五輪のメダルが目標じゃない。
1年半、やれる限りのことをやって、どこまで進化できるかが楽しみなんです。
演技も技術も。
とりあえず今シーズンは、フリーの4回転ジャンプ2本が世界トップの必然になっているので、それが目標です。
進化。
進化を楽しむ大ちゃんですね。
ここのところ、ジャンプの話が多かったのですが、一言、凝視してしまいました。
演技も。
昨季は4回転を決めることに重点がいっていたみたいですからね。
歌子先生のコメントを思い出しました。
長光歌子コーチは「まだ伸びしろがある。今季は4回転に頭が集中していた。普段の練習を見ている私からすれば、もっと演技や滑りを出せる。体から音が出るような滑りは、教えてもできるものではない、彼だけの感性。みんなが引き込まれるような演技へ、あと2年間でピークを持っていきます」という。
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/winter/skate/figure/text/201204060005-spnavi_1.html
今年は、心が入り込めそうなFSですから、演技にも大注目です。
・・・・・・ですが、やはりジャンプ。
というか、4回転2本はスタンダードになるんですね。
ただ、2本入れればいい、と言うわけではないと思うのです。
2本入れてプログラムを完璧に最後まで滑る。
これが大事だと思います。
要は、スタミナかと思いますけどね。
でも、このスタミナ。
やはり、スケーティングと関係あるみたいです。
今日、先日の報ステの結弦くんの特集を見ていたのですが、
ゆづはわかりやすく説明していましたね。
4歩より3歩。
筋力を使わないで済む、と。
ゆづは、スタミナ不足が課題でしたからね(^-^)
ぶっちゃけ、スタミナ王はパトリックかなーと思っています。
彼の昨季のナショナルはすごかったですものね。
ナショナルで完璧、じゃなかったけ?
すごいハート、とも思いました。
でも、それも、
確かなスケーティング技術とスタミナあってのことだと思いますので。
大ちゃんも昨季はスケーティングの見直しをして、いい面が出たようですよね。
ま、それだけじゃなくて、
いろいろなこと(バレエとかストレッチとかお風呂とか)の相乗効果が表れて
最終結果がオーライになったように思います。
大ちゃんだもの、こんな事は当然踏まえて、4回転2本発言だと思っています。
4回転2本はまだ人間の限界じゃない。
ソチ五輪には3本という選手も出てくるんじゃないかな。
しんどいけど面白い。
時代に取り残されないようにするのに必死ですよ。
でも、そこで戦うメンタルを維持していければ、
それは人生にとってのいい経験にもなるって思うんです。
まあ、武史先生現役時代は3本跳びましたからね。
今と採点方法が違うとは言え、3本は事実。
だから、限界じゃないと思います。
ただ、今の方がジャンプはコントロールもジャッジに見られているし、
他のエレメンツもぎっしりですからね。
しんどいと思います。
そう、しんどいよね、大ちゃん。
あっこちゃんのことを話す大ちゃんを思い浮かべながら、
ふと、そんなことを思いました。
数年前までは、
20代後半で現役をする人がいるとは思ってもいませんでしたよ、私は。
体のメンテに気を遣っているんだろうな、と思います。
そして、何よりもメンタル。
戦うメンタル
そうか、メンタルは
体のカンフル剤なのかもしれないな。
しんどくても前へ進むための。
だから、モチベーションをいろいろもっているのかもしれない。
そして、
面白い。
これも、メンタルの大事な要素。
こういう大輔が、
私にとっても
日々のモチベーションになっています。
それは人生にとってのいい経験にもなるって思うんです。
そうよね!
ニコライのことも触れていましたね。
昨日の日刊スポーツの記事と被るところが多かったです。
懐かしいと言うより新鮮な感じ。
彼は『ジャンプが跳びやすいかどうか』を気にする。
ジャンプの助走をいろいろ変えて、毎回『どうだ?』って聞いてくるんです。
だから僕はジャンプは下手に失敗できない。
その緊張感が新鮮でした。
アモディオを見て格好いいなって思ったりして、新しい刺激もありました。
色を変えたところが被っていないところです。
いい刺激を得ているようですね。
大ちゃん、ニコライに良い感じでモチベーション上げてもらっているのかしら?
とも思いました。
・・・・・・私、指導者ニコライはすごいと思っているんですよ。
それにしても、大ちゃん、
競技会で今度はフローランとも仲良しショットが見られるかしら?
なんて期待しちゃいそうです。
- AERA(アエラ)2012年10月22日号/朝日新聞出版

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