キャンピングカーのサブバッテリーをリチウムに交換
今回のお客様は日本特種ボディーのフラッグシップモデルであるビーカム2tワイドのシノビ。
シノビは背が高くてウチのガレージに入れないので外作業・・・(>_<)
オーナーさん完成までお泊りとの事で、監視付きでの交換作業となりました~
日本特種ボディーのSINOB&ASAKAZEは純正のバッテリーはリアタイヤ前の床下に12V190Ahのバッテリーが2本。
左右にあるので4本を24V380Ah(9.7kWh)となっています。
ですが、こちらのオーナーさんの使い方では「電気が足らんっ!」ということで
セカンドシート下に12V190Ahを2基増設し、サブ2として24V190Ah(4.8kWh)となっていますΣ(゚Д゚)
さらにさらに
これでも「足らんっ!!」ということでリアの荷室には
CORE-REX 6.5(コアレックス 6.5)を別電源として搭載
全部合わせると21kWhの電池を積んでいる電気モンスターキャンピングカーΣ(゚Д゚)
なのに、今回は更に電気を使いたいからリチウムに交換したいということで入庫となりました(^▽^;)
リチウムに交換することになったのは、セカンドシート下の部分。
当初、リアタイヤ前のサブ1バッテリーを交換したいということでした。
しかし検討の結果、暑さ寒さに弱いリン酸鉄リチウムイオンバッテリーを車外(床下)に搭載するのはリスクが高い、また搭載スペースが限られていて効率よく電池を積むことが難しそうという理由により、セカンドシート下のサブ2をリン酸鉄リチウムイオンバッテリーに交換することに決定!
で、ここからが大変で(^▽^;)
190Ahが4つ入っているスペースがあれば20kWh超えを搭載できるのですが、現状は190Ah2つ・・・
搭載スペースを生み出さなければなりません。
3kWのバカでかいインバーターがかさ上げした部分に鎮座していたので、まずはインバーターを外し底板を撤去。
2系統のサブバッテリーの配線がのびのびと設置されていたので、すこしずつズラしてスペースを作り、インバーターを端に寄せて設置。
真ん中の仕切り板も邪魔なので加工。
言葉で書くと簡単だけど、2系統の配線がありややこしいし、60sqと太い配線が多くて自由度が少ないので大変
ここの整理だけで半日以上かかりました~(;´Д`)
次に大変な作業になったのがバッテリセパレーターの追加作業
もともと2系統になっていたので、セパレーターが1個付いていたのですが、今回のシステムでは充放電それぞれを独立してサブ1とサブ2を切り替える必要があったために、セパレーターを追加。
しかし、この元々付いていたセパレーターの配線通している部分の家具が非常にバラシにくく・・・
追加の配線を通すのに一苦労・・・
こちらも半日超えの作業(;´Д`)
そんなこんな苦労の末に
どうにかこうにか搭載スペースを生み出してバッテリーセルを載せました~
いや~なかなか大変な作業だった(>_<)
って、まだ完成してないし・・・
ってことで、続く
キャンピングカーのサブバッテリーのリチウム化の作業可能です。
車両のバッテリー庫のサイズなどにより搭載容量は増減しますが
ビーカムなど24V車なら7kwh~20kWhくらい搭載可能、カムロードなら3.7kWh~11kWhくらい搭載可能です。
12V300Ah(3.7kWh)で大体鉛100Ahと同じくらいのサイズです。
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