おはようございます。


  ◇がイトコに挨拶をするとき、

    話しかけるとき、「お帰り」というとき、

      いたわろうとするとき、愛でるとき・・・


 名前を呼ぼうとすると、

   いつも、どんなときでも、

 

     彼女の右肩と右頬の中央あたりから

        猛突進してくるのが、前回話した 銅版です。


今朝のタイトルどおりの、ヤツ です。



◇の周りには、こんな口を利く男性はいません。

 ◇のことを、“おまえ!”といい、

   しかもよっぽど強調して喋りたいのか、

        利き手の右手をつかって、

           指差してきます。



そんな彼が、今年4月に◇に最初に言った言葉が、


 【おまえは!こいつと、35歳のときに、がっしりとなる!】

 

                              でした。


どういう意味なのか、銅版の話がなかなか終わらないので、

 お付き合いされたい方だけ、どうぞ!


    イトコに憑いている銅版は、言いたいことばかりの

      男なので。





           ●


          





おまえとこいつはイトコ(のよう)だが、

 おまえの○の位置と、こいつの○の位置は、

    それぞれが単体で、横並びになっている。

 

   「無限大みたいになっているってこと?」


近い!だが、ちょっと違う・・・。

通常、∞(無限大)は、

   ○同士のある部分のみ

         くっついている状態にあるもんだろ。

けど、

 おまえの、○(丸)と・・!!

   こいつの・・・○(丸)は、離れてんだ。


      だがその距離は、わずかな差で、

     おもしれぇこと(不思議なこと)に、

    髪の毛一本、何かの線よりも、細くて、

  とても視えないような、白い梯子かかっている。


 ここの距離は、そんなにない!

   が、

この梯子がある(かかっている)以上、

                     まだ

                       くっつかねえ。

   「くっついたほうがいいの?」


 二度見される。


 

あのな!

 おまえとこいつは、今の俺の年!

   35(歳)のときに、○同士がくっつくんだ。


  時期はというと・・・!

 おまえが、35歳を迎えてからがスタートなんだ。

 そして、こいつが・・・・。


俺が一緒にいる、こいつが!!!☆

 35(歳)になり、

  その年齢が終わるまで

      (※つまり36になる前まで)

                   が勝負だ。


        「勝負って?」  

   

  その質問はないだろう。という顔で見てきた。


つまりだなぁ・・・・。

よく・・・聞いておけよ?・・・・・よく、聞くんだぞ?


 何度も確認される。


     「うん。大丈夫、」


  

 あのな。

   おまえが、今から10年ちょっと経つと、35になるだろ。



            「そうかなぁ?」

  ものすごい勢いで走ってきた。


 なに言ってやがる、そうだろうが。

 

      「でも、そのとき“やっぱりもう1年よろしく!”って、

      ほかの数に言われたら?」


  立ち往生している。


    ・・・・・。

     「もし、悲しみと絶望の時代だった

       卒業する以前~小学生の頃の自分の年齢だった

         数の子たちが、迎えにきてくれたら?」



    考え込んでしまう銅版。思いもよらない雨に打たれる。


      ・・・。

      そしたら・・・・おまえ・・・・、どうするんだ。

       「その子たちを、抱きしめるために

        “一年ずつ交代でおいでよ”って

              言うと思う。」


          おれは、こいつの・・・・丸で、

         おまえを含む、おまえの家族は変わり者だから、

    ほとんど全員が、離れた無限大だと思っているだろうし・・・、

   おまえと、弟とだって、相当離れた距離だから、

 言いてえことはわかるが、


とりあえず、な。


   な!


  話を戻すとっ!。



    おまえが35歳を迎えて まもなく、

      おまえさんの○(丸)が、こいつの!


         俺が、憑いている こいつのっ☆!!

           ○(丸)のほうへ、動き始める。


              そして、お前の年齢が変わり、

             こいつが34歳を迎えると、

          あと、

         わずかな距離で、

      ○同士がくっつくってときに、


           白い梯子は


            消滅する。


  「するとやはり、◇たちは、宇宙のような場所にいるのね!」


            今更そこか!!
    わりぃ。けど、おまえのことだから、弟との関係の○(丸)を、

          学部1年の時に、視たって言ってただろ。


        それと同じように考えてんのかと、思ってたんだ。俺は!


