鈴木明子さんのコラムや記事がたまったので、まとめて貼り付けます。





【鈴木明子のHAPPY SKATING】どうせやるなら、楽しまなきゃ損!

2012/10/10 14:35更新


http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/sports/other/597726/



 オフの恒例行事が米国での滞在です。今年も5月上旬から約1カ月間、デトロイトに滞在しました。

 オフに米国に行く主な目的は、新しいシーズンの演技の振り付けですが、私の中では休養の意味合いもあります。シーズンが終わった後に思うことは、「まずはゆっくり休みたい」ということなのです。

 だけど、日本にいると、シーズンと同じように名古屋市内のリンクに通う日々になってしまいます。集中してシーズンを過ごした直後には気分転換も必要ですし、スケート以外の時間を過ごしたいとも思います。

 もともとデトロイトに行くようになったのは3年前から。バンクーバー五輪の翌年からだったのですが、そのときは本当に振り付けに1週間滞在しただけです。昨年から1カ月の期間で、ゆっくりと自分の時間も作れるようになりました。現地では車も自分で運転して、一緒にスケートをしている仲間たちとショッピングモールにも足を運んだりします。

 もちろん、スケートの練習もこなします。今年はそんなデトロイトで自分をさらに成長させるできごとがありました。


 ■アイスダンスで劇的変化

 それは、スケーティング技術の向上です。デトロイトはアイスダンスがすごく有名な土地柄なのです。私はもともとアイスダンスが大好きで、現地で他の選手たちの練習を見ていて、スケーティングで学べることはないかと考えました。

 振り付けを担当してくれるパスクワーレ・カメレンゴ先生に「ジャンプじゃなくて、スケートがうまくなりたい」って打ち明けると、アイスダンスの技術面を教えているコーチに頼んでくれて、レッスンを受けることができたのです。

 1回のレッスンだったので時間は45分。教わったことも、本当に基礎的なことで、もしかしたらずっと昔の子供のころに指導された内容に含まれていたかもしれません。1回習ったことがすべて身につくわけではありません。でも、レッスンで教わったことが、自分にとっては改めて新鮮に映り、すごく大きな収穫となりました。

 自分自身でも驚くほどの進歩で、スケート靴の重心が乗る位置で、氷の押し方というか、それがすごく変わることを実感できました。「ここに乗ったらこんなに滑るんだというのがあった」という感覚をつかめました。日本に帰ってきて、練習を見てくれた長久保裕コーチに「すごく滑るようになった」といわれたほどです。それをプログラムに生かしていくにはまだ時間がかかりそうですが。


 ■聞くは一時の恥

 スケートの世界は2年後のソチ五輪に向けて、また新しい選手も次々に出てきます。私は昨年の世界選手権で銅メダルを取ることができましたが、正直にいえば、余裕はいっさいありません。一瞬でも油断したらすぐに抜かれてしまうと思いながら、いつも必死です。せっぱ詰まったような焦りはありませんが、それこそ泳ぎ続けないとっていつも思っています。

 そういう気持ちの中で、スケーティングをうまくなりたいという気持ちもわき起こってきたのかもしれません。上のレベルに行くほど、人に聞くのは恥ずかしくなりますが、そこでの恥ずかしさは一瞬だと思って、コーチにも疑問に思ったことは聞くようにしています。

 あと、必死な中にも楽しむ気持ちを忘れてはいけないと思っています。これはフィギュアスケートの世界だけでなく、社会人や学生の読者の皆さんも同じではないでしょうか。どうせやるなら、楽しまなきゃ損!ですよね。同世代の女性とか、もうちょっと年齢が上の方で、たとえば子育てを終えて、また人生の次の一歩を踏み出そうとしている人に、私の演技からそんなメッセージが伝わればいいなと願っています。










あっこちゃんの充実のオフがこのような形で知ることが出来たのはうれしかったですね。
ツイやfbで、実はずっと見て知っていました。
あっこちゃんやあっこちゃんと一緒にショッピングモールに行った鈴木春奈ちゃんのお写真などからね。
あっこちゃん、とってもリラックスしているなーと思いました。




スケーティングの練習、
『littleWings2012』(双葉社)でも言ってましたが、
有言実行だったんですね。
得るものがあって、でも、それをプログラムに生かすには・・・・・・
がんばって欲しいです。


たぶん、この写真はその頃のものだと思うのです。


 






それにしても心の友と同じ事言ってるなーなんて思いました(^_^;)




