臥薪嘗胆。
フィギュアスケート企画
臥薪嘗胆 高橋大輔 ~下~
http://www.nnn.co.jp/dainichi/rensai/skate/130427/20130427059.html
ソチへすべてチャレンジ
今シーズンの高橋大輔はチャレンジの1年だった。まず昨年6月、2005年~08年まで師事していたニコライ・モロゾフ氏と再びタッグを組むというニュースで世界中のフィギュアスケートファンを驚かせた。
長光歌子コーチ、ジャンプコーチの本田武史氏をはじめ、トレーナー、栄養士らで08年より結成された「チーム高橋」の総力で、バンクーバーオリンピックの銅メダル獲得や10年の世界選手権優勝、11年の四大陸選手権優勝という結果を出し続け、12年の国別対抗戦で見せた「Blues for Klook」の演技はフィギュアスケートとしての極致に達した。高橋の力量と環境はまさに盤石の態勢。それだけに再びモロゾフコーチと連帯するというニュースは、青天のへきれきの出来事だった。
1シーズンを終え、モロゾフコーチとの関係について高橋は「変化を求め過ぎたところが反省点。良かったのは練習のときにモチベーションを高めてくれたこと。練習環境がさらに整ったこと」と挙げ、モロゾフコーチの存在が“勝利までの誘導”から変化し、主導が高橋本人に移っていることをも示唆した。「ソチオリンピックまでやれることはどんなことでもしたい」というチャレンジ精神は、スケート靴とブレードの変更につながった。
国別対抗戦後の会見で長光コーチは「ジュニアとシニアの最初のころに使用していたブレード、『ゴールドシール』に変えたのは、クイックするターンなど、点でまわるのにやりやすいから」と明かした。ゴールドシールは角度のきついブレードで、氷面を点でとらえるため高橋のエッジワークを生かせるという長所がある。しかし、その特性からジャンプの安定性に欠けるという欠点もあった。
3月の世界選手権を前に高橋はシムズベリー(アメリカ)の地で極度の練習を積んだ。しかし、結果が伴わなかったことで、ブレードへの信頼性が薄らぐ。そして、チーム高橋は国別対抗戦を前にブレードを元に戻すという戦略をとった。「全日本(選手権)のときは、古いブレードを使っていてカーブも少なくなっていた。自分自身、ブレードに対して疑っている部分があったので、『思い切って戻してみよう』と思った」と高橋はその心境を明かす。
高橋のチャレンジについて、四大陸選手権前に行ったショートプログラムの変更も欠かせない。「オリンピックシーズンは、そういった綱渡りはできない。かつ、オリンピックまでショートとフリーと一つずつしかないということで、ショートに関して違うものをもう一つ見てみたい。やらしてみたいという思いもあった」と長光コーチ。今シーズンについては「ソチまでやり残したことがないように、すべてのことをやった。良い結果だけが良いものにつながるわけでなく、悪い結果のときのほうが良い判断材料になる。総合的に考えると良いシーズンだった」と総括した。
「ソチは3年前から準備し、今までで一番準備できているオリンピック。後もうちょっとできる、そのもうちょっとが毎日続けていければいいと思う」と話す27歳は闘志を内に秘め、五輪プレシーズンを締めくくった。
変化を求め過ぎたところが反省点。
良かったのは練習のときにモチベーションを高めてくれたこと。
練習環境がさらに整ったこと
ちょっとわかりにくいんだけど、
変化ってなんだろう?
どういう変化だったんだろう?
練習環境の変化?
練習方法の変化?
プログラム?
求めすぎたって、というのは欲を出したってことかしら。
何かのインタビューで言ってましたよね。
そうか、よりよく演技するために
エッジを替え、プログラムを変え、練習拠点も日本から海外へ転々とし、
そういう変化を受け入れてきたのが今シーズンでしたね。
まあ、それにはアドヴァイザーの意見も入れてきたのでしょう。
引き出しが多いみたいにしーちゃんも言っていたニコライ。
その多様さ故に大ちゃんもいろいろ試してみようと思ったのかもしれません。
その攻めの姿勢、モチベーションを高めてくれたのもニコライ。
お試しには良かったのかも知れません。
世界各地に練習拠点をもつニコライ。
来季もそこのところはお願いしたいものです。
全日本(選手権)のときは、古いブレードを使っていてカーブも少なくなっていた。
自分自身、ブレードに対して疑っている部分があったので、『思い切って戻してみよう』と思った。
大ちゃん自身がいろいろ感じ、決断してきた。
でも、中には迷うものもあって、その時は歌子先生がアドヴァイスをおくったのでしょう。
かつ、オリンピックまでショートとフリーと一つずつしかないということで、ショートに関して違うものをもう一つ見てみたい。
やらしてみたいという思いもあった。
SPの変更について歌子先生から明確に聞いたのは、初めてかな?
忘れているだけかもしれないけど。
点数の伸び悩んだ印象のある初期SP。
もしも伸び悩みを解消すべくプログラムを滑ったら、大ちゃんの評価はどんなものなのだろう?
来季に向けて行けるのか行けないのか?
それは試してみなければわからない。
そんな風に感じました。
結果は言わずもがな。
ステップの評価は上がり、つながったと思います。
良い結果だけが良いものにつながるわけでなく、悪い結果のときのほうが良い判断材料になる。
総合的に考えると良いシーズンだった
歌子先生自身もいろいろ悩まれたのでしょうね。
悪い結果が出た。でも、それは失敗じゃない。
正解へ至る道しるべ。
最終的に「良いシーズン」と仰って良かったと思います。
ソチは3年前から準備し、今までで一番準備できているオリンピック。
後もうちょっとできる、そのもうちょっとが毎日続けていければいいと思う
臥薪嘗胆。
毎日、コツコツと。
私からは、もう一つ。
捲土重来。
されど、その意気込みは
最後のシーズンを楽しむことを忘れずに、
静かに燃やすのでは?
と期待しています。
そう、準備してきたのだから。
懐かしの道化師衣装。
これも替えましたね。
今日はここまで。
明日は、6時に家を出ます。
では、おやすみなさい。
読んでくださり、ありがとうございます。
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