政治家は高給取りの政治専門家のはずではないのでしょうか。


戦略がないから尖閣問題などの一つ一つの現象ににばたばたすることになる。


このブログでは既に対中国への対応の基本構想に触れています。

1月のブログ2本を繰り返します。


□日本外交はもっと知恵を使うべきではないか。


□中国への対応


①表面は友好的に、基本的には攻める。

知的所有権問題でEU、米国と協調して攻める。

③人権問題で日本は腰が引けていたがこれからはEU,米国と強調して攻める。

④(東南アジア諸国連合で既に存在している)アジア圏での領土、領海問題で実質上の中国包囲網を築く。

弱者連合である。

EUと協調して「2020年での排出権取引&環境税構想(日本&EU→多国間→世界)」を打ち出す

中国、インドなど途上国は中期で枠をはめられ、足元の省エネ技術導入に本気になる。

米国のオバマ大統領も乗ってくるはずである。


・中国経済バブル発現

ついに中国の中央銀行は1部銀行について融資凍結を命じた。

党・政府の『緩和的金融政策』でお金がばら撒かれ、株と不動産に向かった。その付けを払う時期が来たということである。


自律的個人消費回復が実現しておらず、政府のカンフル注射分の経済回復にとどまっている。失業率も高い。


不動産バブルは今年中に破裂するはずである。


米国と中国、EU、日本の景気が悪化し、中国以外の途上国が支える形ではバランスしないだろう。


市場がつかの間の夢から覚める日は遠くない。


以上が1月の2本のブログである。


中国の軍備の増強は趣味でも張子の虎を作るためでもない。

日本が攻める手立てを準備せずにいざというときに対応できないのは当然である。




鳩山首相は米国との関係を見直し、その比重を下げようとして行き詰っている。

小沢氏は他国に負けじと中国に更なる接近を図ろうという姿勢である。


米国か中国かという問題設定は、あまりにも紋切り型である。

事態を切り開く(イ二シアを握れる)シナリオを描くべきである。


中国や米国を含む東アジア構想を描くのはあまりに幼稚な構想であろう。

それでは中国または米国がイ二シアが握ることになるし、そもそも構想は進展しないだろう。

中国は中期的課題と発言し、事実上無視の姿勢である。

米国は自分を入れない構想には反対している。


鍵を握るのは中国の進出を警戒する中国を除いた東アジア諸国(インドを含む)である。


ラフに表現すれば中国をけん制できる東アジア連合である。

中国や米国が入るのもかまわないが、イ二シアは日本を含む小国連合が持つ枠組みである。


反米、反中国ではない弱者連合である。

米、中、EUにたいする第4極の構築である。


少なくとも米国は自国は国債の最大の買手としての中国に表からの牽制は困難である。したがって対中牽制政策としてこの構想を容認するだろう。


中国は内心面白くないだろうが、弱者故という錦の御旗の下での連合に対し、大声で反対はできない。


ではどのようにして弱者連合を構築するか。


日本からの環境技術の集中的援助と、CDM(外国で温暖化ガスを削減すれば自国削減分として認められる制度。現在は国連による厳しいチェックがあり使い勝手がよくない。この制度の改変提案も必要。)活用により環境分野で太いきづなを築くのである。



この動きが本格化すれば中国の環境(温暖化)政策も大きく動く可能性がある。中国が12月のCOP15で発言権を持ったのは、途上国代表としてふるまえたからである。


途上国の中に、事実上の中国包囲網としての環境楔を打ち込むわけである。


将来的にはアジアだけでなくアフリカ、中東、オーストラリア等の諸国との連携も視野に入れるすべきである。


民主党関係の方是非ご一考を。


管内閣は順調に作動する可能性が高い。


頼りなげな管総理ではあるが土俵が定まれば結構能力を発揮する。

今回の内閣は「チーム管」と自ら述べているように、実質上の集団指導体制である。


このチームの最大の武器は、[まだ]利権と結びついていないということである。

又何が必要かということの客観的認識する能力もある。


成長戦略の具体化は急速に進むだろう。

内閣自体、それがねじれ克服と支持率維持のための最優先課題であると認識しているからである。




問題は長期ビジョンを描けないことである。


消費税を含む税制改革など国民負担を迫る課題を、国民の支持を得ながら果たすには「ムダの排除」だけでは不足である。


どのような日本を目指すかのビジョンが示されなければならない。

北欧型の「高福祉&高い教育力&強い経済&環境立国」の社会を目指すことを高々と宣言すべきである。





市場のこれからを考えたい。


米国の経済がてこ入れを必要とするほど弱くなっている。

中国の生産資源の輸入が激減し、人件費の高騰もあいまって、生産基地の中国生脱出の動きも始まっている。


ことの本質は何か?

どこまでの市場への影響があるのか。


このブログで従来より指摘してきたのが、中国の不動産バブルの影響が市場に織り込まれていないことである。


中国の不動産バブルは深刻である。不動産バブル対応としての金融引き締めも景気の減退という現実の前に及び腰である。


しかし原因がはっきりしているときは、手がうたれるものである。日本の対応もあるから円高は84円台で止まる。


したがって不意打ちのリーマンショック以上の影響は当面考えられない。


したがって日経平均の8000円われはない。8000円われがないというjことはあるとしても8500円が底ということである。


ことの本質は米国景気減退ではなく中国問題である。

目先新興国の勢いのパワーで危機は乗り越えられるだろう。


しかし2年以内に日本と米国、EU,そして中国が時期を一にして崩壊に向かう可能性が高い。