私は昨年の世界選手権で銅メダルを取ることができましたが、正直にいえば、余裕はいっさいありません。
一瞬でも油断したらすぐに抜かれてしまうと思いながら、いつも必死です。
せっぱ詰まったような焦りはありませんが、それこそ泳ぎ続けないとっていつも思っています。





あと、必死な中にも楽しむ気持ちを忘れてはいけないと思っています。これはフィギュアスケートの世界だけでなく、社会人や学生の読者の皆さんも同じではないでしょうか。どうせやるなら、楽しまなきゃ損!ですよね。同世代の女性とか、もうちょっと年齢が上の方で、たとえば子育てを終えて、また人生の次の一歩を踏み出そうとしている人に、私の演技からそんなメッセージが伝わればいいなと願っています。






必死。
楽しむ。





ベテランだからこそのご意見なのかしら?
同時期に同じようなコメントって言うのが面白かったです。



 






【鈴木明子のHAPPY SKATING】もっと上の表彰台を目指して

2012/10/17 15:32更新



http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/sports/other/599419/



 少し前の話になりますが、ロンドン五輪は私も練習の合間などに多くの競技をテレビ観戦しました。一番印象的だった場面は、実は開会式でした。

 「えっ、開会式」って疑問に思う読者の皆さんもいるかもしれませんね。私も、自分がバンクーバー五輪に初めて出場するまで関心が薄かったですから。でも、ロンドン五輪の開会式はちょうど日本で朝の練習前だったので、テレビで見ることができ、日本選手団の皆さんの表情を見ていたら胸がいっぱいになったのです。

 レスリング女子代表で旗手を務めた吉田沙保里さんをはじめ、メーン会場を行進している姿の裏に、みんながどれだけ努力していたかを想像しました。陰でした汗や積み重ねた努力がどれほどのものだったのか、私にはわかりません。だけど、適当にやってきた人は一人もいないと思います。


 五輪に出ることの大変さは、バンクーバー五輪に初めて出ることができたとき、身をもって実感しました。だから、入場行進している選手がすごくいい顔をしているように見えたのです。




 五輪で最高の結果を出せるように、みんなが調整をして臨みます。だからこそ、結果が良くても悪くても、ドラマが生まれるように思います。それって、作ったものよりもはるかに感動するドラマで、作れないんだなって思います。



■自分らしく一生懸命に

 私はまだ、2年後に迫るソチ五輪について、目指すとも目指さないとも明言していません。いまを一生懸命やることでモチベーションを保っているので、まだわからないというのが正直な気持ちです。先生(長久保裕コーチ)からも「お前、来年やってっかなあ」っていわれます。

 でも、以前よりは漠然とした気持ちが徐々にリアルになってきたかなとは思います。

 私は、バンクーバー五輪に出場したときは、メダルを取れるような選手ではなかったです。だから、8位入賞ができて、やり残したことはないと思ったし、次に挑戦することもないと思っていました。

 それが最近になって、バンクーバー五輪のときの映像を先生と一緒に見る機会があって、そうしたら自分でも「下手くそだなあ」って少し笑えてきました。あのときは、必死だったし、一生懸命でした。それで、入賞までできたのに、先生からも「このころより成長したね」って、いってもらいました。

 成長が続いているなら、自分でストップをかける必要もありません。だから、ソチはまだ見えないけど、とにかく今年のシーズンを自分らしく、一生懸命必死にやろうと思っています。

 ■高橋大輔選手が刺激に

 私に刺激をくれる同年代のエースもいます。男子の高橋大輔選手です。私より1つ年下の大ちゃんは、ジュニア時代から一緒に滑っていて、幼なじみのような存在です。

 そんな彼はバンクーバー五輪で銅メダルを獲得後、さらなる上を目指してすでにソチへの挑戦を表明し、世界のトップを突き進んでいます。大ちゃんの存在にすごく影響されているし、私が競技を続けている理由の一つに、彼の頑張りを見ていることもあります。

 心強い選手が近くにいる中で、私の今年の目標は昨年よりも上にいくということです。世界選手権で銅メダルを取れましたが、その上に2つさらに輝くメダルがあります。もっと上の表彰台へ。そこにたどりつけるように、まずは自分自身を成長させていきたいです。(おわり)









あっこちゃん、オリンピックのことを語っています。


レスリング女子代表で旗手を務めた吉田沙保里さんをはじめ、メーン会場を行進している姿の裏に、みんながどれだけ努力していたかを想像しました。
陰で
した汗や積み重ねた努力がどれほどのものだったのか、私にはわかりません。
だけど、適当にやってきた人は一人もいないと思います。





