半分さみしくもあり、半分安心もあり。







皆様へ


いつも応援して頂き有難うございます。
ソチオリンピックでも会場の皆様の声援や日本からの温かい応援に勇気づけられ、滑りきることができました。本当に有難うございました。
 
オリンピックから帰国後、メディカルチェックを受け、右脛骨関節軟骨損傷による慢性膝関節炎と診断を受けました。自国開催の世界選手権、選ばれたからには 無理をしてでも、と悩みましたが、安静加療が必要なこと、今後も自分の膝とは長い付き合いをしていかなくてはいけないことから、大変残念ですが、欠場とい う結論に至りました。

ご心配とご迷惑をおかけしてしまい申し訳ない気持ちでいっぱいですが、一日でも早く皆様の前でスケートができるよう、日々の体の変化に対応しながら、治療に専念したいと思います。


髙橋大輔

             

2014年03月04日


http://w3.kansai-u.ac.jp/sports/message/takahashi/








夕方、twitterを覗いた時、パトリックやメリチャリ、テサモエが来ないという事実に、
わかっていたとはいえ、軽くショックを覚えました。

オリンピックの後ではありがちなのです。
前回バンクーバーの時もそうでした。






そして、帰宅途中で友人からのLINEで知らされた大ちゃん欠場。





ああ・・・・・・
とうとう来たか。




そんな感じでした。




とうとう、というのは、
いつかドクターストップがかかるのでは?と
オリンピック後からずっと思っていたのです。
それは、早くて世界選手権の後、と思っていました。

先日の「りある」で見た原先生の水抜き用の注射器。
私の想像以上に大きくてびっくりしました。




だいたい日本の名医、原先生が1週間も大事な医院を休んでまでソチに行った、
という事実がうれしくもあり、同時に不安でもあったのです。

でも、案の定だったのですね。





安静加療がどれぐらい必要か。

NHKニュース9を見ていたら、大ちゃんの欠場ニュースがオリンピックのFS映像とともに流れました。

5~6週間。

思ったより、長いな、と思いました。

でも、全日本の前も本当は1ヶ月間、安静が必要だったのですよね。
それを全日本出場が五輪代表の必須条件だったから
2週間の陸トレ期間の後、氷上に戻ってきた大ちゃん。
でも、それが、どんなに過酷なことだったか。

ジャンプが跳べるようになったのは現地に入ってから。
痛みはあったし、練習不足でメンタルの上げようがなかったし。

全日本後、足のために静養していたはずで、1月2日に氷上に復帰。
でも、転んでばかりでしたね、「りある」の映像では。
Nスペ1月7日の3Aを見た時、いける、と思ったのですが、
私が浅はかでした。




いえ、信じたかったのです。
足が良くなりつつある、と。




でも、ソチ入りの時のモスクワ合宿が調整と言ってましたね。

競技が終わってからは、実はここまで眠れない日々だったとも。





膝の水は、涙だったのかもしれません。






安静加療のWeb記事です。


高橋大輔、世界選手権欠場「残念です」


http://www.daily.co.jp/newsflash/general/2014/03/04/0006751935.shtml


 日本スケート連盟は4日、フィギュアスケートソチ五輪代表の高橋大輔(27)=関大大学院=が今季最終戦となる世界選手権(26日開幕・さいたまスーパーアリーナ)を欠場すると発表した。補欠だった小塚崇彦(25)=トヨタ自動車=が出場する。

 高橋は6位に終わったソチ五輪から帰国後、メディカルチェックを受けた結果、右脛骨関節軟骨損傷による慢性膝関節炎で全治5~6週間の安静加療が必要と診断された。高橋は昨年12月の練習中に負傷し、右すねの骨挫傷を負っていた。

  高橋は今季限りでの現役引退の可能性を示唆しており、五輪後も「今後のことは世界選手権、アイスショーが終わって、時間ができてから考えたい」としてい た。リリースを通じて「自国開催の世界選手権、選ばれたからには無理をしてでもと悩みましたが、安静加療が必要なこと、今後も自分のひざとは長い付き合い をしていかなくてはいけないことから、大変残念ですが、欠場という結論に至りました。一日でも早く皆様の前でスケートができるよう、日々の体の変化に対応 しながら、治療に専念したいと思います」と、コメントした。












大ちゃん、ごめんなさい。
世界選手権、出なさい、なんて
さんざん言ってきて。
本当に私はオニでした。







自国開催の世界選手権、選ばれたからには 無理をしてでも、と悩みましたが、







こう思う人だから、
あえてドクターストップが必要だったのだろう、
と思いました。

そして、それが、ホッとした理由。





多分、ドクターストップでしか英断はできなかった気がするから。















足を治して欲しい。












これも私の切実な願いでした。













足さえ良くなれば・・・・・・











いろいろな思いが、この一点に、私の場合、どうしても集中します。















でも、こればかりは周りがどんなに気を揉んでもしょうがない。
大ちゃんがケガと向き合っていかなきゃならない事実だと思うのです。







そして、決めたんですよね。







今後も自分の膝とは長い付き合いをしていかなくてはいけないことから、


一日でも早く皆様の前でスケートができるよう、








このために、安静加療を決めた大ちゃんがうれしかった。




滑ってくれる。



その日を待っています。












もしかして、受け入れたことって本当は・・・・・・










おまけ1



いつも応援して頂き有難うございます。
ソチオリンピックでも会場の皆様の声援や日本からの温かい応援に勇気づけられ、滑りきることができました。本当に有難うございました。





私の職場の同僚さん。
大ちゃんはいつもインタビューで感謝の言葉を述べる。
素晴らしいことだよね、と言ってました。

今、あらためて読んで、
その言葉を思い出していたら、
ちょっと目頭が熱くなってきた・・・











いえいえ、泣きません。









流すなら、次はうれしいことで!










おまけ2。

何気に気遣い記事です。


高橋大輔が欠場=フィギュア世界選手権-進退は持ち越し

http://www.jiji.com/jc/zc?k=201403/2014030400793&g=spo


 日本スケート連盟は4日、フィギュア男子の高橋大輔(関大大学院)が右膝のけがのため、今季最終戦の世界選手権(26日開幕、さいたまスーパーアリーナ)を欠場すると発表した。小塚崇彦(トヨタ自動車)が補欠から繰り上がって代替出場する。
  高橋はバンクーバー五輪の銅メダルに続く、2大会連続のメダルを狙ったソチ五輪で6位にとどまった。帰国後に受けた検査の結果、「右脛骨(けいこつ)関節 軟骨損傷による慢性膝関節炎」で、5、6週間の安静加療が必要と診断された。昨年11月に右膝下に骨挫傷を負った影響で、ソチ五輪には万全の状態で臨めな かった。
 高橋は同連盟を通じ、「選ばれたからには無理をしてでも、と悩みましたが、今後も自分の膝とは長い付き合いをしていかなくてはいけないことから欠場という結論に至りました」とコメントした。
 27歳の高橋は競技生活からの進退を保留しており、「世界選手権が終わってからゆっくり考えたい」と話していた。所属するマネジメント会社は、まだ結論には至っておらず、これから検討していくとしている。 
◇一日でも早くスケートを
 高橋大輔の談話 ソチ五輪でも会場の皆さまの声援や日本からの温かい応援に勇気づけられ、滑り切ることができました。本当にありがとうございました。一日でも早く皆さまの前でスケートができるよう、治療に専念したいと思います。(2014/03/04-18:38)











大ちゃん、ゆっくりね。
そして、寝てね。





















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