2月24日(日)、東伏見のダイドードリンコアイスアリーナで開催された明治×法政ON ICEに行ってきました。
 
この記事では、エキシビションについての感想を書きます。
 
まずは、現役選手の6分間練習から。
選手達応援団(?)の大学生は、ブロックの出入口とはと逆のジャッジ側。
なんだか、スタンドのお客さんと大学生が一体化しているみたいでした。
そして、その応援の仕方はちょっとしたインカレっぽくて、楽しかったです。
 
6分間練習中に、それぞれの選手の意外な一面が紹介されました。
演技感想と共に、ちょっと紹介します。
アナウンスされて笑顔の選手もいれば、ジャンプの確認する選手も。
エキシビションならでは、でしょうか。
 
佐上黎選手、「お兄ちゃんはいません」、食いしん坊。
今季SPハレルヤは3Lo美。
透明な美しさ。
 
森千夏選手、笑いのツボが浅い。
Time to say goodbyeは3S3Losoおお!
のびのびと滑る。
 
小林諒真選手、ブラックコーヒーとチョコが好き。
river flows in youはスケーティングがきれい、大イーグル美。
しっとりと演じる。
昨季の前半にこのプログラムを演じていたけど、あの頃より見応えを感じる。
是非、競技会でも見てみたい。
 
鎌田詩温選手、このイベントの企画運営、頭がいい。
シオン3世は引退3人の前でスタートポーズ。
かじけんくんにあっちでやれと言われても笑顔。
3Lz出来るまで挑戦ジャンプに会場沸くw
全部で4回チャレンジしたかな?ってSPじゃないじゃん(笑)
て、これもEXの良さだわ。
佐上主将に投げキスの嵐でアピールも最高でした!
 
小林建斗選手、身長が170で止まって悔しい。
道化師のStSqから。
3T高い!ジャッジアピール、カッコいい!
しっかり魅せてくれて、引き締まったかな。
 
鎌田英嗣選手、筋トレオタク。コーチにも止められるほどとか。
だとしたら細マッチョね~もう1年、現役を続行。
衣装でわかったけど「ドンファン」。このプログラムは好きだなあ。
妖しさと大胆さの強烈なアピール。
さらに、クリムキンイーグルのアピールまでキターーー!!!
て、2個目はそのまま氷の上に背中から落ちたけど、新たなヒデくんで嬉しかったぁ!
 
このヒデくんの演技のあたりから、引退選手達のウォーミングアップも始まる。
そして、宮田大地選手、梶田健登選手、佐上凌選手の最後の6分間練習に。
3人だけなのに、目が足りないぞ汗
凌くん、淡々と3回転決める。
大地くんも、フリップとルッツ入る。
でも、かじけんくんだけがルッツがががが。
梶田健登選手からのリクエストで延長します、とのアナウンスで会場沸くww
でも、なかなか帰ってこないるっつ・・・
そして、3人とも来たるべく本番に備えてか、流し気味になったところで6練終了。
 
梶田健登選手、英語堪能で外国のゲームも。宇野昌磨くんも一目置くゲーマー。
神衣装と名高いモルダウ。
もちろん、神衣装なだけでない名作。
2A美 3Lzfall 2F StSq SSp 1Lo 2A ChSq 大イーグル CoSp
6練で入らなかった3Lz、Fallしたけど来た!こうでなければ!
2Aはいつ見ても安定のチェック。
そして、水の流れのようなスケーティングは自在。
ああ、まさにモルダウなんだな・・・
重松先生の振り付けは、かじけんくんの良さが引き出されていてすごく好き。
この2人の傑作をもっと見たかった。
 
宮田大地選手、誰もが憧れるスケーティング。福岡の訛りが抜けきらずに出ることも。
福岡が生んだ千人に一人の逸材は、橋本環奈と宮田大地。
シンドラーのリスト。やはり、これだったか(嬉!)
3Lz美 3T高い! CSp StSq 1F SSp CoSp
トゥ系ジャンプの得意な大地くんらしい構成に思わずニヤリ。
久しぶりに見るシンドラーのステップはやっぱり気持ち良い。
深くしっかり体重ののったエッジワークが惹き込まれる。
私が東京ブロックを初めて観に行った時の大地くんのプログラムが、これでした。
JGP2戦目から帰ってきての全日本予選。
ジャンプは全てクリーンというわけではなかったけど、その雄大でスピードのあるスケーティングに惹かれたのは言うまでもなく。

