NTB社のキャンピングカー「SAKURA」がもうすぐ「SAKURA2」へとモデルチェンジするらしい
SAKURAに問題があったり、古くなったりしたなどのネガティブな理由ではなくベース車であるビーカムがモデルチェンジすることとなったので、おのずとSAKURAもモデルチェンジすることになったようです。
もともとビーカムには1.5t標準キャブと2tワイドキャブの2車種がありますが、SAKURAは1.5tベースを用いた、いわゆる5×2mサイズのキャブコン(全長はちょっと長いけど)です。
SAKURA2自体はまだ設計中なので最終的にどうなるかは確定ではありませんが、「新型が出る」と聞くと気になっちゃうし、乗り換えたくなっちゃう?
NTBのサイトからお借りした現時点での完成予想図
まずは、変更となるベース車に関して検討してみましょう。
うちがSAKURAを購入する時にも標準キャブじゃなくてハイキャブ良いのにな~と思っていたら今回はそのハイキャブを採用。
ハイキャブは標準キャブに比べて、幅高さ共に若干サイズが大きい運転席となります(詳細はISUZUのホームページを見てね)
数字を見てもわずかな差なんだけど実際に座ってみると圧倒的に広くなるので移動時のは快適になりそう。
SAKURAのヘッドクリアランスは決して広いとは言えず、ハイキャブではかなり余裕ができるので背の高い人も安心かな。
また、個人的には見た目もハイキャブの方がかなり格好良いと思います。
目玉として謳っている、「プリクラッシュブレーキ」ですが、これはあまり魅力は感じないなぁ
他の電子制御関連に関しても個人的にはそんなに魅力は感じない所^_^;
どうせなら追従型のオートクルーズまで付けて欲しかった、それなら欲しいと思うんだけどな~
重量の重いトラックだとまだ難しんですかねぇ?
確実に良くなるだろうと思うのはエンジン、現行SAKURAは110psですが、SAKURA2では150psにパワーアップするらしい。
高速などでの巡航速度を上げようとは思わないけど(我が家では燃費、安全性、疲労などから80km/h巡航がスタンダードです)、中央道の談合坂や峠道の上り坂での速度低下が少なくなるのでストレス軽減でしょう。
そして、排気ブレーキが付くこととなったのも良い点。最近のクルマの排気ブレーキはあまり強くないようで十分とは言えないでしょうが、確実に峠の下り坂でのストレスは減るでしょう。
良いところが多い新型ビーカムだけど、ネガティブな部分もあります。
それは燃料タンク。
現行63Lに対し新型では60Lと僅かではありますが減少、現行の63Lでも正直不満な部分で、できれば80L程度は欲しいと思っています。
新型は燃費が向上するかもしれませんが、そんな劇的には変わらないだろうから残念な所だと思います。
さらに我が家では4WDが必須だと考えていますが、4WD車両ではさらに少なく50Lだとか・・・
現行の2WD車両はオプションで100Lタンクにすることも出来ますが、新型ではスペースが無く、2WD・4WDともに燃料タンクの増量は出来なくなるようです。
燃料タンク以外に関しては良くなると言える、新型のビーカム。
しかし、「お値段そのまま」とはならないようで、ベース車の金額で100万円ほども価格が上がってしまうようです(>_<)
以上のようなことから現行、新型を比べると一長一短って感じですかねー
現行車は無くなってしまい、今後は新型のみになってしまうので選ぶことは出来ませんが、選べるとしたら悩ましく思いそうです。
検討結果は引き分けという事で(^o^)
NTB社では性能向上、利便性向上はもちろんですが、コストを下げる事も視野に入れて設計をしている様ですので、キャンピングカーとしての販売価格がどうなるか注目ですね。
次回は外観やダイネット部に関して検討してみよう