良し!みたいなセットを増やせばスリーの試投数ももっと増えていくと思う。

②ダーラムとヨーリのリムアタックでフリースローを中心にコンスタントに点を取って繋げられたのが良かった。しかし1対1での打開はやはり難しそうなので、途中あったがドライブからの合わせで楽に打てる中のショットを増やしたい。ドライブも1対1、なんならスクリーンを使っても難しそうなので、スリーポイントフェイクからのドライブから等か有効に思うので、やはりスリーの試投数が大事かな。


これぞプロの試合!素人なら1Qで決まりそうなところをゲームとして成立させた。という非常にポジティブな試合なので次こそは勝ちたい。勝ってほしい。


最後に心配なのはガルシア。ケガなのか。続くようなら外国人選手をまた引っ張って来ることも考えられる。動向に注目したい。