5月5日(土)、埼玉アイスアリーナで開催されていたサイニチ杯に行って来ました。
と言っても、滞在時間は2時間にも満たない時間(苦笑)
私はこの時期、家庭の事情でなかなか外出がままならないのですが、今年は少し出られる状態だったので、「ちょっと出かけてくる。」と言って家を出てきました。まあ、片道2時間半ぐらいの「ちょっとお出かけ」をしました。
そんな状態ですから、見たのはジュニアとシニアの男子6人でした。
ジュニア男子
大島光翔選手
ザ・グレイテストマン・ショー。冒頭に3FO.K.続いて3LzもO.K.!こう言っちゃあなんですが、光翔くん、ルッツとフリップ、きちんと跳んでいるのを初めて見たかも。(私比)ジャッジディテールはは!マークが付いていますが、高さが出てきたかな?と思いました。StSqは音ハメピタリ!こういう華やかな曲に負けない、ご本人の華やかさはセンスとしか言いようがありません。そのセンスをわかった上での選曲やプログラムのように思います。Twitter上で「スタア」と呼ばれているようですが、わからなくもなく(笑)来季に向けて楽しみです。
鈴木楽人選手
日本海海戦。滑りがきれいでした。これ、大事です。
國方勇樹選手
ロクサーヌ。黒衣裳にビジューきれい。3Aトライ!3Lz開く、イーグルからの2A1Lo2S。3Aトライに感動。回転不足だったけどここからの頑張りを応援し続けたいです。StSqはグンと踏んでくるとカッコいいだろうなぁ、と今から期待してます。今回はなかったSPの「FeelingGood」にせよ、新プロはどちらも大人っぽいテイストに。ジャッジディテールを見ると演技時間で減点されているので、演技時間が短くなる来季用のプロで臨んだように思います。
佐藤駿選手
マラゲーニャ。白シャツ、白地に黒刺繍のベスト。6練でも3A3Tあり。4Sfall、3A3T美、3Lo、3Lz堪え、3A、3Lz2T、3F1Lo2S、3S。4Sもうちょっと!というのがすごい。そして、3Aの安定感。他のジャンプも余裕あり。スピンも早くてポジションしっかり。Fin後、右手で小さくガッツポース。手応えを掴んだのかな?今からこの出来で4S装備した時の点数がすごいことになりそうです。プログラムのスピードとパッキリ感も気持ち良かったです。
シニア男子
佐上凌選手
ドラゴン(ブルース・リー・ストーリー)。白シャツ。3A2ft、3Fot2T、3Lz1Lo2S、2A、3Lz、3S、3T。なによりも3A着氷。soとか転倒でなく着氷、というところにあと一歩感。新プロは、雄大かつスピード感、剛柔併せ持つ感じの曲は凌くんのイメージにピッタリ。カッコ良さを感じます。凌くんもジャッジディテールで演技時間の減点。そして、ジャンプ数が7個で明らかに来季用のプロと思いました。ジャンプが1個減ったとは言え、減った時間の30秒は短いようで、されど30秒。ぎっしり詰まってる気もしましたが・・・まだシーズンは始まったばかりなので、これからに期待します。
菅原生成選手
ラ・ラ・ランド。衣装も同じ。3Loきれい。3Sタノ2Tタノも楽しい!2T2ft泣く、3Lofall、3Sタノ、2A、2Fタノ、1A。3Loが6練からハマっていて見ていて気持ちよかったです。インハイのきれいな3Loを思い出しました。と思っていたら、トゥループが6練でなかなか決まらなかったのですが、シーズンは始まったばかり。曲想の捉えは良いので、ジャンプが噛み合ってくると盛り上がること間違いなしで期待したいです。
ロビーにあったサイン。増えてました♪
表彰式は、シニア女子の演技中に並行して、2階のロビーでありました。
ジュニア男子は1位が佐藤駿くん、2位が大島光翔くん、3位が國方勇樹くんでした。光翔くんは全身が真っ赤。足元のビーサンも赤でした。その足元に思いっきり地元感(笑)3人とも写真撮影では笑顔でした。
続けてシニア男子の表彰。1位は凌くん、2位は生成くんでした。
生成くんと少し話しました。3Loが安定してきたことは嬉しいようでした。インカレから継続出来てる、というのは私もホッとしました。で、SPは変える予定とのことでした。
凌くんとも少し話しました。衣装は仮の衣装とのこと。2年前の「カサブランカ」の予備の衣装だそうです。最初見た時に、なんとなく既視感があって、もしかして「カサブランカ」に戻すのかな・・・?とか思ってしまいました。衣装に関しては当たらずも遠からずだったわけですねσ(^◇^;) 振付は岩元英嗣先生だそうです。英嗣先生はまさにその「カサブランカ」の振付をされた先生だったので、なんとなく自分の中で(だけ?)繋がりました。話の中で、「主将にお聞きしたいことが・・・」と言うと、なぜか笑う凌くん(笑)でも、凌くんの「主将」ってついて行きたくなりますよ。
本当はシニア女子も見たかったのですが、ちょっと(笑)家を抜け出してきているので、路線バスの最終18:15で帰りました。
でも、「ちょっと」だけでも私には嬉しかったです。國方くん、凌くんの新プロは見てみたかったからです。
新プロだって、今すぐでなくても、いつかは見ることが出来ると思います。東京ブロックは私の中では必須なので、必ずそこで見られるでしょう。運が良ければその前の夏季フィギュアとか、飯塚杯とか、サマトロとかでも見ることが出来るでしょう。
でも・・・・・・見られる機会があるなら、見に行かない理由はないです。それがたったの6人の選手の時間ぐらいだとしても。
応援する選手の試合を、一つでも、多く見たい。
全ての演技は一期一会。
ましてや、リミットがある選手なら尚更。
そして、新プロの1回目の印象から、どんな風に変わっていくのか。
昨年、この時期から見続けた選手が、大舞台に向かって昇華していく姿を見たのです。
そんな楽しみもあるからこそ、「ちょっと」抜け出して来たくなるのです。
新たな1年目の始まりの大会。
選手の皆さん、運営の皆さん、お会いした皆さん、ありがとうございました!
(・・・春関の前に出したかった記事ですが、春関後になってしまいました(_ _))
未鳥