「イトコが日吉にある大学に合格して、住民票が東京都民に変わったとき、

 あなた、そこまで言わなかったじゃない。」


        

        自分の頭上をデコピンする銅版・・・・。


      ・・イテっ!

   

    「今日はこれでいい?もう、話聞くの疲れた・・・。」

  


ま、待て!続きはいいのか?

聞きたくないのか??


  「だって、◇が35になるまで、あと10数年あるもの。

    今じゃなくていい。」


  その場で激しく落ち込む銅版。


 「それと◇は、イトコと話したいのであって、

  いちいちあなたが出てくると会話に集中できないから、

  もう出てこないでほしい。」


それは無理だ。


 それはできねぇ。


    「戦後生まれの田舎育ち。35歳で独り身の男性。

      いちおう ある、手と足に、ミッキーマウスと同じ

       白くて肉厚の手袋と白い靴を履いていた

        上半身銅版のまま白い短パン姿の

            まんまる銅版が、

          ◇にとって

        貴重なほど、イマドキでかわいいイトコに

      憑いているだなんて、おかしいでしょ!」


            けど、他に行く宛てがねぇから・・・・シカタネェ。


「◇の周りにいる35歳くらいの男の人たちは、

 もう少し身なりや口調に気をつけているから、

    あなたの話はイトコにしかできない。」



         なら、な。

        もういい。俺はおまえに話さない。

     だが、こいつに、話しがしてえ。

  それにはおまえが通訳しなけりゃいけねえだろ。


   「そうなの。残念なことにイトコがあなたに関心と興味を

     抱いているから、通訳してあげないといけない。」


よし、決まりだな!

 続きを訳せ!



   梯子が消滅した後、

     おまえの○(丸)と、こいつの○(丸)は、架け橋を失うが

         相当近い距離に存在することになる。


                    このとき2人は、

              36(歳)になった おまえと、

              34(歳)を迎えた こいつだ・・・。


       俺にとって、何よりも大事なこいつは、

         この年齢の年、多くの経験をする。


それが何なのかは、今の時点で言う必要はない。

俺にとって大切なこいつが、

大きな仕事をした後に、

おまえとの心の絆が待っている。


おまえとこいつとの2つの○(丸)は、永遠に交わることはないのだが、


    

   おまえが、36(歳)の終わる年、誕生日の1ヶ月前だ。

        そのとき

   こいつは、35(歳)に祝福され、その後、

   お前の誕生日前までに、一度海外旅行に行くことになる。


          というか、行く必要がある。


       この旅行は、突発的なもので2人の計画の下行くべきなんだ。

       誰にも介入させるな。


 おまえが、翌月37(歳)になる前に行く必要がある。


 俺が断言するんだ。約束する。


 一生の思い出になる。


 

 だからおまえは、(これからも)生きるだろ?



   「銅版、◇は学園を卒業する日、

    巨大な大門の扉の目の前に立っていた。

    無事、卒業できた2008年の3月ちょっとずつ、

    眩しすぎた光がうすく伸びてきて、迎え入れてくれた。」


 もうあんな人間関係の縮図・・・、凶悪な羊の群れの中で、

 常に1匹しかいない狼で、いる必要はなくなっただろう?


 あいつらの常識なんて、

 その中でしか分かり合えないもんなんだから。


 おまえは社会に出たんだ。

 しかも誰でも始められるが、長続きしない

     特殊な仕事で何件も指名までもらってやがる。


 必要とされているんだ、そいつらの中では、いつも

 どうにかして消したい存在だったらしいが、今おまえは

 幸福に、逞しく生きているんだ。


 何週間も休みを取らずに、働いて、貯金をしたり、

 1人の社会人として生活してるじゃねぇか。


 おまえが属するコミュニティで、あたたかく名前を呼ばれ

 必要としていただき、感謝してるから言葉に出るだろう。


 最近のおまえは“生きていてよかった。”ってよく言うよな。

 “家族をはじめ、いろんな人に助けていただいた。”って、な。


 本当におまえ、生きてて、よかったな。

   「それで、イトコの話はどうなったの?」


 なんだか、今日はここまでで、いいよ。

 早く出社しないと、遅刻するぞ?

 おまえ、チコクしねえけど・・・。


   「いって参ります!」


 おう。行ってきやがれ!



 

 ◇