キーンコーンカーンコーン
「なあなあ京介…」
「ん?」
「今日、新しい担任が来るらしいぜ」
「へえーそうなんだ」
「興味無さそうだな」
「どうせ男だろ…」
「ハァ―だよなー…」
「また女子たちが騒いでるんだろうな…」
「だなー」
ガラガラ
「おっ来た!ってやっぱり男かよ…」
「だから言っただろ?」
「皆さんおはようございます!そして始めまして!」
「初めましてー」
「俺の名前は渡辺大輔と言います字は~こうな」
そう言って黒板に『渡辺大輔』と大きく書いていった。
「へえーなかなかカッコイイな京介」
「そうだねー」
「ほんと興味無いなww」
「うるさいなーもう」
「はいはい」
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
それから半年…
キーンコーンカーンコーン
「今日はここまで…あっ浜尾は居残りなー」
「えっ?!なんでですか?」
「この前のテストお前赤点だろ?」
「あっ…はい…」
「よしじゃあ礼!」
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
「ここはこうだって」
「あっわかってますよ…」
「嘘だろwお前はホント分かり易いなww」
「うーうるっさいな…」
「先生にうるさいはないだろーww」
「すみませんねー」
「ホンットにお前可愛いな」
と言って頭を撫でてきた。
その瞬間何故だか胸がドキドキした…
『なんだろ…この気持ち…』
なんて思っていた…
そんな僕と渡辺先生の居残り授業は1ヶ月続いた。
その間に僕らの呼び方は変わった。
『浜尾』は『まお』に
『渡辺先生』は『大ちゃん』になっていた。
でも、その呼び方は二人になった時だけだった。
その頃からだと思う…いつも大ちゃんを目で追っていた…
大ちゃんが他の人に笑いかけると胸が締めつけられる想いに駆られた…
そんな日が続いて2ヶ月がたった。
ある日、いつものように先生と居残り授業をしていると…
「なあ…まお…話があるんだ…」
「何?」
「俺…まおが好きだ!付き合ってほしい」
その言葉を聞いた瞬間夢かと思った…
「えっ?!」
「ごめん…急にこんなこと言われても…困るよな…」
「ううん…いいよ…」
「で、返事は…?」
「いいよ…大ちゃん…僕も実は…大ちゃんのことずっと好きだったんだ…」
「ホントか!」
「うん!」
そういって僕らの禁断の恋は始まった…