Kさん撮影:蒸機現役時代 国鉄関西本線その2 D51伊賀号乗車 1973.5.5 | D51338の ほぼ蒸機ブログ “NO STEAM, NO LIFE!”

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物心がついた時から蒸気機関車が好き。
1970年代に撮った写真はプリントでわずかに残るのみ(泣)
今は関東近県の復活蒸機を撮影するのが楽しみ。
そんな写真を載せたいと思います。
D51338は故郷、飛騨高山にいたカマです。

本日もKさん撮影の46年前の関西本線のD51、その2です。
コピペ by D51338(^_^;)
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Kです。1973(昭和48)年5月、関西本線および参宮線での撮影記録、2回目です。
 
関西本線のD51は貨物列車と荷物列車の運用でしたが、当時のSLブームの人気を反映して、昭和47-48年にかけて、シーズンの休日を中心に「D51伊賀号」が設定され、D51が旅客列車の先頭に立つ姿を見ることができました。K少年がどういう考えで選択したか今となっては全く思い出せませんが、D51伊賀号については沿線で撮るよりも乗ることを選んだようです。

 

① 亀山駅にて、折り返し湊町行きの下りD51伊賀号がホームにスタンバイ。牽引機は大きな後藤デフが特徴のD51499
個性的なカマの登場にテンションも上がります。機関車後ろホーム上の少年ファンは当時のK少年と同年代か、もう少し上の方でしょうか。
関西・中部圏から近いところでのSL運行だっただけに、少年ファンの数もかなり多かったと記憶しています。
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② 機関車直後は青色の客車です。スハ42系でしょうか。

それにしてもヘッドマークがデカいです()

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③ 亀山駅には参宮線方面の旅客列車の先頭に立つC57110の姿も。

このカマとは翌日、参宮線宮川鉄橋で再会しました。

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④ 正面から見ると、後藤式デフは最上部が内側に大きく曲がっているのがよくわかります。
ヘッドマークの下の方には「湊町・天王寺-柘植・亀山」と書いてあります。大阪では昭和48年まで、街中でも蒸気機関車の走る姿が見られたのですね。
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⑤ さて、D51伊賀号に乗車したK少年、走行中の機関車の姿を撮ろうと後方の車両に乗車しました。

D51499は少なくとも客車6両を牽いていたようです。

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⑥⑦ いよいよ加太越えのハイライト、大築堤です。

地上からの列車撮影は果たせなかったK少年、しっかり車窓から撮影できました。の列車先の斜面には多くのファンの姿がありますね。

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⑧⑨ この後夕方にも関西本線沿線で蒸気機関車の撮影をするため、終点湊町までは行かず大河原駅で下車しました。

大河原駅停車中のD51伊賀号と発車シーンです。

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  そういえば2010年から11年にかけて、高崎のD51498が後藤デフを装着し、かつての一番違いの弟の姿を再現してくれました。
Kは上越線、中央本線(甲府-小淵沢)、磐越西線(新潟-会津若松)の運行で、後藤デフ姿のD51498を撮影しています。ぜひもう一度見たいですね。
山口線のD51200で集煙装置、重油タンク、後藤デフを再現してくれたら絶対に行ってしまいます!!

 

次回は、この後夕方から翌朝にかけて、大河原、月ヶ瀬口付近での撮影記録を紹介します。