我が家のキャンピングカーSAKURAの残念な所 | 空飛ぶわんこ

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我が家に初めてのキャンピングカー 日本特種ボディー(NTB)サクラが納車され3カ月が過ぎました。


良いところや気に入っているところなどは、いままでにご紹介してきましたが、ここらが残念だなぁと思っているところもありますのでそれも書いておきたいと思います。

 


残念だなと思っている点は大きく2点ありまして、その一つはエンジンに関して、もう1点はシェルに関してとなります。

 

 

まずはエンジンに関する残念ですが、こちらは以前も書いたことのあるのでサラッといきたいと思いますが、トルク不足って点になりますね。

 

ビーカム1.5tは3Lディーゼルのシングルターボエンジンが搭載されているのですが、我が家のSAKURA(4WD+190Ahサブバッテリーを4基搭載)はヘビー級のため、やはり加速性能、登坂性能にあまり余裕がありません。

 

エルフは同じ車型で2t車があり、そちらはワイドキャブのビーカム2tと同じ2ステージターボのエンジンとなりパワー、トルク共に大幅にUPしてるんですよねぇ

 

多少価格が高くなってもこのエンジンが載ってればもっと余裕あって、登坂車線や急こう配の峠道でも快適になるんだろうなぁと思うんですが・・・

 

エンジン本体は同一でターボなど補機類の違いだけの様なのでビーカム1.5tにも問題なく載るはずでしょうからね(^o^)

 

とは言え、大半の道では必要十分であり、高速道路でもほとんどの部分では問題なく100km/h巡航できるのでそんなに大きな不満ではありません。

 

 

 

さて、お次はシェルに関する不満点となります。

 

まずは車室内幅、SAKURAは全幅で1980mmなのですが、ボクが購入を検討していた1台であるZIL520の全幅は2110mmとなっていて、その差はわずか13cmなのですが、中に乗ってみるとZIL520のほうが随分と車室内幅が広く感じるんですよねぇ

 

もちろん全幅だけでなく、壁の厚さや室内家具などの設計、デザインによる影響も多大にあるとは思いますし、室内の長さ方向、縦方向のサイズも異なるでしょうから、それによる印象も混ざってはいると思いますが、やはり中に入ってみるとZIL520の方が車室内の幅があきらかに広いと感じます。

 

先日の大阪道の駅での内覧会の時にZIL520クルーズを試乗させていただいたのですが、13cmの車幅増による取り回しへの影響などは感じなかったし、普通車の駐車枠への駐車もSAKURA同様の感覚でしたので、ZILなみの車幅だったらもっと快適だったのになぁ~ってのは残念に思う所となります。

 

 

同様にバンクベッドに関しても高さに余裕があるとは言えないし、前方部分の横方向も絞りこまれているので当然内部もその分は狭くなっちゃっています。

 

 

こちらもZILと比べてみると、前端の絞り込みが無いのでバンクベッドは前端まで幅が広くて良いと思いますし、また、キャブ上部分でバンクが平たんに近く前、横に広がっているのでバンクベッド座面を低く出来ているようです、比べてSAKURAでは、キャブ上から斜め上に前、横にバンクが広がっているので、バンクベッド座面高さを上げないと座面の面積が稼げなくなってしまいます。


座面をキャブのルーフギリギリまで下げることが出来ればバンクベッドのヘッドクリアランスを大きくできるのになぁってのはかなり残念に思う所です。

 

競合していたもう一台であるオルビスイオのバンクは余裕で座れる高さがあり、また横方向に二人寝れるスペースをキャブ上部だけで稼ぎ出せているので、そもそもバンクに余裕があればプルダウンベッドなどにする必要も生まれなかったかもしれません。


他の人のブログなどを拝見すると国産キャブコン特有のバンク部分のデコッパチが嫌いな人も多いようですね。


ボクもヨーロッパ車のスタイリッシュなデザインは格好良いと思いますが、それは全長6~7mあるクルマだから内部空間が成立しているように思うんですよねぇ。


日本国内で取り回しの楽な5×2mキャブコン(SAKURAの全長は5.15mありますが・・・)では実用性重視でデコッパチでも良いのに~ってボク個人は考えちゃうんです


もちろん人それぞれの考え、好みがあることはわかっております(^o^)

 

SAKURAの高速走行(といっても100km/hですが)はとても安定して、横風などに対してもそんなに構える必要なく走れます。


その安定性にシェルデザインも影響しているとは思いますが、乗る限りはシェルデザインの恩恵というよりは大半はシャシー性能により確保されているように思います(^_^;)

 

 

 

今回、我が家のSAKURAの残念に思う所を書いてみましたが、上記すべては購入検討中にすでに感じていたところでもあります。
しかし、その不満は問題なく妥協できる程度の物となっています(*^_^*)


5×2mという制約のある中でのキャンピングカーの設計、デザインなのですべてを完璧に満たすのは難しく、どこかしら妥協が必要となりますよねぇ

 

その妥協を小さな物とできたのは、NTB社のユーザーの要望には可能な限り対応するという信念の元に設計変更などに応じていただいたためだと思います。

 

たとえば、我が家の求めるダイネットくつろぎ空間に対応するために生み出されたのがラウンジモデルでありセカンドシートを固定化、横方向に目一杯座面を配置することで対応できてダイネットでは快適にくつろげています。

 

バンクベッドの方はプルダウン方式を採用することでベッド長さを十分に取れたので身長174cmのボクがのびのびと朝まで爆睡できています。
高さ方向には正直ちょっと余裕はありませんが、快適に寝れますし、強い要望である万年床を作り上げることが出来、また副産物としてキャブとの行き来がしやすくなりました♪

 


億万長者にでもなったら、シェルから作成してもらってオリジナルの最強SAKURA(あくまでもボクにとってのという意味)を作ってもらいたいなぁ

 

ASAKAZEやバスコン、ヨーロッパ車などにすれば室内空間スペースからくる不満は無くなるでしょうけど、日本国内でどこでも行けちゃうSAKURAのサイズは今の我が家の使い方では譲れない所ですからね(^o^)

 

 


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