Kさん撮影:蒸機現役時代 国鉄関西本線その4 1973.5.5-5.6 | D51338の ほぼ蒸機ブログ “NO STEAM, NO LIFE!”

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物心がついた時から蒸気機関車が好き。
1970年代に撮った写真はプリントでわずかに残るのみ(泣)
今は関東近県の復活蒸機を撮影するのが楽しみ。
そんな写真を載せたいと思います。
D51338は故郷、飛騨高山にいたカマです。

Kさん撮影seriesが続いております。
今日は46年前の関西本線、4/5回目です。
コピペ by D51338(^_^;)
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Kです。1973(昭和48)年5月、関西本線および参宮線での撮影記録、4回目です。
最初は「撮影場所はどこだ?」シリーズからです(笑)。
 
① この写真だけ55日の撮影です。
写っているカマはD51885、駅ホーム上にファンの姿もあります。
貨車も多く止まっていますね。主要駅のようですが、いったいどこの駅でしょうか?
ネガのコマの順番としてはD51伊賀号乗車中のどこかの駅なのですが、なんで架線柱が写っているのでしょう??
調べて見ると関西本線の電化は奈良-湊町間が一番早く、この撮影直後の昭和4810月のことだったようです。
訳がわからず途方に暮れ、一体全体どこの駅だ???としばらく悩んだ末、ようやく自分で答えに気がつきました。
 
伊賀上野駅ですね。
当時から近鉄(現、伊賀鉄道)の電車が乗り入れていました。
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② ここからは56日の撮影に戻ります。
早朝地上付近を覆っていた霧がきれいに晴れたところで、D51プッシュプルの貨物列車を川の対岸から撮影しています。
後補機のすぐ後方には腕木式信号機が3本立っています。
関西本線は木津川沿いを長く走っていますが、マップで検索すると、このような景色は大河原駅の柘植方か、笠置駅の奈良方のどちらかかと思います。ご存知の方、教えていただけると助かります。
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③④ さて、これもどこかの駅で、D51906を先頭に荷物車を連結した列車が停車中です。
D51906のデフには大きなハトのマークがありました。
月と鹿マークといい、奈良機関区らしくていいですね。
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⑤ このコマには腕木式信号機も写っています。
当時は単線区間では幹線ローカル線問わずどこにでもありましたが、現在はほぼ絶滅してしまいました。
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⑥⑦ 前日に引続き、再び柘植駅構内での撮影です。
黒煙を上げ貨物列車を勢いよく押しているのはC58353
亀山機関区所属で、一日1往復の信楽線の貨物列車運用についていました。亀山から柘植経由貴生川までの回送の際には、貨物列車の後部補機も努めていたようです。
私が集煙装置装着のC58を目撃したのはこのときだけだったと思います。SL銀河でやってくれないですかね。
ついでにPDCのエンジン止めたりして(笑)。
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⑧⑨ 柘植からキハに乗車し、加太駅で交換したD51934牽引の貨物列車です。
また900番台ですね(笑)。試作機でない900番台って、機関車では歴史上D51だけでしょうか(電車では73系にあったかと)。
写真の加太駅の木造駅舎と、柱に取り付けられた琺瑯看板が、まさに昭和な感じですね。
ういう風景、もっと撮っておけば良かったです
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次回がこのシリーズの最後、参宮線宮川橋梁での撮影です。
登場するのはC57D51、どちらも本シリーズ再登場のカマです。お楽しみに。
 
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