以前、鉛24V200Ahからリチウム24V400Ahに換装したキャンピングカーサクラ
前回は3人がかりで一日で仕上げるという突貫作業でしたので、作業残りがありました。
通常使用するには問題ない状態ではありましたが、BMSなどを搭載した場所が箱状になっていて空気の流れが無い場所でしたので熱が心配でした。
なので暑くなる前に熱対策として放熱ファンを追加設置しました。
作業は滞りなく終了し、これで本当にシステム完成です\(^o^)/
入庫されたときに、BMSによりLiFePO4の状態をチェックしました。
こちらのサクラには3.2V200Ahのセルを16個搭載しています。
8個を直列に繋ぎ24Vとしたのを2つ並列(8S2P)にして積んでいます。
その直列毎にBMSを搭載しているので、画面を2つを切り替えてチェックです。
各セル毎の電圧値はバッチリ!
直列のセル毎のバランスも良いし、並列の電圧も同値です♪
リチウム(LiFePO4)の並列接続は循環電流が流れるのでダメと書かれた記事も目にしますが、並列の電圧はすぐに揃い循環電流が流れるということも無く問題ないと考えています。
先人さんも2年ほど実証試験を行っており、やはり循環電流は流れないし、2年後のセルの状態も良好な状態をキープしています(*^-^*)
BMSよりも低い電圧と余裕のある設定値で充電制御システムにより過充電は防止されているし、万が一どちらかのバンクに不具合などが出た場合にはそれぞれにBMSがあるので、バンク毎の過充電過放電に対してはBMSで防ぐことが可能です。
5年、10年と使っていくと経年劣化で片方が先にダメになることも考えられますが、その場合にもBMSがカバーしてくれるし、方バンクの配線を外しちゃえば、とりあえず24V200Ahのシステムとして普通に使えるので、出先で突然バッテリーがダメになって使えなくなって旅を中断ってのも防げると思います\(^o^)/
以上の事から、デカいセルで大容量にするよりも、小さなセルで並列システムにした方が良さそうに思っています。
小さいセルだと搭載性も良いしね(*^-^*)
その場合の難点としては、BMSが複数必要になることによるコストアップと配線が若干複雑になるという事くらいと思っています。