春関後、いろいろな大学新聞会が、春関の競技結果やインタビューを掲載しました。
宮田大地くんが所属する法政大学も、スポーツ法政(通称スポホウ)さんがサイトに記事を上げてくれました↓
【フィギュア】第46回関東学生選手権 男子7、8級で小林建斗&宮田大地が入賞、女子では佐上黎が鮮烈デビュー!
その中の大地くんのインタビューに、「ラストシーズン」の文字がありました。
掲載元(URL)を付けますので、記事を転記させていただきます。
■宮田大地
―今日の演技を振り返って
もう、ダメでしたね。全体的に、しっかり氷に乗り切れていなかったなと感じていました。それでジャンプもふらついていたなと思います。
―試合前のコンディションは
今週は滑り自体は悪くなかったと思うんですけど、試合の緊張感だったりが久々だったので、ちょっとふわついてしまったかなと思います。
―氷に乗り切れていなかったというお話がありましたが、今日のジャンプの精度は
試合で跳べるジャンプでは無かったと感じました。
―ステップやスピンはどうだったでしょうか
スピンは最初のやつが失敗してしまって、まあ2個目もポジションが二つしかできなくて、そんなによくなかったです。
―ミスの後の立て直しはいかがでしたか
ミスが続いて、その後に最後のフリップが跳べたのが収穫かなと思うんですけど、やっぱりもう少し滑り込んだ方がいいと思いましたね。
―今シーズンはここまでどんなことに重点を置いて練習してきましたか
とりあえずひたすら滑り込んできましたね。氷に乗る時間をすごく増やして、スケーティングの基礎からとりあえずやりつつという感じですね。
―インカレから期間が空きましたが、実践感覚は
ジャンプはダメでしたけど、滑っている感じは悪くはなかったと思います。
―今季は最上級生となりますが、どのような滑りをしていきたいですか
しっかりチームを引っ張るような滑りをしないとなと思います。
―今季のプログラムについて
FSは変えていこうと思っています。
―スポホウ読者に向けて今季の意気込み、目標を
今シーズンがラストになるので、ラストシーズンにふさわしいような自分の滑りができるように頑張ります。よかったら応援よろしくお願いします。
http://sports-hosei.net/all/figureskate/46-all/figureskate/3697-2018-05-15-01-53-00.html
「ラストシーズン」は、字面の通りに受け取っていいのでしょうか?
この記事を読んでからというもの、その日は何も手につかないような状態になってしまいました。正直、2,3日は厳しい状態でした。それでも、平日は仕事をしているので、仕事で一日中、このことを考えていられる状態でないのが、私の精神的には良かったように思います。そうやって、少しずつ落ち着いてきて、今PCの前にいます。
進退については、春関の時、かじけんくんや凌くんには確かめたのに、大地くんには聞きませんでした。既に、インカレで聞いていたから、という自分の奢りのようなものがあったように思います。
今思えば悔やまれます。なんで聞かなかったのだろう・・・と。
インカレで話した際には「納得がいくまで」と聞きました。これは、2018-19シーズンで終わりではない、と個人的には思っていました。というか、「後は上がるだけ」とも大地くんは言っていたので、納得のいく滑りが出来るような状態はもっと上がった時だよね、と思ったからです。
でも、裏を返せば、「納得のいく」状態はいつ来たっておかしくないわけで・・・そのための心の準備をしなきゃ、と薄らぼんやりとは考えていました。
しかし、薄らぼんやりではどうも、今回は対処出来ませんでしたねー(苦笑)
悪あがきで書かせてもらうと、「大学生としてはラストシーズン」だと思うのです。それは明白です。でも、大学を卒業してもスケートを続けている選手は、過去から今に至るまで何人かいます。だから、もしかして、その意味のラストシーズン?と思ったりもしなくもなく・・・
やはり、これは、大地くんに会って、ちゃんと話を聞いてみたい。
それが今の、自分の本当の気持ちです。
そして、話を聞いて、ラストシーズンであるなら、それはもう、大地くん自身が決めたことなので、私は受け容れようと思います。
大地くんの人生は、大地くんだけのものですから。
そんなわけで、自分が明日へ一歩踏み出せるように、今の時点の気持ちをまとめました。
大地くんを、最後まで応援したいです。
私にできることはそれだけです。
これからの1年間、できる限り現地に足を運び、彼の演技をこの眼に焼き付けたいです。
出会ったのが競技会の現地で、それから少しずつ現地で観る度に惹き込まれていきました。初めてバナーも作って、それをも持って、いろいろな場所に応援に行くようになりました。
こんな風に選手を応援したのは、初めてでした。
山あり谷あり、いろいろ経験しました。その時その時に、大事な思い出ができました。
でも、これからの1年間、1試合1試合がかけがえのない時間になります。大事な瞬間を逃さず、しっかり応援していきたいと思います。