地球温暖化に伴う気象への影響は次のようなものである。
・熱波。
・降水量の多い地域(洪水被害)と極端に少ない地域(干ばつ)の両極化がおこる。
・台風の規模が大きくなる。
・1部専門家は風が強くなると指摘(規模の大きい竜巻、ダウンバースト等日本で頻発)
今回は世界的被害がロシアに象徴的に現れている。
ロシアに於ける異常気象を中心に見てみます。
”ロシアの酷暑測れぬ衝撃”これは新聞の見出しである。
・ロシア気象庁長官は言う「今年の猛暑はこの1千年で初めて。
穀物やジャガイモの収穫も30~35パーセント減るだろう」
・ロシアは小麦の輸出を今年いっぱい停止すると発表(輸出シェアー10パーセント)。
・モスクワは観測史上最高気温38.2度を記録。
水死2080人(6,7月)。エアコンの普及していないモスクワでは暑さをしのぐため川を利用、これが水死につながったという。
・モスクワ郊外の泥炭層が猛暑で発火、モスクワではマスクも酸素ボンベも売り切れとなった。火災による死者52人、3500人以上が家を失う。火災の影響でモスクワはスモッグに覆われ視界距離が半分となり・航空便に影響も出始めた。
・モスクワ保険当局は猛暑とスモッグで死亡率が倍増したと発表。(1日平均360人→今年700人)
・モスクワ脱出のため国外旅行は完売。
・森林火災は557件、17万ヘクタール(8月9日現在)。チェルノブイリ原発事故で放射能汚染された森林に延焼しないよう消火体制が強化された。
・面子を重んじるロシアはこれまで外国の支援を受け入れていなかったがイタリア、フランス、ドイツなどの支援を受け入れている。
以上の事態は大国ロシアが温暖化の影響を自国でしのぎきれず、他国に支援を求めてあえいでいる姿である。
(続く)