100%でなくても、不安があっても。
昨日は、プレミア席のショートサイドでした。
ジャッジ側から見て右手のショートサイド。
友人がとってくれた席です。
いつもなら足元見たくてスタンド席なのですが、
今年は近くにいって応援したい。
ただ、その思いでチケットをとっていまいした。
友人たちとシェアする中で、このような席で見られたことは本当に幸運でした。
最終グループの前に整氷作業が入り、やがて選手たちがやってきました。
大ちゃんは、リンクインの前からジャージを脱ぎ、後ろのほうで静かに待っていました。
リンクインする際も一番後ろだったかな?
滑り出す大ちゃんにたくさん声援をおくりました。
1回だけ彰生くんに声援おくったら、大ちゃんが目の前でジャンプしました。
・・・もう絶対、大ちゃんから目を離しませんm(_ _)m
今日は、大ちゃん一筋で行きます。
大ちゃんはルッツトゥとかきれいに決めていました。
いつもより、ジャンプの調整が多いかな?
そんな感じがしました。
後半は3Tのみ。
ゆるやかに弧を描いて跳んでいました。
表情は・・・何といえばいいのかな?
厳しい。
そんな感じかな。
1分をきったところでも大ちゃんは1本跳びにきました。
めずらしい。最後はスケーティングが多いのに。
それほどなのか。
そして終わりました。
結弦くんの演技が終わり、大ちゃんがリンクインしました。
花束がたくさんある中、滑り出す大ちゃん。
やがて結弦くんの得点が発表され、会場は大きく鳴りました。
結弦くんもベストではなかったけど
(私の中では、ですよ。ちなみにベストはGPファイナルです)
ジャンプやスピンなどある意味、評価されたのでしょう。
得点放送が終わると同時に大ちゃんの名前があらゆるところから聞こえ、
大ちゃんのコールさえ聞こえないほど。
自分もしながら、感動しました。
こんなに待っていた人達が多いなんて。
きっと、テレビの前にはもっともっと多くの人がいる。
これが髙橋大輔。
やがて、スタートポジション。
Daisuke Takahashi - 2013 Japanese Nationals SP
http://www.youtube.com/watch?v=i2l80y8MpSk
冒頭4回転は両足着氷。
続く3Aはおりるものの詰まったように転倒。
何事?と一瞬びっくり。
今回もN杯Version。
スピンに入りステップを踏みながら
最後のジャンプ3Ltz+3T。
流れるように跳んだ後はシットスピン。
そしてステップシークエンス。
ラストのスピンはフライングシットでバランスを崩しながらも
一応コンビネーションをしてフィニッシュ。

大ちゃんの全日本のSPは終わりました。
率直な感想を書きます。
儚げな感じがしたのです。
加えて、そんなに、なのか・・・・・・!
ツイの中にはそれでいいという人もいましたが、
私はこの曲に関しては、そうでないだろう!
と思っています。
この曲の私の印象は、N杯の時が今、一番近いのです。
彼の「今」を考えれば、精一杯の技術だったのかもしれません。
足の痛みと、痛み止めをしていることとか考えれば。
(飲んでいるのか打っているのかは、私にはわからない)
痛みを抱えることは部位は違くても多くの人に経験があると思いますから
想像できると思います。
私は、腰痛を2年前に患ったとき、自分ではどうしようもない痛みで動くのがやっとでした。
頭痛は最近こそないですが、以前は慢性的にあり、それを軽減するために薬を飲めば、
痛みはなくなってもぼんやりしたものです。
大ちゃんが同じとは言いません。
でも、違うとも言えないのです。
だから、なんでなのか、と考えることはできると思うのです。
でも、これは私の考えなのです。
公式練習後のインタでは、素直な気持ちを語っていたのだろうと思う大ちゃん。
そして、その気持ちのままに氷上に立ってしまったのではないでしょうか。
前記事にも書きましたが、
数日間、氷上に立たなかったこと、ジャンプをしなかったことは
だいぶ演技に影響すると思っていました。
そして、心に影を落としていたのかもしれません。
それでも、大ちゃんは、全日本に帰ってきた。
うん、それはそれでうれしい。
でも、
帰ってきたのだから、腹をくくろうよ( ̄∇ ̄)
で、今日で一区切りですよ。
捲土重来。
気力でいけ!
今の私はそれしか言えないかな。
最大の敵なのかな、己の体が。
でも、自身の体であるのだから、最後のコントロールは自分ができるはず。
それができるのも、髙橋大輔。
と私は信じてます。
最後に中庭さんのコラムを。
高橋大輔の挑戦
http://www.athlete-journal.com/figureskate/kensukenakaniwa20131222.html
(前略)
ショートプログラム4位と出遅れた高橋選手だが、私は高橋選手が改めて偉大なスケーターであると感じた。
足の状態が予想以上に悪いように見えた。今朝もほとんどジャンプをやらずに調整したようで、練習を見ていても4回転は成功しそうになかった。それでも4回転をやりにいくその気持ち、逃げない姿勢がすごい。トリプルトリプルでまとめれば、90点は出ると思う。その選択肢もあったのだろうが、それを選ばなかった。後輩たちに示しがつかないと思ったのだろうか。そのような意気込みがすごいと感じた。
高橋選手は羽生選手の次の滑走だったが、会場は高橋選手一色だった。グランプリファイナルで羽生選手が99.84点を出した時、しばらく会場のざわめきがやまなかった。だがこの日の雰囲気は少し違った。会場全体がすぐに「大ちゃん頑張れ」という雰囲気に切り替わった。高橋選手にオリンピックに行ってほしいと願うファン、そして高橋選手のこれまでの功績を称えるファンが多くいた。これが日本のエースは高橋選手であると感じた理由のひとつである。
(後略)
Go!大輔。
今日も応援、頑張ります。
だいぶ、偉そうに言っちゃったよm(_ _)m
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