感動をありがとう。







寝たのは朝方4時。
つまりほぼ貫徹した昨日。
SPの日、実は目覚まし時計が3分くらい鳴り続け、
旦那が布団をはぐってから起きたことが、
旦那のイヤミにより発覚。
だから、布団をテレビの部屋に運び込んで旦那と別の部屋に寝ることにしました。

ですが、このブログの記事を上げていたら、いつの間にか放映時間・・・

結局、久しぶりの大夜ふかしを決行することにしました。
どうせ明日は休みだし・・・

で、ラーメンで腹ごしらえをしたら不覚にも眠気が。

起きたら、町田くんの前だった。

でも、朦朧としてて、やがて6分練習。
実はまだ、朦朧としていました・・・・・・






ハビが滑り、大ちゃんがリンクイン。
その時には、正座していました。
こちらから見ることができます。
動画主様、ありがとうございます。



http://skating.livedoor.biz/archives/51876924.html



有料会員になるとクリアに見られます。




 









ちょっといつもと違う感じに見えました。
でも、緊張している感じはしませんでした。
やることをやる。
静かな決意の表情に見えました。






滑りはじめの穏やかなステップ。
加速して冒頭の4回転は回転不足に両足着氷。
でも、転倒はなく、次のステップへ進み、4回転のコンビではなく単独の3Ltz。
武史先生が構えを見て、跳ぶ前にLutzと言いました。

私が祈った3Aはクリーン。

そして、タンゴの「ComeTogether」。
キレキレのステップ。もしかしてちょっと変わった?
挑発するように見つめていたジャッジは岡部さんでしたね。
深いエッジワーク、なめらかな動き。音を出す上体。
キャメルスピンはややゆっくりめ。負担になるのか?

でも、このステップシークエンスのハイライトは、ラストのトゥステップ。
あまり見慣れない客席側からのカメラワークのおかげで、
大ちゃんがノックしていることがはっきりとわかりました。

そして、「Friends&Lovers」からあふれ出す大輔の音、色。

私はここからもう、涙が止まらなくなるんです。
1回じゃありません。
リピするたび。
何度も、何度も。

心を開いて、
伸びやかにジャンプする大ちゃん。
3Aはアンダーローテッド。セカンドは両足をついてしまったためにシークエンス扱い。
ステップからのフワリルッツ。3Ltz+3Tは美しすぎ。
頑張った3Lo。着氷後の手の動きが鳥の羽ばたきのよう。
そして、中でもフリップは大ちゃんの真骨頂。
流れの中で跳ばれるのでそれすらも自然な音となる。

そして、「In My Life」。
描かれるS。
全身からあふれ出る滑る喜び。
その腕はゆるやかに広げられ、
笑顔が空気をやわらかく幸せにしていく。
その雰囲気のまま跳ばれる3Sは私にはスローモーションのように見えました。
それは、あたたかな陽だまりを感じさせる穏やかなジャンプ。
このようなジャンプがあるの?
ジャンプはスピードを感じるものなのに、
私には何故かこのサルコウがふわりと周りの空気をふっくらとさせるような動きに見えました。

そして、コンビネーションスピン。
このスピンの美しいこと!

万感のコレオステップ。

リンクいっぱいに広がる大輔の愛のステップワーク。
途中で、腕でハートを作るようにパッと広げますよね。
あの部分が大好き!
そして、バレージャンプ。

もう音ともに私の涙腺は崩壊しっぱなし。

いつも、見えなくなりそうになるのをこらえながら、見ている。

そして、ラストのコンビネーションスピン。

フィニッシュ。



 

http://www.zimbio.com/pictures/I2noDnKjVkg/Winter+Olympics+Figure+Skating/96d1BEWW4FT/Daisuke+Takahashi













大ちゃんのプロトコルです。


 




マイナスは冒頭の4Tと3連続ジャンプになるはずだったコンビ。
それ以外はきれいなスコア。
実は、今回のフリー、マイナスが付いてなかったのはジェレミーだけでした。
ちなみにジェレミーも私は泣きました。
私が見ていて感動して泣いたのは、大ちゃんとジェレミーだけ。

プロトコルを見る前に気づいたのは実は、大ちゃんのPCSが高かったこと。
91.0。
PCSの細かいところを見るまでもなく、9点台の多さは予想がつきました。
4回転がダウングレードしたにもかかわらず、PCSが高い。
今回のPCSはジャンプと比例する?なんて思っていたのですが、
そうでないのかな、なんて思いました。
パトリックも小さなミスがジャンプで多かったのにPCSが高い。
9.39。
中でもSSはジャンプ点か?なんて思ったのですがそうでもない?
ちなみに結弦くんは9.07。
まあ・・・ジャンプ点とは乱暴な言い方でしたが、
本来はジャンプだけでなく
つなぎで見られるような加速力、グライディング、エッジの使い方、スピードや滑走方向のバラエティの付け方、両足滑走を使いすぎていないかをみるところ。
これらがわかりやすいのは、つなぎやステップシークエンス。

ステップシークエンスはレベル4は大ちゃんとパトリックとデニスのみ。
GOEの加点でトータル5.9は、大ちゃんとパトリックで並びました。
ちなみにデニスは5.2。

コレオステップシークエンスは、レベル1で基礎点2.0は全員同じ。
だからGOEで差が出る。
パトリックが3.8でトップ。
つづいて大ちゃんで3.7。
結弦くんが3.6。








大ちゃんは、テクニカルは11位。(かな?)










でもね、スコアじゃない部分で、もう、感動したから。








大ちゃんの今の精一杯ってわかった。
でも、気持ちは、全然、負けていなかった。











ずっと笑顔だったね。












このプロは、愛だもの。
愛は、笑っていなきゃ。














武史先生が言いました。

















最後の最後まで、笑顔で、気持ちよく滑っている演技。
惹き込まれていく演技でしたよね。





どんな結果であろうと
やはり、けががあり、
それを乗り越えてバンクーバーでメダルを獲り、
そして、またこのオリンピックの直前にケガをしてしまって
すごい苦しい思いをしたと思うんですけど、
それをやはりこうやって座って笑顔で終われたって言うことは
良かったんじゃないですかね。







 








うん。
笑顔だもの。











でも、この笑顔も私には泣けてきてしまって。















次のスケーターさん、すみません。
全日本と同じで、
また呆けていて、
頭に全然入ってきませんでした。










こうやって、私のソチは終わりに大きく近づきました。











でも、この感動は忘れない。















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