東インカレで、宮田大地くんと話しました。

今日の演技は良かった!と伝えました。確かにジャンプは全部シングルだったけど、滑りはすごく良かったと。

「ジャンプは出来ないんで、スケーティングとスピン・・・スピンも出来ないのがあったんですけど。スケーティングだけでしたね。」

東日本から2週間。氷上には立てているようだから、以前ほどではないのかな・・・
でも、無理はしないでほしい。

とは言え、インカレには出場する(3枠とれたから)予定だよね?と聞いたら、即答で「出ます!」と。あと2ヶ月あまり。それまでに良くなってほしいです。
ラストは、全九州。は、既出でしたので↓
いよいよ本格的なシーズン開幕!フィギュアスケートの国内大会情報をご紹介!(シニア男子、東京ブロック編)

確認したら、出る予定だそうです。もしかして、2月の福岡市民も・・・まだはっきりとはしていないそうです。出てくれたら・・・嬉しいです、もちろん。

 

で、私的に東日本からずっと気になっていたことがあったので聞いてみました。と言っても、私もなんとなく言いづらくて、スポホウさんの東日本後のインタビュー読んでびっくりしたの、と話し始めたのですが、大地くんは「俺、なんか変なこと言いましたっけ?」と全く思い当たらない感じ。2年前の東日本を棄権して逃げた形って、あれ、初めて聞いてびっくりしたんだよ、と言ったら、「ああ・・・」と思いだしたようです。逃げた、ていつから思ってたの?

「2年前です。東日本の時からです。」

なんで、逃げたって思ったの?と聞いたら、少し黙って上の方を見ながら、話してくれました。

「確かにケガをしていたんですけど・・・防ごうと思えば防げたケガだったし・・・逃げた、と思いました・・・」

もしかして、もっと何か言っていたのかもしれないけど、よく覚えていません。私の中では聞きたい、という思いと別なものが、浮かび上がっていました。

アスリートとしての矜持。プライド。

その輝きに触れた思いがしました。
いつだって、宮田大地選手はそうよ!とお叱りを受けそうですね(苦笑)
東日本以来、ケガが心配だった私のメンタルが弱っていて、それを大地くんに投影していたのかもしれません。

でも、世界を知っている宮田大地選手は違っていた。

あの言葉は、あたりまえ。なんだか、嬉しかったです。

と同時に、フと思ったのは、じゃあ、この2年はどんな思いでいたのかな・・・

辛くなかったのかな・・・

でも、その言葉は言い出せないままになってしまいました。

 

ラストシーズン、そのプライドをもって挑んでいる、と思います。

今回の演技のように、これが宮田大地のスケート、と。

あの伸びやかなスケートは本当に見ていて気持ちいい。

あとは、大地くん自身も伸びやかに、気持ち良く滑られれば、と思います。

そうなると、緊張するメンタルも乗り越えられるのでは・・・ということで、そう言えば今回は緊張した?と聞いたら、ちょっと間を置いて、「緊張しましたね・・・ジャンプの心配ないから、緊張しないと思ったんですけど」えー!そうだったのか、どんだけ緊張しいなんだ(⌒-⌒; )とも思ったけど、「1年前ぐらいからずっとそうですね。」と。復帰してからってことですね。友人が考えすぎるのかな?と聞いたら「いろいろ考えますね・・・」と。

いろいろ、と言われると逆にツッコミにくいんですけどw

 

 

 

宮田大地選手、ありがとうございます!

インカレまで今しばらく。

腰を養生しながらは大変だと思いますが、大地くんらしい演技が出来るようにがんばってください。

いつも応援してます。

 

 

未鳥