五輪で最高の結果を出せるように、みんなが調整をして臨みます。
だからこそ、結果が良くても悪くても、ドラマが生まれるように思います。
それって、作ったものよりもはるかに感動するドラマで、作れないんだなって思います。




前に岩手在住のブロガーさんの記事に同じようなことが書かれていて、
思い出しました。
フィギュアは華やかな競技だが、
見えないところで選手はたくさんの努力をしているのだろう、
と書いてあったように思います。
あっこちゃん自身、バンクーバーでそれを経験し、
きっと今回の夏季ロンドンオリンピックを見ながら、
思いを馳せたのではないでしょうか





そのオリンピックに向けて、あっこちゃんから心強いお言葉が。



でも、以前よりは漠然とした気持ちが徐々にリアルになってきたかなとは思います。



メーテレの特集と同じ事言ってるー!と読んでてうれしくなりました。



それが最近になって、バンクーバー五輪のときの映像を先生と一緒に見る機会があって、そうしたら自分でも「下手くそだなあ」って少し笑えてきました。あのときは、必死だったし、一生懸命でした。それで、入賞までできたのに、先生からも「このころより成長したね」って、いってもらいました。

成長が続いているなら、自分でストップをかける必要もありません。だから、ソチはまだ見えないけど、とにかく今年のシーズンを自分らしく、一生懸命必死にやろうと思っています。






続いている成長。





しーちゃんこと荒川静香さんが
今日の読売新聞で


技術的には30歳まで衰えないもの。
精神的に目標がある限り磨き続けることは可能だと思う。



とあっこちゃんの事を言ってます。



あっこちゃん、心の片隅にあるよね!あるよね!
やるでしょ!やるでしょ!



ちょっと、言ってみたくなりました(ワラ



その大ちゃんのことをあっこちゃん自身が語ってくれました!



私に刺激をくれる同年代のエースもいます。男子の高橋大輔選手です。私より1つ年下の大ちゃんは、ジュニア時代から一緒に滑っていて、幼なじみのような存在です。




幼なじみ。




フィギュアの幼なじみ。
なんかいい響き。




大ちゃんの存在にすごく影響されているし、私が競技を続けている理由の一つに、彼の頑張りを見ていることもあります。

心強い選手が近くにいる中で、私の今年の目標は昨年よりも上にいくということです。
世界選手権で銅メダルを取れましたが、その上に2つさらに輝くメダルがあります。
もっと上の表彰台へ。
そこにたどりつけるように、まずは自分自身を成長させていきたいです。(おわり)







心強い選手が近くにいる





あっこちゃんも大ちゃんが近くにいることを心強いと思っている。
そして、それをモチベーションにしてる。

ああ、なんだかいいですね。
互いに尊重し、互いに元気の素にし、互いに励まし合っている。

あっこちゃんが1個年上で、
大ちゃんが年下気質の甘え上手で話すから
ついお姉さんぽい感じになっている。
あっこちゃんもそれはわかっているから
大ちゃんの話に静かに頷いている。

でもね、
あっこちゃんももしかして、
自分の周りに同年代でしているという人がいない状態なのかもしれない。
これは、大ちゃんと同じ。
だから、カテゴリーを超えたところに大ちゃんがいる、
て意識しているのかもしれない。







幼なじみ。

小さい時は男も女もないもんね。
みんな友達、みんな仲間。
みんなで声かけあって、みんなで一緒にいろいろやって。
みんなで前へ向かっていって。



こんなだから、
願わくば、二人が一緒に進んでいって欲しい
と思わずにはいられないのです。




 





あっこちゃんの記事を読売新聞で見つけました。




 
 
 読売新聞10月12日(金)づけだったと思います。
たぶん、もう既出だと思いますが、記録用で貼り付けました。
クリックすると大きくなります。

 




内容的には、これまでに語られていることが出ていました。

でも、読売さんが単独インタビューで取り上げてくれたことが
なんかうれしかったですね。
どうしても外せないことで
「世界選手権メダル獲得は、日本人で最年長」
が付きますけどね(^_^;)
でも、そういう注目のされ方でもいいかな?
と私は思っています。
あっこちゃん自身、
この年齢でどこまで出来るか挑戦したい
みたいなことを言ってましたからね。

あっこちゃん、
私も「銅」の先の景色をみたあっこちゃんの話が聞きたいです!
応援します!














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