トランプ劇場第2幕

 

ビッグマウス言いっ放しが許されるのが第1幕

 

現在第2幕は放言の非実現性が検証されるプロセス。

トランプ案は膨大な非保険者を生み、しかもコストが高い。検証に耐えるものではないことが明らかになり破たんした。

 

減税や公共投資、壁創設などはどこかを削るか増税がなければ財源がない。

一つくらいの特色を強行して、全体としては変わり映えしない予算となる。

失望売りである。

ただしトランプとは関係なく足元の経済は堅調である。

 

・トランプリスク

ロシア筋は弱点。

情報機関を敵にして、ロシアとの関係が暴かれる。

回りは身内で固め、大きく見れば四面楚歌。

 

温暖化対応やスキャンダル、名誉棄損等から訴訟の可能性もある。

トランプ劇場第2幕。

 

ハネムーンもひと月で終わる。

 

トランプ氏がもたらすリスクだけではなく、トランプ氏が負うリスクが露見していく。

 

・内部分裂

責任のなすり合いになる。

 

・経済界からの反発

一国資本主義等は企業の競争力を毀損する。

グローバル競争へのサポートの視点を欠く経済政策。

環境技術への援助カット。

総じて米国企業の競争力を弱める経済政策となる。

 

・雇用は企業が生み出すもの。

政府が生み出すものではない。

弱い企業は雇用を生まない。

結果トランプ固有の支持層も離反。

 

・マスコミからは蜜月を過ぎれば、名誉棄損の損害賠償要求の可能性もある。

 

・FBI等はロシア問題だけではなく、トランプ氏の弱みをたくさんつかんでいるはずだ。

 

・醜聞は数えきれないだろう。

税の問題もある。

 

トランプ危機。

やめるか、辞めさせられるか。

 

 

 

 

トランプ(2)
トランプの基本性格ははっきりしてきた。

①人権、民主主義というこれまで政権が代わっても「損得を超えて守ってきた」(カッコはつくが)理念は持ち合わせていないこと。

建前でも本音でもそれらの理念は優先順位に上位にはない。
ロシア、中国、北朝鮮とも「目先の損得」のみの取引をする可能性がある。

②温暖化防止には取り組まない。
環境保護局への言論統制的態度や環境担当人事、(オバマが環境配慮から承認してこなかった)石油などパイプラインの承認が根拠である。

結果米国企業は温暖化シフトが遅れる。
温暖化対応補助金、温暖化防止競争の仕組みの構築の放棄などで温暖化対応が遅れる。

「犬は吠えても歴史は進む」
トランプの意向にかかわらず世界の温暖化対応は進む。この間の科学的知見への理解(特に企業の未来を左右する要因としての温暖化への科学的理解)は後戻りを許さないものである。

③経済理解が浅薄であること。
最適解を求めるのであれば超人でない限り謙虚に「知」を求めるはずである。
整合性の無さを市場は嫌うことを理解していない。
先の見通し、ルールが安定しないこと自体を市場や企業は嫌うのである。

自由な市場、企業の自由な判断以上の効率的仕組みはないことを理解していない。