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さて、
昨日 見に行った映画
『エンダーのゲーム』ですが


 





結論から言うと
とってもオモシロかったです



しかし
『いろいろな作品に影響を与えた』
という前評判からボクが受けた
印象通りの作品か?

と、いうと チョット違う


 

 


じつは
『機動戦士ガンダム』や
大友克洋の
『武器よさらば』
その他のSF作品
などにも影響を与えたといわれる

『宇宙の戦士』
(スターシップ・トゥルーパーズ)
を小説で読んだ時にも
感じた事だけど


 

 



日常化した徴集制や
軍隊内部で起こる
高圧的な圧迫や暴力など

今の日本人には
『別の時代の話し』
的な感じを受けて
どうも 感情移入しにくい
と思えてしまう。


 

 



いや、解かる
理解は出来る

設定として 戦時下で
そうなるだろう想定は出来る

しかし

気持ちが入っていかない


 

 



そして思ったのが
これが、昭和の30年代に
書かれたものだったら
どうだろう?

もっと、この内容を
身近に感じられたかもしれない

そう思って調べてみたら
出版は 1985年

いや、確かに、
【コンピユーターゲーム】
として戦争をとらえる感覚は
ファミコン・ゲームが
普及し始めたこの頃のモノ


 

 



ならば なおさら
日本人には 古い感じがする

なぜなら
この作品のテーマのひとつ
『戦争相手を滅ぼすのではなく
共に栄えなくては』
というテーマは すでに

それより 10年以上前の
1974年に
宇宙戦艦ヤマト で
テーマとして
完成しているからだ


 

 



ならば、この作品は
良くないのか?


決してそんな事はない

事実、先にのべたように
オモシロかった(笑)

特に
孤立していた主人公のエンダーが
その才能を開花させ
昇進し転属していく度に
新たなクラスメイトとぶつかり合い
やがて理解しあう仲間となっていく様子は感動する


 

 


ただ、この作品を
心底から好きになるには

やはり
出逢いの時期というのが
大切な気がする

(°∀°)b 

じつは
この作品を 心底 理解したのは

ボクが最初にアップした
『これから映画見ます』
に コメントをくれた

リディアちゃんという
外国のブロ友の
『この本は、小学校高学年向けで、
人気があったのですよ~。』
というコメントを読んでである


 

 



そう、主人公のエンダ-は
10歳
言ってみれば
【のび太】
と同じ世代だ(笑)


そんな少年が
昇進の果てに
ゴツイ大人から
敬礼されるような人間になっていく


この年代の子供にとっては
痛快この上ない物語りだ(笑)


事実
この作品のプロデュ―サー
のひとり
ロベルト・オーチーは
12歳の時にこの小説を
初めて読み大ファンだという

・・・(笑)
つまり

そうゆう事なんだ (笑)




どの作品と ファーストコンタクトしたか?

 

どんなに素晴らしい

シリーズ作品であったとしても

 

そう、例えば

ウルトラマンシリーズ

ガンダムのシリーズ

仮面ライダーシリーズ

ジョジョのシリーズ

戦隊シリーズ の どれが好きか?

 

その素晴らしさを

認めることが出来ても

心に残る 【好き】な作品は

きっと 出逢った頃の作品だ!





結局、夢を語る大人は
夢見た頃の子供のままなんだね

(°∀°)b 


 

☆☆