そうだ。ここ東伏見がファンとしての一歩目の場所。

ここで再び、シンドラーのリストを見られたことは幸せでした。
 
佐上凌選手、写真を撮られるのが苦手。笑顔は不意打ちを狙おう。
ニューシネマパラダイス。深緑の衣装ですぐわかり、嬉しい!
3Lz美 3F美 2AO.K. 3T美 イナバウアー、ニースラのChSq CSp 3S美 StSq伸びやか~イーグル CoSp
ジャンプオールクリーン!やめなくていいよ、凌くん。
実は、ニューシネマパラダイス、この目で見たのは初めてでした。
初めてなのになんでわかったかというと、Jスポのインターハイを見たからです。
凌くんは高3、大1とカテゴリを変えながらFSでこの曲を使用しました。
大1の全日本は出場を果たしましたが、FS進出はままならなかったのです。
私は会場にいたので、この時進出していれば見ることが出来たのですが・・・当時はまだ、予選やインカレに行ってなかった私ですから、そのシーズンは見る機会がなかったのです。
だから、感無量でした。
構成でEX用とわかっていても、ステップの伸びやかさは本当に気持ち良かった!
何より、凌くんがこれはこれで一つの作品としてしっかり魅せようとしている感じがして惹き込まれました。
 
演技後、引退する3人からご挨拶。
 
大地くんはスケートを続けてこられたことへの感謝の言葉、社会人としてがんばって行く決意を述べていました。
そして「、もう一つご報告があります。」で、会場に走る緊張。
(この言葉は、一種のトラウマよね苦笑)
「3月24日の全九州に出ることにしました!」で、歓声と拍手。
ああ、良い報告で良かったです(笑)
 
かじけんくんは、フィギュアスケートのかじけんと言って親しんで貰ったこと、心から応援して貰ったこと、大切な仲間や後輩がいて幸せだったことを述べていました。
 
凌くんは、応援してくれたことへの感謝の言葉、中でもインカレSPの後のこと(笑)
そうよね・・・幾度となく、そういう事はあったけど(爆)
あの時はほんと心からエールを送り続けました。
「いろんなことに恵まれた。」
最後にこう言えるのは凌くんのこれまでの生き方があったからだと思います。
 
その後は、氷上撮影会になりました。
はじめは、スケート部フィギュア部門さん達や大学新聞会、メディアさん向けに。
『QuadrupleAxel』さんが来ていたとは!卒業生インタ&お写真あるあるは大歓迎です!
 
 
 
 
 
 
凌くんの謎ポーズ。でも、ユニーク。
 
 
 
 
その後、かじけんくんと詩温くんでリンクを回る算段をつけたのかな?
 
 
北側座席の西側から、会の出演者、スタッフだけの記念撮影会。
西側はなぜか写していない私(汗)
下のお写真は,私の席の前に来た時のもの。
後ろの座席を考慮して立たないでお写真を撮ったけど、パネルに被ってしまった前列(泣)
 
東側へ徐々に移動。
実は少し離れた方が前列のお顔がパネルと被らないで写せたかな。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
最後は,選手の友人、後輩など全員入っての撮影。
はじめに南側から撮影。
選手達の挙げてくださったお写真には北側に掲出されたバナーも写っていて感無量。
その後、北側を向いての撮影は、私も撮らせて貰いました。
大学やリンク関係なくこれだけの人達が集まるって、素敵な関係だと思いました。
 
 
 
 
自分のカメラのフォルダーの最後の一枚。
偶然なのか、今季引退3人がリンクの氷を見つめていたので、周囲をトリミングして3人だけに焦点を当ててみました。
もう、この東伏見の氷上で3人揃って見ることはない。
だから、これが最後の1枚というのは、なんだか感慨深かったです。
 
 
 
MHOIのBefore&Afterは、別記事で書きます。
 
 
 
 
未鳥
 
 
 
 
 
追記
 
2月下旬に開催されたものですが、今頃の記事上げになってしまいました。
我ながら早く早く!と思いつつ、なかなかPC前で書き綴ることができませんでした。
毎晩、メールとSNSのチェックで終わったり、書き始めては睡魔と戦ったり。
たったこれだけの記事なのに・・・
3月から5月のゴールデンウィークまでは、毎年忙しい時期なのですが、今年は部署替えもありました。
人間関係が変わり、徐々に空気に慣れていくまでが緊張の毎日。
神経の消耗に加えて、最近けがや病気をしてばかりいたせいか、体力にも自信をなくしています。
 
とは言え、3月は仕事をしながらたまアリのワールド本戦に連日足を運び、東京から全九州を見に福岡へ文字通り飛び、先週は実はリリーカップにちょっとだけ行ってきたので、どの口が体力がないと言っているんだ?と言われそうですが(⌒-⌒; )
自分にとってコンペ観戦が最優先事項、と割り切ってブログが遅れてしまいました。
 
ただ、ブログは、自分の記録用と思っているし、大地くん、かじけんくん、凌くんのことは書き綴って残しておきたいと思うので、ゴールデンウィーク明けまでには、書き上げたいと思っています。
 
(でも、PIWとできればサイニチ杯最終日は行きたいんだけどww)